第5章~東風谷早苗~
ホウキに乗ってしばらく経ったのだろう。
森をこえたところにとても、綺麗な神社がある。そこが、守矢神社らしい。
――――――――――――――――――――――――――
(ここからの私も霊夢です)
私の巫女服は、主に赤と白だ。
けれど、守矢神社の巫女、つまり、早苗は
私と違い、緑と白だった。似ているもんだなぁと思い、話しかけてみた。
「あの、東風谷早苗さんですか?」
早苗は神社の掃除をしていた。
…………………………………………………………………………………
「あ、すいません。掃除していて気づきませんでした!どうも、改めて私はここ、守矢神社
の巫女をしている、東風谷早苗と申します。」
とても礼儀正しい巫女であった。
「おー、霊夢とは大違いだな!
霊夢も早苗を見習ったらどうだ?」
「お前なぁ、後でシバキ倒す。」
そのやり取りを見て早苗は笑った。
「お二人共、とても仲が宜しいんですね
羨ましいです。」
その早苗の言葉を聞いて2人は口を揃えて
「仲が良いわけじゃねーし!」
といった。
「ところで、その…魔理沙さん?は、
どうして私のことを存じ上げていて?」
「あー、んーとね、小学生のころ、一緒の
クラスだったからな」
「そうなんですか!?…………あっ!
霧雨魔理沙さん!あの、先生にいつも怒られていた!?」
「そうだけどさ、その事はほじくりり返さないでよ」
「これはこれは、失礼」
霊夢はその二人をみて微笑んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます