九百六十四話 剣団ガルオムと神聖なる乙女の関係

 

 しかし、泣かせるつもりはない。

 涙を流すルシエンヌに笑みを意識しながら、


「ルシエンヌ、俺の額に肉球が誕生したのか?」


 そう冗談を言うと、


「え、ひ、額に肉球!?」


 ルシエンヌは少し慌てて驚くと、俺の額を凝視。

 良かった、涙が止まった。


「ぷっ、あ、いえ、すみません――」


 肉球で笑ってくれた。

 しかし、ルシエンヌ、本当に俺の額に肉球ができたと思ったのか? そう考えたら面白くなった。


「ふふ」

「はは」


 互いに笑顔となった。

 ルシエンヌは俺の手を握りつつ立ち上がった。

 【剣団ガルオム】の方々も一斉に「「おぉ」」と響めいて立ち上がる。


 ――手の平は厚くタコが多い。

 剣術の訓練をがんばっている証拠で強者の証拠だ。


 皆の反応で、少し恥ずかしそうな表情に変化したルシエンヌに、


「ルシエンヌ、俺の額には肉球は誕生していないし、肉も書いていないが」

「「ふふ」」

「はは」


 ヴィーネとキサラとエヴァも笑っていた。


「ん、ふふ、レベッカがいたら『超人ボケのネタは古いのよ!』とツッコミが入ったと思う」


 笑顔が可愛いエヴァの言葉に笑った。

 その発言がもうツッコミだ。とは言わない。


 ルシエンヌはツッコミの部分で驚いたのか、


「え? ふふ、あ、皆の反応にはわたしも関係しています」

「どういうことだ?」


 皆と一緒に笑っていたルシエンヌは顔色を変えて、


「……はい、【剣団ガルオム】に名が変わる前、名が【神聖なる乙女】だった頃の聖剣武官長と武官に書記官たちが残した預言と手記の記録です。その内容の一部が、今のわたしとシュウヤ様の行為に重なった。ですから皆、感動したんだと思います」


 そういうことか。

 先の一時の勝利で浮かれてイフアンを睨んだ理由にも繋がるか。


 【剣団ガルオム】の方々を見る。


 ヒウガルさんは肯首。

 美人な団員さんも笑顔を見せてくれた。

 笑顔で応えたが、直ぐに斜め前方に移動したキサラとヴィーネが俺の視線を遮る。


 ルシエンヌの視線は遮らないあたり、ルシエンヌのことは仕方ないという二人の判断だろう。

 キサラとヴィーネはアイコンタクトを行う。

 表情だけで『作戦成功♪』というように語り合っているし……それはそれで美人同士だから絵になるが。


 さて、その預言と手記は想像できるが、とりあえず、


「その預言と手記の内容を聞かせてくれ」

「……長いですが……」


 ルシエンヌは俺以外にもエヴァたちにも視線を向けた。


「構わない」

「ん、大丈夫。シュウヤ、地下のクナたちの動きはまだ?」

「あぁ、まだだ」

「わたしも聞きたい」

「「はい」」


 皆がそう言うと、ミレイヴァルも、


「【神聖なる乙女】の名に、陛下とわたしを見ていたので、気になります」


 と発言。


「はい。では、最初は、聖剣武官長ガルオム・ハキラウルの記録から」

「頼む」


 ルシエンヌの小さい唇を凝視。


「……〝戦いの連続で故郷を追われた【神聖なる乙女】、ついには夢魔の杖をも失い倒れる。ガルオムの名を継ぐ【神聖なる乙女】たちには至難の時代となろう〟、〝我ら人族が中心の【神聖なる乙女】は西も東も敵だらけ、己と仲間の剣術、東方聖剣術ガルオムでしか活路を見いだせない茨の道を進むのだ〟と……」


 頷いた。

 ルシエンヌは、


「そして、〝茨の道を進む神聖なる乙女に、手を差し伸べる強き聖王が現れるとき、神聖なる乙女が奇跡を起こす〟、この言葉に皆が反応したんだと思います」

「……納得だ。【剣団ガルオム】は元々【神聖なる乙女】という組織名だったのかな」

「はい、時の変遷と共に【剣団ガルオム】に変化していった。他にも今回と関係していそうな預言があります。聞きますか?」

「頼む」

「聖剣武官リャング・ハイネルが残した文書には、〝故郷を失った【神聖なる乙女】と【バビロンの血筋】の末裔よ。たとえ祖先から伝わるガルオムの聖剣と聖剣ソラギヌルを失っても絶望はするな。その絶望を乗り越えることこそが生きる活路。ガルオムの仲間を信じるのだ。我らを西へ追い立てた魔界王子ハードソロウや破壊の王ラシーンズ・レビオダなどの魔界セブドラの神の眷属に対する反撃の機会と心得よ〟と……」


 単に、仲間を信じて進めの言葉を残しただけだとは思うが、現状のことを言い当てている預言か。


 そして、バビロンの血筋……。

 どこかで聞いた。

 あぁ、グルドン帝国に伝わる秘密結社か。


 シェイル治療のためジョディとビアを連れて東を旅した時を思い出した。


 泉とログハウスのような小屋。

 小屋は荒らされた形跡があった。

 床の血の跡の先には怪しいトイレがあり、そのトイレには地下階段が存在した。


 ホラー展開バリバリだった。

 地下の先には、魔界王子ハードソロウの眷属がいたっけ。


 そこはミホザの遺跡でもあったんだよな。

 ハートミットのバイク機動の宇宙剣術は格好良かった。


 で、地下に降りる前に見つけた背嚢の中に古い手帳があった。


 手帳の内容は、


『バビロンの血筋は永遠が約束される。<血の月>が空を覆う時、子精霊デボンチッチが吹き荒れるであろう。魔界セブドラの古の王子ハードソロウが現れし時、偽りの預言の言葉がすべてを破壊する。だから動くのだマイグ・マイグよ。御心を忘れずにバビロンの教えを貫けば、魔界王子ハードソロウの魂箱の欠片を体に宿し、禍々しい魔力で民を欺く扇動者の〝偽りの預言者〟の言葉に打ち勝てるだろう。そして、夢魔の杖を扱う<神聖なる乙女>の言葉に耳を傾けよ……さすれば道は開かれん』


 だった。読んだハートミットは更に、


『読めるわよ。バビロンの血筋ってのは、グルドン帝国に伝わる秘密結社ね。<血の月>は分からない。偽りの預言者ってのは魔界王子の関係者か、宗教でしょ。<神聖なる乙女>もたぶん東の都市に関わる宗教組織……夢魔の杖だから、神聖教会ではなさそうねぇ」


 と語っていた。 

 ハーミットのことは言わず、ルシエンヌに、


「……聖剣武官リャング・ハイネルが遺した文書か。聖剣を失っても絶望はするな。は、現状と重なる……」

「……はい」

「「……」」

「そんな【剣団ガルオム】を【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】の連中は追い詰めていたのか……」


 その【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】に雇われていたイフアンはそう語る。


 団長ルシエンヌの救出と聖剣の奪還。

 聖王ホクマータ様の奇跡。

 【剣団ガルオム】の方々も神妙な表情を浮かべるわけだ。


「歴史を持つ【剣団ガルオム】……ルシエンヌたちの祖先は東マハハイム地方の更に東方から西方へ逃れた秘境剣団でもあるんだな」

「その通り。シュウヤ様は【神聖なる乙女】を知っていたのでしょうか」

「知らなかった。廊下で【十刻アンデファレウ】の幹部の猫獣人アンムルのズマコイが【天衣の御劔】の幹部ミクライに対し、神聖なる乙女の血を引くとされる者たちが【剣団ガルオム】で、秘剣集団、東方の秘境剣団の生き残りだと語っていたんだ」


 ルシエンヌは頷いた。


「そうでしたか。【十刻アンデファレウ】の幹部ズマコイの名は知りませんでした。その【十刻アンデファレウ】の本拠地【異風都市イビキアンデス】はローデリア海沿いの都市。内陸側の【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】が本拠を構える【豹雷都市トトラキラ】と近い」


 レリック地方か。


「【剣団ガルオム】の本拠地は点々としていたようだが、【豹雷都市トトラキラ】で長く過ごしていた?」

「はい。わたしたちは【豹雷都市トトラキラ】で過ごすことが多かった。昔から巨大な組織【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】と争っていた。しかし、多勢に無勢、西の【一穿ガラドアハラ】に拠点を移し、数年前から【塔烈中立都市セナアプア】の上界、セアンカル大通りとペイジンドア大通りの間に事務所を借りて、そこで傭兵業&用心棒などの活動をするようになりました」


 では、〝ガルオムの剣譜〟、〝ガルオムの魔剣〟、〝ガルオムの槍譜〟、〝ガルオムの槍〟、〝ガルオムの装具〟などが眠っているとされる血銀霊樹の間はどこにあるんだろう。


 ルシエンヌが拷問を受けるまで、それらの情報は極秘だったはず。やはり残りの【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】の盟主ホアル側の勢力や【闇の枢軸会議】側に<未来視>や<千里眼>などのスキルを持つ存在がいるってことか。


「他にも【剣団ガルオム】内で伝わる言葉はあるのかな? よかったら教えてほしい」

「はい。亡き母ノイアの言葉があります……母は『先祖が失った夢魔の杖をいつか取り戻すのです。この言葉を次の世代に……』そう言い残して世を去りました。母もまたガルオムの名を得ていた聖剣術使い。神聖なる乙女でもありました」

「……夢魔の杖か。その名前からして関係がありそうな夢魔世界が得意分野の【夢取りタンモール】なら【天凜の月】に加入している。メンバーのナミなら紹介は可能だ。しかし、ゲンガサなどの主力メンバーは下界で発見した獄界ゴドローンの神々を信奉する地下都市と通じているトンネルを調査中だったりする」

「それは! ありがとうございます。ナミさんは先ほどの魔界セブドラに行った話の起因となる方ですね」

「そうだ」

「――団長、良かったですね!」

「はい、シュウヤ様たちに助けられて良かった……」

「ンン、にゃお~」


 夢魔の杖の探索か。東で奪われたのなら……。

 【夢取りタンモール】も東から来たって線もあるか。

 <夜行ノ槍業・召喚・八咫角>の駒から下りていた黒猫ロロはルシエンヌと俺の周りを走って回る。

 小型グリフォンのトギアも、相棒と一緒に回りたそうに頭部をきょろきょろと動かしていく。


 可愛い。

 そう思いながら<夜行ノ槍業・召喚・八咫角>の駒を頭上に展開させた刹那――。


 地下の偵察用ドローンの視界に動きがあった。


 中央昇降台付近にいる強者の数が明らかに増えている。

 更に、暗光ヨバサらしき人物を発見。


 いたいた!

 最初に地下で偵察用ドローンを潰した内の一人だ。


 クナも月霊樹の大杖を揺らす。


 と、クナは地下の天井付近を偵察中の小さい蜂のような偵察用ドローンを見ながら『総合上闘役のキルヒスが来ました』と口を動かす。


 身振り手振りのジェスチャーダンスを始めた。


『ふふ、手の動きのダンスが多いですが、面白いですね』


 ヘルメが指摘しているように、センスの良いダンス。


『ヘルメとキサラとコラボダンスをしたら、面白いかもしれない』

『はい、今度挑戦してみましょう』


 クナは巨乳の谷間をアピール。

 踊るクナを映す偵察用ドローンを上下させた。


 クナに『了解した、下に向かう』といった意味の合図を送る。


 偵察用ドローンの視界に映るクナは――。


 ダンスを取り止めて、微笑んでくれた。

『シュウヤ様♪』と唇を突き出しながらのウィンクを繰り出して、ゆっくりと月霊樹の大杖を掲げる。


 周囲の強者の何人かが、クナの視線から、偵察用ドローンに気付いてしまったがな。


 が、不可解そうな視線を寄越すだけで、偵察用ドローンの破壊は免れた。


 しかし、クナ、魅惑的すぎる。

 さて、


「皆、地下で動きがあった」

「あ、ついにサセルエル夏終闘技祭が始まるのですね!」

「そのようだ。相棒は肩に戻れ。アクセルマギナとガードナーマリオルスも戦闘型デバイスに、俺は先に相棒と地下に行く。ヴィーネ、キサラ、エヴァは皆を頼む。あ、廊下に並ぶ部屋にいるだろう【闇の八巨星】連中からの襲撃が無ければの話だが」

「はい!!」

「ピピッ」


 アクセルマギナは胸の中心のマスドレッドコアの点滅が速まった。

 義手と義足が一瞬で分解され、ボディースーツのような体も細々とした魔力粒子状に分解されると、戦闘型デバイスの中に吸い込まれた。


 その魔力粒子の渦は黄金比率の対数螺旋。

 アクセルマギナの魂を表現している?


 美しい。

 戦闘型デバイスの風防ガラスと縁の紅焔の飾りが本当にプロミネンスの炎を模るように魔力を発して輝く。


 携帯なら、ピロロン♪ とか音がなりそう。


 たぶん、音を鳴らすことは可能だろうな。


 ガードナーマリオルスは円盤の頭部が球体の胴体に沈むように取り込まれた。


 その球体となったガードナーマリオルスは下半分の球体から床へと衝撃を与えたのか、反動でピンボールが跳ねるように上昇――その宙空で、ガードナーマリオルスの体は分解されたように細かい部品に分かれた。

 分かれた部品は煌めく銀色の魔力粒子に変化しつつ戦闘型デバイスへ吸収されると、戦闘型デバイスの表面にフィギュアのような戦闘機が飛行していくホログラムが一瞬生まれていた。渋い。


「では【剣団ガルオム】を守りつつ、関係者として、地下の中央昇降台に向かいます」

「にゃ~」


 黒猫ロロが前足を上げて返事をしている。

 〝列強魔軍地図〟を仕舞い――。


「おう。ルシエンヌと【剣団ガルオム】の方々もそれで良いかな」

「「「「はい」」」」


 【剣団ガルオム】の方々も了承。

 ヴィーネたちと頷き合う。


「では、シュウヤ様、廊下に出ます」

「ん」


 キサラが先に踵を返して部屋を出た。

 エヴァとタルナタムの会話が響く。


 部屋に残っているヴィーネが、


「ご主人様、まだ【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】のすべての幹部の装備と二階は調べていませんが、よろしいでしょうか」

「二階と荷物は俺が見とくから、皆を頼む」

「あ、はい」

「ンン、にゃ」


 ヴィーネの後ろ姿を見ながら――。

 【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】の部屋を再度チェック。


 奥の間は壇。

 豪華な玉座と背後の壁掛けには、闇剣と星のマークの印が随所に施されてあった。


 部屋の敷居を兼ねていたであろう横に倒れた大きい棚に入っていた調度品はほとんどが割れている。


 これは無視。


 お洒落な机に椅子。

 机の上には香具と数個のコップ。


 野菜とフルーツと花が盛られた皿がある。

 フルーツは桃と梨が合体した美味しいフルーツだ。

 もらっておこう――。


 皮ごと口に含んで、シャキとトロッとした食感にひんやり~。

 キャネラスの家で食べた時と同じく外は梨、内側は桃! 


 最高に美味い――。


 食べながら、縦長の魔道具のランプを凝視。

 あれほどの戦闘が起きても奇跡的に残っている。


 その縦長の魔道具のランプには、闇剣と星のマークが刻まれているが、もらっとくか。


 ミスティなら、この縦長の魔道具のランプも素材に流用できるだろう。戦闘型デバイスを素早く触り操作――。


 黒いウィンドウを風防ガラスの真上に出現させる。

 その黒いウィンドウの中に――。

 縦長の魔道具のランプをぶち込んだ。


 次は、死んでいる幹部たちが残した装備類を一応チェック――。

 臭そうなパンツとかを脱がすのはいやだから、止めとこう。


 あ、ポーションが入った箱を発見。

 アイテムボックスに入れて回収~。

 射手が持っていた魔弓と矢束も回収~。

 魔槍使いの得物と魔剣師の得物はヴィーネたちが回収したようだ。白金貨二枚入りの袋を発見、袋は捨てて硬貨だけ回収~。


 転がっている血色のメイスと魔斧も回収――。

 戦闘型デバイスが輝きを帯びる。


 だいたいのアイテムの回収を終えると、風防ガラスの真上にアクセルマギナとガードナーマリオルスのホログラフィーと似たキャラクター映像が一瞬浮かんで消えた。


 一階はこんなもんでいいか。


 <星槍・無天双極>で穿った痕と相棒の炎で溶けた壁を見て、弁償を求められたらどうしようか……。


 とか考えつつ――。


「ンン、にゃ~」


 右肩に戻ってきた相棒の頭部を撫でてから――。

 <夜行ノ槍業・召喚・八咫角>の駒を浮かせたまま二階に移動。


 奥行きがある二階には木の箱と鉄の箱が並んでいた。

 魔法の布が覆っているせいか魔素が遮断されている。


 不自然な箱が多い。 

 こりゃ、箱の中身はお宝か?


 その箱の奥の壁には窓がありそうだと思っていたが……ないな。

 窓があったらそこから逃げているか。


 天井付近の隅には吸排気用の小さい穴がある。

 あの穴から偵察用ドローンを侵入させて偵察すれば、もっと楽にいけたか? 


 ま、どちらにせよ、戦闘は不可避か。


 箱の中身を調べようと、魔法の布を引っ張って――。

 魔法の布をアイテムボックスに回収――。


「「「――きゃぁぁぁ」」」

「アレ、見知らぬ人族が来た……猫? あ、変なのが浮いてる!」

「……この男は見たことがない……まさか……違う闇ギルドか?」

「……だれ、タベナイで……怖い」

「……この人も殺し屋なの? まただれかを食べるの?」

「……うぅぅぅ」


 囚われていた人族と魔族の大人と子供たちか。


「ンン」


 戦闘奴隷か? が、だれかを食べるだと?


 そんな奴がいたことにイラッとしたが、我慢。

 鉄の檻を触りつつ、周囲に鍵束のようなモノがないのか探ってから、


「――俺の名はシュウヤ。貴方たちを捕らえていたであろう【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】の盟主と幹部は暗光ヨバサを残して、ほぼほぼ倒した。ですから、貴方たちを解放したいと思います」

「にゃ」

「「「……」」」

「は、はい」

「本当に……でも……」


 まぁ、状況的に信じられないのは当然か。


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