第15話への応援コメント
むかしとあるコンサートに出かけた際に、会場に響く音があまりに美しくて「この音を目で見たいものだなあ」なんてことを思いました。音は音波で、波ですから、それはきっと綺麗な波のように見えるのでしょうね。なので、
「夢現の奏者に導かれて、俺たちは海原を渡っているのだった」
という一文がぐぐっと来ますねー。調和された波は美しい海で、そして海では嵐も起こると。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます。
視覚で楽器の形状はわかっていても、実際にはじめてその音を聞いたとき、どういう感触がするのだろう、どんなイメージを受け取るのだろうと思いながら書いてました。
あと、昔から星々が輝くときは「きらきら」と表現しますが、金属やガラスのような高くて澄んだ音なのかなーとか、ずっと思ってたわけで。
その辺り、もうちょっと語彙力磨いて出直したくなりますけども、精一杯ウンウン唸って絞り出したのを汲み取っていただけて良かったです。
嵐は、さて、どう乗り越えるのでしょうかね。(笑)
続きも早めにお届けできるようがんばります。
終幕への応援コメント
まずは完結おめでとうございます。お話を綺麗に終わらせられるというのはたいへん素晴らしいことだなあと、いまは思うのですよね。この物語を読み始めた時とは違って、いまは自分も、自分を少し再生しているところなのです。
ベタな言葉を使ってしまうと「歌は世に連れ世は歌に連れ」と言いますね。いまは旅路を別れてしまったジウとニューランも、いずれまた繋がるのだろうなと、そんなことを思います。歌は空気を震わせるもので、人は歌を呼吸して生きて行くのだ(マジか)
誰かが歌を繋いでいく…連歌ですね、たぶん。
面白かったです!
作者からの返信
ありがとうございます。
私自身もこれを書き始めた頃と今とでは心境やらだいぶ変化しました。どうにかオチをつけられてホッとしております。
生きてるうちに完結できてよかった…よかっ…た……(涙
ニューランとジョシュ、長命ではあるのでまたそのうちどこかできっと顏を突き合わせて各地で仕入れたネタを語り合ったりしてそうです。
何年か後には、ジウもその中に加わるんでしょうね。
連綿と続く物語、歌、曲、心、いつ聴いてもいつ歌ってもその瞬間の気持ちを忘れずに、大切な宝物にしていけるといいな。