幻想のアリア

淡莉

第1章

プロローグ

中学2年生の冬、わたしは神様に出逢った。

夕暮れ時、家の蔵の上に悠然と立っていた神様はわたしに問いかけた。


「キミはこの世界に何を求めるの?」


その言葉にわたしは・・・

そして神様はわたしに――――――


そして、その時からわたしの世界は狂い始めた。

そして、わたしは世界から外れた。

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