第20話 同化
エスピーニが作り出したドラゴンの猛攻はなおも続く。
右、左、右と交互に前足の爪が飛んでくる。しかも時折、回し蹴りみたいな要領で尻尾を打ち付けてくる。身体は剣を駆使してそれらの攻撃を受け流そうとするが、いかんせん攻撃の一発一発が重い。両腕にかかる負荷は相当なものだ。
〔防戦一方じゃん……て、ヤバッ!〕
咄嗟に左の肘が出た。ドラゴンの爪先が『ガッ!』と肘あてを掠める。鋭い痛みと重みで肘が痺れる。
〔やっぱ重い! けど……腹がガラ空きじゃね?〕
たまたまドラゴンの腹が目の前にあった。手を伸ばせば届きそうな位置だ。
〔腕は痺れてるけど足なら空いてる。なら……えいっ!〕
前蹴りの要領で左の足裏を勢い良く前に突き出す。うまい具合に『ゴッ!』と命中。予想外に効いたようだ。ドラゴンが一瞬、ひるんだように見える。ひょっとしたら打たれ弱いのかもしれない。水で出来ているだけに。
『せいっ!』
すかさず身体が剣を縦に振り切った。真っ二つとまではいかないが、ずっしりとした手応え!
〔うおっ! やったか!?〕
前面を切り裂かれたドラゴンがヨロヨロと後退する。が、『ボコボコッ』という音と共に凹んだ部分がみる間に再生されていく。そしてすぐに元通りになる。
〔じ、自己再生とか反則だろ! 不死身かよ……〕
呆れるしかなかった。こちらの体力は底をつきかけている。技のレパートリーも心もとない。
『グラマジカ!』と、身体が苦し紛れに水の魚雷を放った。
魚群のような大量の魚雷が次々とドラゴンに命中する。が、瞬く間にそれらもドラゴンの身体に吸収されてしまう。魚雷が爆発する間もなく飲み込まれていく。
『ツゥマジカス!』
続いて放った水の刃はいつものより太くて大きい。が、これもドラゴンの表面を僅かに歪めただけでその身体に吸収されてしまう。
〔水系の魔法はダメだ……どうするよ? これ?〕
蹴飛ばした一頭に集中攻撃をしたものの、剣も駄目、魔法も駄目となるとお手上げだ。しかももう一頭のドラゴンが爪でちょっかいを出してくる。
身体がチラリとエスピーニを見る。エスピーニはコケシ岩の上で指人形を操るような動作を続けている。
〔本体を倒すしかないのか?〕
それはこのキャラも同じ考えだったようで身体はドラゴンの攻撃をかいくぐって『ハッ!』と、岩の上に向かってジャンプした。
ジャンプの勢いを利用して剣で突きを狙う。さらに身体は『メルマルク!』で剣にオーラを纏わせる。
〔行けっ!〕
剣の切っ先がエスピーニの顔面に向かう。そしてまさに突き刺ささろうかといった次の瞬間『ドン!』と、只ならぬ力で押し返されてしまった!
「ぐあっ!」
思わず叫んでしまった。どうやら弾き飛ばされたらしい。
何とか体勢を整えて足から着地するが、何が起こったのか理解できない。
『弾かれた……だと?』
身体がそう呟きながらエスピーニを凝視する。
『なんだあれは!?』
いつの間にかエスピーニが水の盾というより『鎧』を纏っている。メマジカは水の盾を作る魔法だが、彼を守るのは騎士の鎧のように見えた。しかも青白いオーラを放っている。
『鎧?』
あれでこちらの剣を弾いたというのか?
〔畜生……両手が塞がってても呪文は使えるってことか〕
岩から下りた途端、待ってましたといわんばかりに再びドラゴン達が襲い掛かってきた。
『クッ!』
やむを得ずドラゴンの連続攻撃を剣で捌き、距離をとる。が、ドラゴンの追撃は止まない。
〔あれ?〕
ドラゴンの連携攻撃……何か違和感がある。どうしてだろう? 先ほどの連携攻撃と何かが違う。右、左、右、と爪やら尻尾やらが飛んでくる。
〔分かった! リズムが違うんだ!〕
同じような連続攻撃でも微妙にタイミングが違う。
〔左側のドラゴン……さっきより動きが鈍くなってないか?〕
よく観察すると左側のドラゴンが繰り出す攻撃のタイミングが若干、遅れ気味であることが分かる。
〔もしかして……水魔法を吸収した分、重くなったとか?〕
考えられるとしたらそれしかない。左側のドラゴンは身体が放った水系の魔法をすんなり自らの体内に取り入れた。だからといってその身体が大きくなったようには見えない。だとしたらあの水はどこに行ったのだろう?
〔密度? そうか! こいつら元々は水で出来てるんだ!〕
水の密度を高めて物体をかたどっているせいか、その重みは相当なものだろう。
〔同じ体積でも密度が高いってことはその分重くなってるはず!〕
そう考え付いたところで身体が反応する。
『密度! そういうことか……』
身体も何か閃いたようだ。
『ならば、逆にこれでどうだ!』
身体が手の平を前方に突き出して左右のドラゴンに向かって呪文を唱える。
『デメル・ド・マジカ!』
その呪文と同時に手の平から『ズンッ!』と、衝撃波が生じる。そして次の瞬間、ドラゴン達の動きが止まった。
『はあぁぁ!』
身体が気力を振り絞るとドラゴン達の輪郭が、なんだか画像がブレた時みたいにガクガクと痺れる。そして『グギャー!』という絶叫と共にドラゴンの身体が急に縮んだかと思うと、あっという間に崩壊した。まるで水風船を割った時みたいに輪郭だけが消滅して中味がドチャっと潰れた。
〔自壊した!?〕
ドラゴン達のあっけない最期に拍子抜けしそうになった。いったい今のはどういう魔法なんだろう?
すると岩の上からエスピーニの独り言が聞こえてきた。
「なるほど。その手があったか。元はといえば水を圧縮して造ったドラゴン。それにさらなる圧力をかけたという訳か」
ということは、さっき身体が繰り出した魔法は水を圧縮する為のものだったのだ。つまり、水を極限まで凝縮したドラゴンは自分自身の重みに耐えられなくなって自壊したということだ。
ドラゴンの残骸は大量の水となって丘の斜面を洗い流した。
それを眺めながらエスピーニはやれやれといった風に首を振った。
「やはり水使い同士の戦いでは決着はつかんか……ならば止むを得まい」
彼は剣を抜き静かに構えた。そして提案する。
「剣で勝敗を決することにしよう」
『剣だけで……』
「ああ。お前の思いを剣にこめろ。剣と剣で語ろうではないか。そして、より思いの強い方が勝つ! 異論はあるまい?」
『仕方ありますまい……』
コケシ岩の上でエスピーニは「ハアァァ!」と、気合を入れる。それに伴い彼の周りに青白い光が広がっていく。それに対し、身体も『ハァァ!』と、全身に気合をみなぎらせる。こちらも敵と同様に赤い光に包まれる。
どこからともなく『ゴゴゴ……』と地鳴りが響き、草原が嵐の海のように荒らぶる。緊迫した空気がまるで質量を増したように重くのしかかる。
『ギガルマジカ!』の呪文で身体が自らの足元に衝撃波を発生させた。その反動で猛烈な加速を得つつ、飛び上がって突進する。すかさず相手も岩の上からこちらに突っ込んでくる。あっという間に距離が詰まり『ガッ!』という何ともいえない音が発せられた。と、同時に無数の火花が散って辺りが光に包まれた。まるで時間の流れがスローになってしまったかのように双方の勢いが徐々に削がれていく……。
〔な!? 速すぎて何も見えなかった……〕
すれ違いザマに敵と接触したのは確実だ。が、今起こった出来事を認識することが出来ない。
〔あれ? どこも痛くねぇぞ……〕
岩の上に着地してからも身体は後ろを見ようとしない。剣を振り切ったままのポーズで微動だにしない。まるで審判の微妙な判定を待つキャッチャーみたいだ。
しばらくして背後で『ドサッ』という音がした。それを確かめてから身体はゆっくりと振り返る。そして見下ろした先にはエスピーニの背中があった。
〔やった……のか?〕
半信半疑だった。あれだけこちらの技を跳ね返し続けた男が今の一撃で本当に力尽きたというのか?
『終わった……』
身体のその一言でようやく安心した。思わず「ふぅ」とため息が出た。その後、身体は剣を鞘に収めて岩から飛び降りた。そしてゆっくりとうつ伏せになったエスピーニに歩み寄り、彼を抱き起こした。
身体に上半身を起こされながらエスピーニが口を開く。
「ダンクロフォード……素晴らしかったぞ」
彼の口元からは鮮血が滴り落ちる。しかし、彼は微笑んでいた。その笑顔は本物のように見える。
身体が苦しそうに尋ねる。
『兄上……なぜです? 貴方なら避けられたはず……』
「そんな事は無い。今のはお前の実力だ」
身体は首を振る。
『いいえ。最後の最後で兄上は……』
「皆まで言うな。自分は正しい判断をしたまで。お前は生きるべき人間だ」
身体はブンブンと首を振る。何か言いたくても言葉が出てこないようだ。
エスピーニは右腕をゆっくりと持ち上げると自らの懐に手を入れた。そして青い宝石のようなものを取り出した。
「さあ。これを……」
『そ、それは!? スプリングフィールド家の秘宝!』
そう言って身体はエスピーニの左腕に視線を移した。そして驚愕する。
『その輝石を腕輪にセットしていなかったのですか! それであれだけの術を使いこなすなんて……やはり兄上こそ至高の水使いになるべきです!』
「いいや。所詮、自分は負け犬だ。父の残した言葉に束縛され、結局、この地で朽ち果てることしか選べなかった。だが、お前は違う。お前なら成し遂げられるはずだ。弟よ。必ず闇帝イーベンを倒すのだぞ……」
そう言い残してエスピーニはガックリと頭を垂れた。
『兄上……兄上ー!』
身体が天を仰いで絶叫した。慟哭、というのはこのような状態を言うのだろうか?
(……なんだろ? これ?)
胸の奥を深く抉られるような痛み。それが物凄い勢いで喉元まで突き上げてきた。
(なんだよクソッ! こっちまで苦しくなってくるじゃねえか)
そして強烈な目眩に襲われた。
* * *
目を開けると青が飛び込んできた。眩しさに戸惑いながら、うっすら目を開けると黒い影が二つ、両端から伸びてきて覆いかぶさった。
「あ! 気がついたミョ!」
(なんだ。ミーユか……)
「どうやら大丈夫そうね」
(あれ? もう一人いる)
逆光ではじめは見えにくかったが、声の主があの女剣士であることが分かった。身体のコントロールは戻っていたが起きようとすると全身が鉛のように重い。まるで制服を着たまま川に落ちた時みたいだ。
無理に上半身を起こしたら激痛が走った。
「つっ!」
「無理しないで。相当、派手にやったみたいね」
女剣士は呆れたような口調だったが顔は笑っている。
そんな彼女に向かって尋ねる。
「ここは……どこ?」
周りの光景がまるっきり違う。エスピーニと戦った場所ではない。すぐ側に川が流れていて周囲には木々が生い茂っている。
「気を失っている間に移動したということか?」
その質問にはミーユが答える。
「ジョイルスの兵士が来ちゃうから移動したミョ。この人が手伝ってくれたんだミュ」
「何事かと思ったわよ。あんまり激しいから遠くからでもすぐ分かったわ。それにしてもあなた、よく死ななかったわね」
「いや。正直ヤバかった……」
「まあ簡単に死なないってことはそれだけ重要なキャラなんでしょ。それはそれで良かったじゃない」
「どうかな。相変わらず痛い目に合わされてるから。ところでそっちは何でこんな所にいるんだ?」
「まあ色々とね。ジョイルスがどれぐらい本気なのかを探る任務だったのよ」
「なんだ。ディノのお守りじゃなかったんだ」
「そうね。今回はあの子たちとの絡みは無かったわ。でも、スパイと接触したりジョイルス本国に批判的な政治家と会ったりで結構、忙しかったのよ」
「それはポスト王国の意向で?」
「まあね。設定上、うちの国はこの世界の秩序を守ることになってるらしいから」
「で、やっぱり戦争は避けられないと?」
「でしょうね。この後、ポストに戻って国王にそういう報告をしなくちゃいけないみたいよ」
「そっか、やっぱストーリー上、戦争は規定路線なんだな」
「そういうことね……」
「けど戦争とかぶっちゃけ面倒くさくない? 最初は面白そうなんて考えてたけど、よくよく考えてみたらバカバカしくなってきた。なんか只でさえ戦ってばかりなのにさ」
それを聞いて女剣士は急に噴出した。
「な、なんだよ! 何で笑うんだよ!」
同じ境遇の彼女ならそんな愚痴でも同意してくれるかと思ったのに……。
ひとしきり笑い倒してから女剣士は言う。
「あなたやっぱり面白い!」
「なんだそりゃ?」
「ごめんごめん。だって本気で厭そうな顔するんだもん」
「いや、さ。自分もボコボコにされてみな? 凄い痛いんだぜ? 漫画だってこと完全に忘れるよ? 本気で死ぬって思うから」
「だって少年漫画なんでしょ。これって。だからバトルはしょうがないんじゃない?」
「それは分かるけどさぁ……」
「男の子は大変ねぇ」
そう言って彼女は他人事のように笑った。なんだかその素振りが大人ぶった同級生の女子を連想させてうんざりした。そこにパチャパチャと水が跳ねる音がしたので川の方に目をやるといつの間にかミーユが足を浸らせて遊んでいる。恐らく我々の会話には興味が無いのだろう。
やれやれと思いながら心情を吐露する。
「大変なんてもんじゃないって。これも少年漫画の宿命なんだとは思うけど水竜と格闘したり兄貴と対決したりで命がけだよ。強くなる為の修行なんだろうけどさ。まあ、自分が強くなっていくのは悪い気はしないんだけどさ」
それは正直な感想だった。確かに苦労はしているが、その分得られるものも大きい。その実感はこれまでの人生であまり経験してこなかった類のものだ。
黙ってそれを聞いていた女剣士がふいに表情を曇らせた。
「あなた……ひょっとして」
「え? 何?」
「同化が進んでるんじゃない? だとしたらこのままだとマズいことになるわよ」
「何? 何が進んでるって?」
「同化。そのキャラに感情移入しすぎると自分が自分で無くなっちゃうよ」
「な!?」
彼女の言葉に驚愕した。
「そ、それって本当に?」と、思わず声が裏返る。
「うん。だって元々私たちの意識はこの漫画のキャラに居候してるわけじゃない? だから完全に同化しちゃうと自分の意識はたぶん消えちゃうんだと思う」
怖いことを言う。だけど彼女の言うことも一理ある。
(それってずっとこのキャラのターンになっちゃうってことだよな? あれ? だったら自分が消えたことにはならないんじゃ?)
何だか混乱してきた。同化してしまうということはあの二重人格みたいな感覚もなくなるということか? あるいはキャラになりきりすぎて二度と戻れなくなってしまうのか?
女剣士はこちらのリアクションを眺めながら忠告する。
「適度に距離を取ることね。時々これは現実じゃないって自分に言い聞かせるしかないのよ。『自我』を保つ努力をしないと」
「要は、のめり込み過ぎるなってことか」
「そうよ。で、あなたはこの世界のこと気に入ってる?」
「う~ん。ま、どちらかといえば」
その時、フィオナの顔が脳裏を過ぎった。少しニヤけてしまったかもしれない。
女剣士はじっとこっちを見て「ふぅん」と、頷いてから尋ねた。
「例えば好きな女の子が出来た、とか?」
「え!?」と、驚いて素のリアクションを返してしまった。
「やっぱり。実は萌え系とか好きなんじゃないの?」
「い、いや、それはその、それなりに」
「二次元キャラに萌える人にとってこの状況は天国だもんね」
「いや、自分の場合はオタクとかじゃなくって、その……普通だって」
「それにこの世界だと『ヒーロー』だもんね。言っちゃなんだけど現実世界で平凡に生きるより良いんじゃない?」
彼女の言葉に、はっとした。確かに自分は、さほど元の世界に戻りたいと願ってはいない。それはうらを返せば現実世界では充たされていないことを意味する。
「ヒーローか……なるほどな」
元の世界と違ってこの世界で自分は特別な存在だ。物語の中心メンバーとして活躍を期待され、おそらくこの後も世界を救う役目を担うことになると思われる。
(どちらが良いかなんて……答えはもう出ているんじゃないか?)
複雑な思いで女剣士の顔を眺める。すると女剣士はまたしても「ふぅん」と頷き、やっぱりねとでも言いたげな顔を見せる。それはそれでなんだかこの世界に来る前のリアルな自分をバカにされたみたいでちょっとムカつく。
「そういう自分はどうなんだよ? 現実世界に戻りたくないのかよ?」
「さあ、それはどうかしら」
「それみろ。そっちだって本当は似たようなもんだろ? 現実よりこっちの世界の方がずっと幸せなんじゃないのか? 正直に言ってみろよ」
「いやよ。教えない」
「なんで? ケチ!」
「だって普通そんなこと聞く? 面と向かって『あなたは幸せデスカ?』とか。宗教の勧誘じゃあるまいし」
そう言って彼女が少し怒ったような顔をみせたのでそれ以上は追求できなかった。本当は現実世界の彼女がどういう生活を送っていたのか気になっていた。年齢とか容姿とか趣味とか。しかし、さっきの調子では教えて貰えないと思う……。
女剣士は唐突に立ち上がって伸びをした。
「ところでこの後どうするの? 途中まで一緒に行く?」
「そういえばデーニスに寄るとか言ってたな」
「そう。じゃあ乗っていきなさいよ。私のドラゴンに」
「え? でも……」
無邪気に水遊びを続けるミーユを見て少し心配になった。
「急いでるんでしょ? 戦争が始まる前にサイデリアに到着しておかないとマズいんじゃない? ストーリー的に。あなた、主要キャラなんだから」
「まあ……そうだけど」
「ミーユちゃんなら大丈夫よ。この国にはうちのスパイや協力者が何人も居るから。彼等に頼んでおけば無事に出国させられると思うわ」
「そっか。そういうことなら遠慮なく」
それで気が楽になった。正直、ミーユに気を遣ってカバドラゴンで移動を続けるのは面倒だと思っていた。
そういう訳で女剣士のドラゴンに便乗する形で再びデーニスへと向かうことになった。
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