第21話 準備 4

とりあえず難は去ったから、新しいスキルでも確認してみますかね。



シン・サトウ Lv1

HP253(24310)

MP2930(100000000)(カンスト)

攻撃186(17610)

防御229(21910)

魔攻181(17110)

魔防210(20010)

俊敏261(25110)

-戦闘スキル-

無属性適性

剣術 Lv6(Lv10)

二刀流

無属性魔法 Lv10

水属性魔法 Lv3(Lv10)

(創造魔法 Lv10)

(封印:ブラックパンサー)

身体強化 Lv6(Lv10)

(自然回復力上昇 Lv10)

(HP自動回復 Lv10)

ダメージ軽減Lv2(Lv10)

回避Lv3(Lv10)

-非戦闘スキル-

(システム:メニュー Lv100)

魔力回復速度上昇 Lv39(Lv100)

(成長率上昇 Lv100)

(スキル取得基準低下 Lv100)

(鑑定 Lv100)

(看破 Lv100)

(偽造 Lv100)

(隠蔽 Lv100)

魔力操作 Lv26(Lv100)

(スタミナ自動回復 Lv100)

(スタミナ消費軽減 Lv100)

(増殖 Lv28)


借金 315200ルア



うん、おかしいな。まずはなんで増殖なん?明らかに不穏な気配しかしないんだけど。


・増殖

MPを消費し続ける間、対象物が増え続ける。物によって消費MPは異なる。

レベルが上がると一回で増える量が多くなる。


うん、やっぱりおかしかったよ。まあ、部屋がいっぱいになるくらい増えるんだから当たり前か。


それとあれだけ増えたのにレベルが28しか上がってないことだ。まあ、すでに感覚がおかしいのは気にしないで欲しい。あれだけ増えたなら、50は超えてもいいと思っていたのに。


まあ、やっている内に簡単にレベルも上がるだろうし、いいか。


一応、リンスの入手法も確立できたし。たぶん、これだけあれば、そう簡単には終わらないだろう。


ただなあ、増殖を使う時は気をつけないとな。ヘタしたらまた部屋がいっぱいに増えちゃうからな。


後やらないといけないことは、どうやってリンスを売るかだよな。正体を明かすことはできないからな。ほんとどうしよう。


匿名でやるのはいいけど、顔を隠して行くとかなりあやしいし、そんなやつの売るものを買いたいか、と言われれば買わないよな。


かと言って、隠さず行って問題を起こしたら、それはそれでめんどうだし。それにどうやって作ったか聞かれれば、答えられないし。


1番は自分で店を作って売ることだけど、最初だと全然売れないだろうし。それに、異世界人がいるんだから、リンスを作ったことのあるやつはいるだろうし、信用のない内はやめておいた方がいいよな。前に作ったやつが何かやらかしてたらやばいしね。


そんなことで、僕が異世界人ということを明かせられる人がいればその人経由で売ればいいけど、そもそも他人なんて信用できないしな。はあ、どうしたもんかな。


ほんと、信用できる異世界人が欲しいよ。そうすればどれだけ楽になるか。いろいろと愚痴りたいし。


まあ、ユキがいるから愚痴に関してはいいけど。


『そうですよ。私がどれだけご主人様のために動いているか。もう少し労ってくれてもいいんですよ?』


そのわりに抜けているところもあると思うんだけど?


『そ、そんなことはないですよ』


あっそ、まあいいけど。確かにそうだよな。いろいろやってくれてるし、ありがとな。


『え?ご主人様がお礼を言うなんて、ありえない!』


おい、人をなんだと思っているんだよ!


『ご主人様?』


確かにそうだけど。普通言うことは違うだろ!


『え?じゃあ、私にお礼の言葉すらない人?』


それは酷すぎるんじゃない?


『え?だって事実じゃないですか。それに今回で評価も変わりましたから』


どんな風に?


『私に1度しかお礼を言ったことがない人』


うん、あまり変わってないよな。


『そんなことはないですよ』


この後そんな会話を続けていた。


僕はこんな会話が好きだったことにこの日気づいた。


でも問題は何も解決はしていないことに、終わった後に気づき、考え直したが、いいアイデアは浮かばなかった。



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