とある公爵家の1人娘

私の紅瑠奈。これは前世での私の名前だ。


新しい名前はルティーナ・スカーレットだ。


私はこっちの世界でシン君を見つけなければならない。シン君の隣が私のいる場所だから。


私がこっちの世界に来て何度死のうと考えたことか。でもシン君がいるはずだから、踏み止まることができた。


私は公爵家に生まれたことがわかった。


本当にめんどくさいところに生まれてしまった。これじゃあ、自由に動ける時間があまりないし、政略結婚させられてしまう。それだけは勘弁してもらいたい。私はシン君と今度こそ結婚するんだから!


そのため、ある程度こちらで自分が自由に動けるようにしなくてはならない。


そして、女神様の言葉を思い出し、異世界人って言うことを明かし、保護してもらうことにした。


で、これは案外簡単に上手くいった。


とりあえずはこれでよし。


次は、どうにかして政略結婚させられないようにしなければならない。考えとしては、自分より強いやつとしか結婚しないと言うのがいいと思うのだ。そうすれば、多分私より強いやつなんて早々いない。


そうと分かれば、強くなって親に直談判しなければ。


そんなことで慌ただしく時が過ぎ、私は5歳になっていた。ステータスもここまで上がった。



ステータス

ルティーナ・スカーレット Lv1

HP5052(1263)

MP99060(4953)

攻撃372(93)

防御600(150)

魔攻2248(562)

魔防1580(395)

俊敏1076(269)

-戦闘スキル-

火属性魔法 Lv5

聖属性魔法 Lv3

-非戦闘スキル-

鑑定Lv100

MP回復速度上昇 Lv100

MP上昇 Lv100

全ステータス上昇 Lv100

魔力操作 Lv26

防音 Lv39

-加護-

フェニックスの加護


という具合に死に物狂いで上げた。これでもシン君には勝てないと思うけど。


でもこれで、誰にも文句は言わせない。


というか、この世界実力主義っぽいんだよね。だから、私の要求ももう通っていたりする。親もむしろそれに賛成してるし。


まあ、恋愛結婚する場合は親が認めないといけないんだけど。それでもシン君と結婚するのは変わらないけど。


でもこれからが本当憂鬱なんだよね。今まではパーティーみたいなのは出なくてよかったんだけど、これからはすべてに出なさいって言われるんだよ。なんか肩書きだけで判断して声掛けてきそうなやからとかいて大変そうだからいきたくないんだよ。もし、結婚の話が出たらすべて断るけど。


それと、防音ってスキルは頑張って覚えた。今までにというか今もだけど、シン君成分が足んなくてヒステリックをおこしたんだよね。そのせいで何度も心配されたから、その対策のために覚えた。


本当早くシン君に会いたい。


でもあと5年もあるんだよな。私耐えられるかな?

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