入学前日
ついについにこの日がやってきましたわ!!
ついに明日シン君に会うことができる!!
この日をどれだけ待ち望んだことか!
はあぁぁぁ、シン君のことを考えると全然眠れませんわ。今日で何日徹夜してるんでしょうか?それでもまだ3日程度なんで大丈夫でしょう!
どんなに楽しみだからって、今日だけはちゃんと寝ないといけませんね。こんなやつれた顔シン君には見せられませんから。
楽しみなのと同時に明日からは憂鬱ですわ。今度はどれだけの人に告白されないといけないんでしょうか?ああ、考えただけで悪寒が。どうせ私に群がってくる男なんて地位しか見てないでしょ?私が公爵家の娘でなくなった瞬間去っていくことなんて見えているんですから。
それに比べてシン君なら、私がどんな立場でも受け入れてくれる!ああ、なんていい人なんでしょう!
っと、また思考がトリップしてしまったわ。もう少し落ち着かなくては。これじゃあ、シン君に私の変なところを見られてしまいますわ。
ああ、早く明日にならないでしょうか。
あ、でもシン君は私だとわかってくれるでしょうか?シン君前から人間不信なところがありましたから。
うーん、それに学校ってかなり広いですから、すぐは見つからないと思うんですよね。
あ、そういえば、シン君ってアルビノって言ってましたよね?ってことはすぐ噂にはなるでしょうけど、それでイジメられたりしないでしょうか?そこは不安です。
まあ、イジメているやつがいたら、私がボッコボコにしてやりますけど♪
そうだ。お弁当、作って行こうかな♪でも邪魔かな?持ってきてたりしたら邪魔だし、最初はやめておこう。その次から持っていこう!
ふふ、私がいてびっくりするかな。
楽しみだな。早く会いたいよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます