第6話
アミューズメント施設が立ち並び、多くのアカデミー生徒やアカデミー都市外部から来た観光客で賑わうイーストエリア内でも治安が若干悪い裏通り付近にある、開拓時代の酒場を思わせるかのような外装の建物のステーキハウス。
寡黙で強面なマスターが営むこのステーキハウスは知る人ぞ知る名店であるが、いかんせん言葉を発することなど滅多にない無口なマスターの愛想のなさと、治安が悪い場所にあるせいで客層も強面の人ばかりで、入るのに勇気がいる店なので常に閑古鳥が鳴いていた。
そんなステーキハウス内に普段来る強面の客層も近づきたくないような、濃く、それ以上に実力者揃いの輝石使いが集まっており、店内は人があまり入っていなかった。
しかし、人が少なくとも店内は静寂に包まれているわけではなく、彼らの楽し気な会話で明るく、賑わっていた。
「病院食も悪くはないけど、やっぱりここのお肉は最高♪ マスター、美味しいです。それと、奢ってくれてありがとうございます、美咲さん! 本当に嬉しいです、美咲さん」
2ポンドのリブステーキを勢いを途切れさせることなく食べながら、対面に座るこの場に誘ってくれた人物――ボサボサだが艶のあるロングヘア―、穴の開いたボロボロのコート、まだ三月に入ったばかりで寒いというのにきれいな足を強調させるホットパンツをはいた美女・
目覚めてから数日間、健康を意識した淡白な病院食を食べ続けてきた幸太郎にとって溢れる肉汁たっぷりのステーキを食べることができて、幸太郎は至福の表情を浮かべて、敬愛の眼差しで美咲を見つめていた。
そんな幸太郎の純真無垢で情熱的な視線を受けて、美咲は照れ笑いを浮かべながら「フフーン」と豊かに実った自慢げに胸を張りながら、勢いよく肉厚のTボーンステーキを骨ごと食べた。
「これくらい当然☆ ――って、カッコつけたんだけど、持ち合わせがそんなにないから、ここは刈谷ちゃん割り勘で行こうよ。ね、お願~い❤」
「ふざけんな! 元はと言えばオメェが全員分奢るから行こうって言いだしたんだろうが!」
年長者としてカッコつけたかったが、懐事情が寂しい美咲は、隣に座ってこの店で一番高いレアのサーロインステーキを食べている年下の青年――この場にいる誰よりも目立った服装と外見である、真っ赤なシャツと合成皮革のテカテカのパンツ、そして、派手なほど金色に染め上げた髪をオールバックにした
「それじゃあ、身体で払ってあげようか❤」
「……お、オメーの身体になんて、きょ、興味なんてねぇーよ」
興味ないと言いつつ、美咲の提案に思いきり動揺してしまっている純真純情チェリーの刈谷。
そんな刈谷の反応を心底楽しそうに美咲は眺めながら、艶やかに微笑む。
「いいの~? おねーさん、初物なのにー♪」
「フン! 俺は紳士だからな! 紳士は簡単に手を出さないんだよ」
「紳士なら、ここは割り勘で行こうよ~、お願い、純情チェリーな刈谷ちゃん♪」
「喧嘩売ってんのか!」
楽しそうに煽ってくる美咲に、怒りの声を上げる刈谷。
店内が更に騒がしくなり、鋭いマスターの視線が刈谷たちを射貫く。
そんなマスターの視線に気づいた、幸太郎の隣に座る豆腐ハンバーグを食べている穏やかで精悍な顔つきの、がっしりとした体格の坊主頭の青年・
刈谷や美咲が一緒に行動すれば、どこかで必ず迷惑をかけると思って、美咲たちについて来て正解だったと心から大道は思っていた。
「年長者としてここは私と美咲で払おう」
「わーい❤ 共慈ちゃん大好き」
「よっしゃ! それじゃあ、デラックスストロベリーパフェも頼もうかな」
「……調子に乗るな。追加分はお前持ちだぞ、刈谷」
調子に乗っている二人にため息交じりに釘を刺す大道。
金銭の問題は解決したが、まだ解決していない大きな問題があった。
その問題に関して大きな不安を抱いている一人の少年――半ば強引にこの場を偶然にも近くにいたために刈谷たちに付き合う羽目になってしまった、刈谷の隣に座る嫌味なほど整った顔立ちの、幸太郎の同級生であり、幸太郎は友人だと思っている少年・
「それにしても本当にいいんですか? こんなところで悠長に食事をして後でセラさんたちに何を言われるか――いや、ここはセラさんと近づけるチャンスなのか?」
セラたちに黙って幸太郎を病院から連れてきてしまったことに不安を感じながらも、憧れのセラに接近するチャンスだと思い、ウットリとする貴原。
「一応ここに来る前に沙菜には連絡はした」
「えー、共慈ちゃんさっちゃんに連絡しちゃったの?」
「七瀬君の身の安全を考えれば当然。沙菜からアリスさんたちにも連絡するよう頼んだ」
「それじゃあ、アタシ、アリスちゃんたちに怒られるの確定じゃーん! やだー!」
「喚くな。店の迷惑になる」
一応制輝軍の協力者である美咲は、確実にこの後上司兼友人であるアリスに怒られてしまうことに絶望して喚き散らす。
「まあ、焦らずゆっくり食おうぜ。セラたちも幸太郎が病院に籠りっぱなしで飽き飽きしてたって知ってるから、今すぐ迎えを寄越す真似はしねぇだろ。というか、幸太郎、お前の周り、最近なんか甘ったるい空気を感じるんだけど気のせいか?」
「甘いもの、最近まともに食べていないんですけど……そんなに甘い匂いしますか?」
「そういうことを言ってるんじゃねぇんだよ。なんつーかなぁ……さっきの銀城の時もそうだったんだけど、周りの、特にセラたちがお前を見る目がなんか、変わった気がするぞ」
「ぬぁんだとぉう!」
最近主人公の周りにいる女性が、主人公を見る目が変わってきたことを指摘する刈谷。
そんな刈谷の指摘に、本人の幸太郎よりも激しく反応したのは貴原だった。
「貴様ぁ! 分不相応にもセラさんたちに近づいているくせに、なんと羨まし――いや、何を調子に乗っているのだ! 貴様だけは、貴様だけは絶対にゆるさーん! いや、きっと間違いだ! 間違いに決まっているセラさんが、セラさんがお前のような偶然にも力を得ただけの、ただの一般人なんかにーーそうだ、間違いに決まっている! セラさんは僕にこそ相応しいのだ! アハハハハハハハハッ!」
「貴原……おいたわしい限りだよ」
「初恋は実らないってよく言うからねぇ☆ 大丈夫、貴原ちゃんも未来があるからさ♪ おねーさん的には貴原ちゃんはアウトオブ眼中なんだけどね。うーん、貴原ちゃんにはセラちゃんよりも――……子犬のように従ってくれる年下の子が似合うかな?」
「ショックを受けている相手の傷に塩を塗るな。貴原君、次もあるから大丈夫だ」
大勢の女性から好かれているかもしれない幸太郎の状況に羨むと同時に怒り、無理矢理否定し、現実逃避する貴原。セラに対して淡い恋心を抱いている貴原にとって、幸太郎の状況は信じられなかったし、信じたくなかった――しかし、自分よりも弱い他人を見下す貴原の嫌味な性格はセラに嫌われており、彼を好きになる可能性はゼロに等しかった。
憐れな貴原を憐憫の眼差しで見る刈谷と、茶化すような笑みを浮かぶ美咲、そして、項垂れる貴原をフォローしながらも厳しい現実を突きつけて傷口に塩を塗る大道。
「モテ期到来――って、思ってたらセラさんと麗華さんにこっぴどく叱られました」
「ということは、セラさんはまだ完全に心を奪われたわけではない? ――つまり、僕にもまだまだチャンスが――ハーッハッハッハッハッハッハッハッ!」
今朝にセラと麗華にこっぴどく叱られたことを思い出して苦笑を浮かべる幸太郎の話を聞いて、希望が見えた貴原はすぐに元気になって復活した。
そんな単純な貴原を無視して、刈谷は「それよりも、幸太郎――」と心の内を見透かすような鋭い目で幸太郎を見つめた。
「この前から気になっていたんだけど――幸太郎、お前、いまだにあの件のこと気にしてるだろ」
刈谷に質問されても、『あの件』について理解していない幸太郎は首を傾げる。
そんな幸太郎の反応に刈谷は小さくため息を漏らし、一瞬の逡巡の後に口を開く。
「
刈谷の口から躊躇いがちに出た名前に、大道、そして、幸太郎の表情は若干暗くなる。
当時の治安維持部隊だった刈谷が所属していた
そして、捕まった輝石使いや輝石に関わる事件を引き起こした人間を捕える
永久追放されると一生輝石や輝石使いに関われないよう、彼らと関わった瞬間強い電流が流れるマイクロチップを体内に埋め込まれ、一生輝石とは無縁の生活を送ることになる――そして、嵯峨は刈谷や大道など、友人たちには二度と会えなくなってしまうことになった。
定期的に刈谷と大道は面会に行って嵯峨の様子を見てきて、いまだに一応は友人関係を続けていた。
そして、特区に収容された嵯峨は当時特区の看守長を務めていた美咲と出会い、彼女とも友人になっていた。
「お前、嵯峨が永久追放になったこと気にしてるんじゃねぇのか?」
そう言って、刈谷は一週間前幸太郎の関する記憶を失っていた時、幸太郎と出会った時のことを回想する。
一週間前、アルトマンを誘き出すためにヘルメスと手を組んだ幸太郎と出会った時、嵯峨の名前を出した幸太郎の表情が曇ったのを刈谷は忘れていなかった。
「ちょっとだけ、です」
刈谷の質問の意味をようやく理解できた幸太郎は、どこか陰りのある笑みを浮かべて認めた――嵯峨を捕えたのが自分だからこそ、永久追放となって二度と友人である刈谷や大道と会えない嵯峨のことを気にしていた。
「あの時もうちょっと何とかしたら嵯峨さんは永久追放にならなかったんじゃないかなってちょっと思ってます。賢者の石を持ってたなら、どうにかなったんじゃないのかなって」
「バカバカしいな! 嵯峨隼士はアカデミー都市を混乱に陥れた犯罪者だ。そんな男の末路を気にするとは、実にバカバカしい! というか、彼は君の活躍ではなく、セラさんたちの活躍があったからこそ捕まえられたのだ! そこを勘違いするな!」
嵯峨の処分に関して一丁前に気にしている幸太郎を小馬鹿にする貴原だが、その言葉がフォローに聞こえた能天気な幸太郎は「ありがとう、貴原君」と呑気そうな顔で感謝すると、貴原は居心地が悪そうにしていた。
「貴原ちゃんの言葉には半分同意だね☆ 幸太郎ちゃんが気にすることじゃないよ。嵯峨ちゃんも反省してるみたいだし。それにしても、意外に幸太郎ちゃんって責任感が強いんだねぇ♥ もしもの時にちゃーんと責任を取ってくれるところ、おねーさん好きだぞ❤」
「まあ、そういうことだ。お前が気にすることはねぇ。貴原や銀城の言う通り、あれは嵯峨の自業自得だ。それに、本人も一応反省して後悔もしているみたいだからな。自分の行動に迷いも後悔もしないで突き進むあのバカをお前が止めたんだ、だから、気にすることはねぇよ。むしろ、止めてくれて感謝してるよ。実際、俺や大道は中途半端な気持ちでアイツに挑んで、返り討ちにされたんだからな」
ちょっとエッチな雰囲気を放つ美咲を無視して、刈谷は嵯峨の件に責任を感じている幸太郎に力強い笑みを浮かべて、友人を止めてくれたことへの感謝の言葉を述べた。
刈谷の言葉を聞いて多少は気が楽になった幸太郎だが、それでも、まだ納得できていない様子だった。
「でも、永久追放されて二度と友達の嵯峨さんに会えなくなっていいんですか? 刈谷さんたちも、嵯峨さんも。寂しくないですか?」
「男同士だってのに気色の悪いこと言うなよ。まあ、ほら……簡単に会えなくなったとしても、この世からいなくなるわけじゃないんだ。いくらでも会えるチャンスはあるし、そのチャンスをお前が作ってくれたんだ。あのバカを止めて後悔を教えてやったお前がな。あのバカにとってそれが最良の結末だったって俺は信じてるし、俺はあのバカを止めてこんな結末になったことへの後悔はねぇ」
「うーん……なるほどなー」
友のことを思ったからこそ、結末に納得して後悔もしない刈谷の態度に、幸太郎はようやく納得した様子で、しみじみと頷いていた。
「友と離れる嵯峨や我々を気遣うその心――七瀬君のその心が、身を挺してアカデミーから追放されそうになった優輝君、ティアリナさんを庇ったのだろうか?」
刈谷と幸太郎のやり取りを真剣な表情で眺めていた大道は、二人の会話を聞いて思っていたことを幸太郎に尋ねる。
数年前――ファントムの事件を解決した際、ファントムの策略とはいえアカデミー都市内を混乱させる原因を作ってしまったティア、そして、ファントムの存在を明るみに出したくなかった当時のアカデミー上層部が、ファントムの代わりに優輝をアカデミー都市から永久追放処分を下した時、幸太郎が身を挺して二人を庇った。
その一件の判断は嵯峨の件があったからこそ下したのではないかと考える大道だが――
「そんなに深く考えていませんでした」
脱力させるような呑気な笑みを浮かべて、幸太郎は正直にそう答えた。
「でも、友達と離れ離れになるのは見ていられませんし、あの時ああしないとセラさんたちや、何より僕が後悔するって思ったからそうしただけです」
「なるほど……さすがだな、七瀬君。やはり、君はすごい」
「大道さんにそう言われると何だか照れます」
「フン! 殊勝な態度だな! まあ、それくらいしか君にできないのだから当然だろう。だから大道さん、別に褒めることはありませんよ」
「貴原君の言う通り、僕はできることをしただけです」
大道に褒められ、呑気に照れている幸太郎が面白くない貴原。
人の身代わりになるくらいしか幸太郎の役目はないと貴原は小馬鹿にしたつもりだったが、そんなことなど百も承知な幸太郎は頼りないくらい華奢な自慢げに胸を張って頷いた。
「貴原、お前、幸太郎と同じ状況になったら、同じ判断をできるか?」
「と、当然じゃないですか! セラさんたちのためなら、当然に決まってます! まあ、僕の場合はもっと立ち回りますがね!」
刈谷の挑発的な一言に、自分が幸太郎と同じ立場になった場合二の足を踏んでしまうだろうと一瞬でも思ってしまった貴原は悔しそうに言い訳がましく反論した。
「よーし☆ 何だかおねーさん、幸太郎ちゃんの話を聞いてたらいろんな意味でジュンジュンしてきちゃったからもう一軒行こうか♪ 最近この辺りできたアイス屋さんが――」
「――いい加減にしてください、美咲さん」
「せ、セラちゃん、いつの間に……」
「今来たばかりです」
呑気な幸太郎の中に眠る、賢者の石とはまた別の力を、強さを感じた美咲は興奮しきった様子でステーキハウスを出て、持ち合わせがないのにもかかわらず、次の店に向かおうとするが、そんな美咲を病院から連れ出された幸太郎を追ってきたセラが止めた。
「ああ、どうも、セラさん! セラさんもご一緒にどうですか?」
「結構です」
恋慕しているセラを目の前にして、さっそく彼女に食いつく貴原だが、素っ気なくセラは彼をスルーする。
「さあ、幸太郎君、食べ終わったみたいですから病院に戻りましょう」
「アイス屋さん、行きたいけど……ダメ?」
「病院に飽き飽きしているのはわかりますが、これから検査ですから我慢してください」
美咲の紹介するアイス屋が気になっている幸太郎だが、さすがに検査開始の時間が迫っているので許さなかった。
今すぐにでも幸太郎を連れ出そうとするセラを、「まあまあ」と美咲は諫める。
「もー、頭がカチカチだなぁ、セラちゃんは☆ 少しは融通利かせないと、男の子に引かれちゃうぞ❤ もうちょっと柔らかくいかないと♪ 柔らかいセラちゃんのお尻とお胸のようにね♥」
「アリスさんからの伝言です――美咲さんも幸太郎君と一緒に病院に来るようにと」
「えー、それって怒られるってことじゃん! やだー!」
くだらない下ネタをかましてくる美咲を軽くスルーして、アリスからの伝言を淡々と伝えるセラ。
アリスに怒られることが確定して絶望する美咲。
「あ、セラ、俺は関係ないぞ。最初に誘ってきたのは銀城だからな」
「あ、刈谷ちゃんズルい! 奢りって言ったら簡単について来たくせに!」
「俺を巻き込んでんじゃねぇよ! というか、結局割り勘になっただろうが!」
「女の子に割り勘を求めてくる男の子はモテないぞ☆」
「時代は男女平等! 寝言は寝て言え!」
再び店で喚きはじめ、じろりと刈谷と美咲の口論を睨むマスターの視線に気づいて、やれやれと言わんばかりにため息を漏らして二人の間に入る大道。
「さあ、行きましょう幸太郎君。ステーキを食べ終えたんですからもう満足したでしょう?」
「もしかして、セラさん、ステーキを食べ終えるまで待っていてくれたの?」
「私としては早く病院に向かわせたかったのですが、師匠が気晴らしの時間を与えてくれって言ったからです。大道さんたちがいてくれるからよかったものを、少しは自分の状況を考えてください」
「ありがとう、セラさん」
「うぅ……は、早く行きますよ!」
「わわっ、ちょっと待って、セラさん――セラさんの手、ちょっと汗っぽい」
「よ、余計なことは言わないでいいですから!」
心からの幸太郎の感謝に、色々と言いたいことがあったセラは、何も言えなくなってしまい、顔を真っ赤にして幸太郎の手を引っ張って店を出た。
まだ完全には芽生えていないが、それでも春を感じさせるセラと幸太郎の姿を見て、貴原は現実を改めて思い知ると同時に、敗北感を覚えて一人どんよりと暗くなっていた。
数分後、美咲を迎えに来た制輝軍の人間が、アリスに怒られるからと逃げそうになる美咲を取り押さえて店を出て行くと、刈谷と大道は、今にも自決しそうな暗い雰囲気を放っている貴原のフォローに慌てて回った。
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