第7話 「1万円」を払う人は誰か2 解説つき
【まとめ】サイフを握ってる人は、何に困ってる?
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残るリストには「両親」と「祖父母」がいる。
父と母を考えたとき、どちらから「1万円」を稼ぐことができるだろうか。
まず家計を握っていそうな母から稼ぐことを考える。
最近、節約節約とよく言っている。
あちらのスーパーでは魚が20円安いとか、水道は出しっぱなしにしないようにとか。
節約を手伝ったら、お金を稼げそうな気がする。(※1)
具体的な金額はわからないけど、交渉の余地はありそうだ。
父の場合は、仕事を手伝うのは無理そうだけど
休日ぐらいのんびりしたい、とよく言っている。
そんな父を休日だから、と母はいろいろと使い倒している光景はよく見る。
さらに、今は年末なので拍車がかかっている。
父からはノンビリできるよう手伝ったら、お金を稼げそうな気がする。
ノンビリとは、つまり時間のことだ。(※2)
それが1000円なのか1万円なのか、わからないが、
母の節約、父の時間をなんとかしてあげればいいのだろう。
この方向性で考えてみるか。
ケンタは、ようやく「1万円」稼ぐ計画に光が見えた気がした。
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【解説】
※1)節約は、ビジネス用語で「コスト削減(さくげん)」とよびます。
コスト削減は、どんな企業でも必要な活動です。
※2)時間の短縮化は、ビジネス用語で「時短(じたん)」もしくは
「効率化(こうりつか)」とよびます。
「効率化」も、どんな企業でも必要な活動です。
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