九百六十一話 聖王ホクマータの幻影
輝く剣はかなりの代物か。
すると、
『器、一部とはいえ、魔界の諸侯クラスの討伐は実に見事だ。が……』 『魔軍夜行ノ槍業か?』
『うむ。悪魔模様の珠玉を争う魔族騎士たちが輝いて、強まった』
『実際に<魔軍夜行ノ槍業>のスキルをゲットできたからな』
『なにぃぃ……器はやはり槍使いか』
『その槍使いについてだが、魔界九槍卿の称号を得た』
『おぉ、そ、それは魔君主たる器であり、諸侯と同じと……認めるしかあるまいか……八槍卿たちが羨ましい……』
『沙、心配せずとも、沙・羅・貂は使うから安心しろ』
『うむ……それは分かっておる』
『『……はい』』
『……眷属たちに邪魔をされるとは思うが、今度、<瞑道・霊闘法被>を着て、婚姻の儀の褥という名の、おっぱいもみもみ券を皆に行使しようか?』
『おぉ……おっぱいもみもみ券! 良い響きじゃが、そんな券よりもグレードの高い裸体もみもみ券もプレゼントしよう!』
『ふふ、わたしもです! 沙は〝器様の御業を体感している眷属たちが実に羨ましい〟と言っていましたから、期待しています♪』
『器様との、ふれあい……うふ』
<神剣・三叉法具サラテン>たちが喜ぶ思念を寄越す。
貂の無数にある長い尻尾もみもみも楽しそうだ。
んだがなぁ。やることは多い。
それに、
『正直に言うが、エロいことよりも羅仙瞑道百妙枝の一端を学べる『神仙燕書』や『神淵残巻』などを入手し、<御剣導技>などを学びたい』
神剣に乗ったサーフィン剣術は気持ち良さそうだ。
学べば小型オービタルのバイク剣術にも応用ができるかもしれない。
『うむ! それも分かっておる!』
『はい、『神仙燕書』や『神淵残巻』などは東のどこかにあるとしか分かりませんからね』
『あぁ、ま、神界の武術系奥義書がすべて東にあるってわけではないと思うがな』
『うむ!』
『このフクロラウドの魔塔にも存在するかもしれません』
『はい。様々な武術家、武芸者などの強者が集まっていますから、神界の強者を倒し武器防具を回収している存在がいるかもしれません』
『たしかに。では、思考を切り替える』
『『『はい』』』
一瞬の念話を終わらせた。
目の前のルシエンヌは僅かに微笑む。
……微かな笑みだが、かなり深い笑みだ。
ルシエンヌの思いに自然と頷く。
ルシエンヌも微かに頷く。
その表情と首肯から、
『恨みを晴らした。ありがとう』
などといった幾つかの感情は言わずとも分かる。彼女の身に起きたことを思えば……正直もっと早く介入したかった。そんな思いでルシエンヌを見ていると、腰に手が触れた。
エヴァの手だ。
「ん、シュウヤ、大丈夫。できることは行った。正義の神様もシュウヤのことを褒めると思う」
「そうだな」
「ん」
エヴァの天使の微笑を見て……すべてが癒やされ許された気がした。
「はい。【剣団ガルオム】の方々への正義は成された」
「ふふ、はい。【闇の八巨星】の一人が開催するサセルエル夏終闘技祭で、まさか【剣団ガルオム】のような方々を救うとは思いませんでしたが……」
「それは、たしかに。レベッカたちに血文字を送りましたが、『えぇ!? パパッとシュウヤの優勝で終わる闘技祭じゃないの!? あぁ~蛸殴り大会とか言ってたわたしに天罰か……』って、不機嫌でしたから……」
レベッカ、済まぬ。
が、レベッカらしい反応に少し笑ってしまう。
キサラのレベッカのモノマネに苦笑していたヴィーネが真面目な表情に移行しつつ、
「きっと、【剣団ガルオム】の方々を生かすことが、我々【天凛の月】の天命であったのでしょう」
と発言。
アクセルマギナやミレイヴァルなど、皆がヴィーネの顔を見て頷き、
「ん、天命はあると思う。カザネの言葉を喋った【龍双ハボ・リゾン】の幹部一殺槍ザトクさんとシュウヤは出会った」
ヴィーネは、
「〝盲目なる血祭りを歩む混沌なる槍使い〟の言葉ですね……血祭りと混沌と槍使いの部分は合うとは思いますが、たまたまでは?」
そう発言し、宙空に残る剣の軌跡を眺めている。
キサラが頷いて、
「偶然だとは思いますが、【アシュラー教団】繋がりでキーラの組織を数度思い浮かべました」
そう言うと、ヴィーネは頷き、
「【アシュラー教団】東部局長の地位を捨て、嘗てのナナを誘拐しようと狙い、旧神テソルと関係があるとされるキーラ・ホセライ……そのキーラが盟主の【御九星集団】も【闇の八巨星】ですからね」
そう発言。
皆が頷く。
「ん、廊下で漆黒のローブの敵と戦っている時、横の観客たちや部屋の中に【御九星集団】の人がいるのかな? と思ってた」
エヴァがそう告げる。
たしかに、いたかもしれない。
そのエヴァは、宙空に残り続けている剣の軌跡に肉球パンチを当てようとしてからぶっている相棒を見ていた。
「ンン――」
キサラは、
「……とにかく、今倒した厖婦闇眼ドミエルは諸侯クラス。自らが触媒となっていたキルアスヒも強者でした。その存在を倒したことは、
たしかに。
「「はい」」
「そうですね。栄光ある陛下の歴史の一頁に刻まれる事象です。後世に伝わるはず……」
最後にチラッと【剣団ガルオム】の方々を見ながら語るミレイヴァル。
釣られてルシエンヌを見た。
ルシエンヌは、二つの輝く剣の切っ先を見上げ続けていた。
表情は普通に見えたが、瞳には悲しみの感情が見て取れる。
そのルシエンヌはキルアスヒの心臓を斬った位置に残り続けている剣の軌跡を凝視。
輝く剣の軌跡は消えていない。
不思議だ。時空間に傷が?
あ、少しずつだが、軌跡は徐々に消えているのか。
先の斬った心臓には厖婦闇眼ドミエルの魔力が残っていた?
キルアスヒとの契約の残滓?
それとも輝く剣が特別か。
ルシエンヌは、徐々に光を失う剣の軌跡を見ながら片目から涙を流した。
「「「……団長……」」」
「団長、俺たちは勝ったんだ。あの状況下から……俺たちは……」
その【剣団ガルオム】の思いに応えるようにルシエンヌの二つの輝く剣は輝きを強めた。
その輝きを強めた剣身から光の魔力が斜め上に迸る。
その光の魔力は雲梯のような光条に見えた。
が、その光条は粒となる。
粒は
戦旗が掲げられているから、戦船?
その
暫しの間ゆっくりと斜め上へと航行していく。
すると、戦船を模っていた光の粒は崩壊。
粒は光の雲梯へと戻ると、今度は獅子の頭部を模り始めた。
その光の粒が模った獅子の頭部は、
時折、その幻影は霞む。
その
が、ルシエンヌたち【剣団ガルオム】の方々には聞こえている?
皆には見えていないようだ。
ルシエンヌは、
「聖王ホクマータ様――」
片膝を床に突け頭を垂れた。
ルシエンヌには聞こえていた?
二つの輝く剣も床に置く。
【剣団ガルオム】の方々も一斉に団長ルシエンヌと同じ動作を取った。
ヴィーネたちは驚いている。
「聖王ホクマータ? マスター、そこの空間に時空次元への干渉が見られますが……」
アクセルマギナがそう発言。
俺は頷いて、
「だろうな」
そう言うと、ヴィーネが俺の二の腕におっぱいを当てながら、
「ご主人様? 時空次元への干渉とは、ルシエンヌの聖剣と【剣団ガルオム】の儀式が始まったのですか?」
と、聞きながら頭部を傾げてきた。紫色が混じる唇の襞が素敵すぎる。
キスしたくなったが、我慢し、
「今、【剣団ガルオム】と関係する神界セウロスの神々と関係しているだろう
「「おぉ」」
「聖剣を持つ団長だけが聖王ホクマータ様のお告げを聞けるはず……」
「シュウヤ様は凄すぎる……」
幹部のヒウガルさんと、キサラたちがいた踊り場にいた【剣団ガルオム】の方々は頷きまくっていた。
女性の隊員と目が合うと、少し体が震えて倒れそうになっていた。
なぜだ。
「……あぁ、【天凛の月】とはいったい……」
「シュウヤ様たちに助けられて良かった……ね? トギア」
イフアンと一緒にいる黒き獣トギアは頷くような素振りを見せると、
「……ルゥゥ」
と鳴いて、
「にゃお」
エジプト座りとなった。
黒き獣トギアは頭を下げ続ける。
小型グリフォンが黒猫に頭を下げている構図は、少しシュールだ。
魔界沸騎士長ゼメタスとアドモスも、
「聖王ホクマータ!? 気付かなんだ!」
「我もだ! が、我らに光を当ててくるかも知れぬぞ……」
そう発言。
鋼鉄と骨で組まれた甲冑の溝と孔から語尾のタイミングで魔力を噴出させている。
キサラは、その噴出された魔力を受け一瞬咳き込む。
が、ふふっと笑いつつ剣の軌跡が残る宙空に細い指を向け、
「ゼメタスとアドモス、大丈夫ですよ。しかし、この見事な聖剣の軌跡と、その光の幻影は関係がありそうですね」
と発言。皆が頷く。
たしかにそうかもな。
エヴァは、
「ん、シュウヤが獲得してきた称号は超異現象歩進や神性現象歩進の効果を持つから、ルシエンヌさんたちに影響を与えたかも?」
そう発言。
ヴィーネは、
「……なるほど。他にも、【塔烈中立都市セナアプア】は神界セウロスの神々の式識は弱まりますが、ご主人様とわたしたちは黄金の冒険者カードを持つ……」
「たしかに」
「「はい」」
「ん」
キサラ、アクセルマギナ、ミレイヴァル、エヴァは頷いた。
ヴィーネは、
「更に、ここはフクロラウドの魔塔。普通は起こりえない現象が起こりやすい? あ、厖婦闇眼ドミエルが滅されたことや、ロロ様の炎の影響で空間や結界に綻びが起きた可能性も考えられます!」
少し興奮したヴィーネがそう発言。
二の腕の幸せな圧力が強まる。
おっぱいの感触が素晴らしい。
ヴィーネは俺の気持ちを理解しているのか、頬を少し赤らめつつ、俺の唇をチラッと見てから双眸を見つめてくる。
可愛いがな!
が、聖王ホクマータ様の幻影と【剣団ガルオム】の方々がいる手前、今は止めておこう。
エロ紳士として、無難に、
「それはあるかもな。ロロの炎は凄い
と鼻の下を伸ばしつつ――。
喋った威力の部分に合わせて、二の腕の表面に<血魔力>を少し集めてヴィーネのおっぱいさんへ<血魔力>を直に送った。
ヴィーネは、「ぁん」と喘ぎ声を発して体をビクッと前後に動かし、感じてしまう。
直ぐにヴィーネの背中に手を当て、体を支えてあげたが、
「あぁ……」
と余計に感じてしまった。
俺の肩に頬を寄せながら、うっとり顔となったヴィーネは、半開きとなった唇を見せつつ「ご主人様……」と小声でアピール。同時に体から強いバニラの匂いを漂わせてきた。
たまらん。
「にゃ~」
と、黒猫に戻っていた
相棒の可愛いツッコミに思わず笑った。
エヴァとキサラとミレイヴァルとリサナはヴィーネの姿を見て一瞬『わたしも』といった顔色を見せるが、抱きついてはこなかった。
エヴァは、ルシエンヌたちの姿と、宙空に残る剣の軌跡を見比べるように視線を巡らせてから、ヴィーネも見て、
「ん、この現象は不思議! それと、ヴィーネ、今はだめ」
「あ、はい」
ヴィーネは俺に一回強くおっぱいを押し付けてから離れる。
ミレイヴァルは、
「陛下……わたしもと言いたいですが、今は止めておきます。そして、聖王ホクマータと関係した何かが召喚される?」
そう発言。
「召喚はないと思うが……」
片膝を床につけている【剣団ガルオム】の方々は、俺の言葉に同意するように一斉に頷いていた。
ルシエンヌは微動だにせず、聖王ホクマータ様の幻影に頭を下げ続けている。
胸元の十字架のネックレスを握っている。
聖王ホクマータ様に祈祷を行っている?
「ンン、にゃ~」
相棒も聖王ホクマータ様の幻影は見えていないのか?
戦神ラマドシュラー様の時は見えていた。
相性とかがあるんだろう。
すると、ヴィーネが、
「召喚? だとしても、塔烈中立都市セナアプアでは珍しい……」
冷静さを取り戻している素振りで語るヴィーネだったが、喋り終わりに俺を見つめてくる視線には、明らかな熱情があった。
笑顔を送ると、体をビクッと反応させて胸を揺らすヴィーネが愛おしい。
そして、召喚か。
そう言えば、新しく獲得したスキルには、召喚があったな。
すると、リサナは、
「不思議ですね~♪ あ、魔界沸騎士長ゼメタスとアドモス! 渋い漆黒の鋼鉄鎧が格好良いです!」
「――ンンン、にゃおお~」
「リサナ殿、ありがとうございます。あぁ――ロロ様、頭部の新しい角は耳ではありませぬ……」
「リサナ殿、脇腹を扇子で擦っても魔力の出力は変わりませぬぞ。それと、もうじき、我らの熱い魔力が胸の溝から噴出する故、気を付けてくだされ」
ゼメタスとアドモスは相棒とリサナに頭部や胸元の鎧を撫でられ悪戯されている。
そんな皆に、
「ま、色々と重なった結果かな。そして、【剣団ガルオム】が信奉する聖王ホクマータ様の見た目が
「ん、絵で見たことあった」
「はい。ゴーモックの隊商は、よく絵画を売っています」
狼月都市ハーレイアで、ライカンスロープたちの会話から、獣人の姿なんだろうな、ぐらいは想像していたが……。
「そっか。勉強不足だった」
アクセルマギナ以外は当然って顔だ。
「ん、気にしない」
「はい。
すると、
【剣団ガルオム】の方々が頭を垂れている神々しい
太い片腕で俺を差す。
ルシエンヌは俺をチラッと見て、微かに頷いた。
その神々しい
皆は不思議そうに輝く剣を見ているだけだ。
「聖王ホクマータ様の幻影は消えた」
「ん、見たかった」
「聖王ホクマータ様の幻影を見られたのは、陛下とルシエンヌさんのみ?」
「かもな」
ルシエンヌは、少し驚いたような表情を浮かべて、
「……そのようです……シュウヤ様は……<光の使徒>……」
そうボソボソと発言すると、そのまま俺をボウッと見続けた。
頬は斑に赤くなっている。
「ルシエンヌ?」
「あ、い、いえ、す、すみません、なんでもありません――」
と慌てて立ち上がる。
が、「あ――」と、直ぐに膝を床に突けた。
床に置いたままの二つの輝く剣を手に掴みながら立ち上がった。
その姿は団長らしくないが、可愛らしい。
ルシエンヌは、輝く剣を見てから数回頷く。
二つの輝く剣を振るって地味な鞘に剣を納める。と、剣の軌跡がまた少し宙空に残る。
その軌跡の輝きは残滓のような粒の魔力に変化し、その魔力は輝く剣の柄へと吸収された。
不思議だが面白い。
柄巻も縁が少し輝く。
綺麗だ。鞘だけが地味か。
ルシエンヌは俺を見てきた。
そのルシエンヌに聖王ホクマータ様と会話ができたのか聞きたかったが、それは聞かず、
「ルシエンヌ、【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】の幹部は、暗光ヨバサ以外にも、ここにいるのかな」
「すべての幹部を覚えてはいないので、詳細は分かりかねます」
「そっか。俺は中央昇降台に向かう。そろそろブリーフィングも始まるだろう」
「はい、〝輝けるサセルエル〟を巡る戦いも終わったはずです」
「ん、強者たちの饗宴」
「そうですね、〝輝けるサセルエル〟を巡る戦いを生き残った方々でしょうから、強者中の強者と呼べるかもしれない」
「……その中でも暗光ヨバサは【八指】と聞いていますから、キルアスヒと同等かそれ以上の強さはあると思います」
キサラの発言に頷く。
ヴィーネは、
「ルシエンヌ、ご主人様がサセルエル夏終闘技祭に出場するのだから、出場は辞退するのだろう?」
ルシエンヌは静かに頷いてから、俺を見て、
「……はい。シュウヤ様たちとは戦いません。シュウヤ様がそれを望むなら辞退します。〝輝けるサセルエル〟は渡しておきます」
〝輝けるサセルエル〟を俺に渡してきた。
受け取りつつ、
「……どうしても出場したいのなら別だが」
「暗光ヨバサとは戦いたいです。が、もう辞退は決めていました。望みは、武勇の極みと呼べるシュウヤ様の傍で応援を続けたい。それに、暗光ヨバサが出場していて強者なら、必ず勝ち上がる。ですから、自ずとシュウヤ様とどこかでぶつかる結果となる……」
「たしかにそうだな。が、強くても、誰かに負けて死ぬかもだ」
俺はそう発言。
「なるほど」
「ん」
「が、【闇剣の明星ホアル・キルアスヒ】の連中は気に食わない」
「……ご主人様。では、暗光ヨバサと戦う相手が強者で、暗光ヨバサが敗れそうと分かれば、暗光ヨバサとその人物が舞台に上がり戦う前に、わたしが陰で始末に動きましょうか」
ヴィーネがそう発言。
「ふ、ヴィーネが暗殺者にならんでもいい。その場合は、俺がやる」
皆、沈黙。
「「……」」
「……分かりました」
「閣下……その際は我らを盾に!」
「閣下の共に使ってくだされい!!」
はは、熱い。
そして、偵察用ドローンをチェック。
クナたちと〝輝けるサセルエル〟を持った強者たちが集結している中央昇降台を見る。
まだブリーフィングが開始されていないことを確認してから、
「……時と場合による。が、考えておこう。で、魔界沸騎士長ゼメタスとアドモス、魔界にかえってもらう前に――」
〝列強魔軍地図〟を意識して出した。
次いでにデュラートの秘剣を召喚。
<光魔ノ秘剣・マルア>を意識。
マルアを出す――。
デュラートの秘剣の柄や剣身などいたるところから黒髪が大量に迸る。
その黒髪は瞬く間に綺麗なマルアの姿となった。
マルアは状況を見て、
「……デュラート・シュウヤ様~、マルアが見参!」
魔界沸騎士長ゼメタスとアドモスの真似が可愛い。
「――マルア殿? あ、それは地図?」
「あぁ、それは魔界の地図ですな!」
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