二百九十話 レムロナの二つの用事
◇◆◇◆
僅か数十にまで減ったオセベリアの軽魔騎兵たち。
グリフォン丘へと逃走を続けていた。
そして、その逃走を続ける軽魔騎兵の中に、ラドフォード帝国の後方部隊を混乱させていた血長耳のメンバーも存在した。
「――後爪のベリ、魔笛のイラボエがやられてしまうとは」
「――キューレル? 話が違うのだけど」
魔獣に騎乗しながら血長耳の最高幹部に話しかけているのは、第二王子の密偵であるフランだ。
「我慢しろ。帝国にあんな黒髪の強者が率いる特殊部隊が居るとは、完全に想定外だった」
「合流直後に奇襲を受けるとは、わたしもついていない」
「そうとは言えない。フランが来たから俺は助かった」
「だが、この状況だぞ?」
フランの言葉に背後を見るキューレル。碧眼の瞳は暗く沈んで見えた。
「――撤退が遅れていた後方部隊は全滅か」
「わたしたちだけという事……」
「しかし、機密情報は入手した。このまま丘陵を越えた先にある砦まで撤退だ」
キューレルの顔色が悪いのを表しているかのように、どんよりとした曇り空の下、僅かに傾斜している地面を彼らは駆けていく。
◇◆◇◆
逃走しているオセベリア軍を追跡している帝国の特殊部隊【第三黒髪隊】と第十特陸戦旅団。魔獣に乗り駆けている黒髪隊の先頭に立つ人物は三名。
部隊の名前通り黒髪の人物が隊長だ。
名は竹林義之。元日本人。セラでは、タケバヤシと呼ばれていることが多い。
背中にクロスさせるように装着している二つの魔剣を使う。
肩口から覗かせる先端が湾曲した柄巻きの先端は髑髏の意匠が施されていた。
竹林は、剣士としての風格漂う。その剣士の竹林の隣で、渋皮の剥けた女性が、
「わたしたちが仕留め切れずに逃がしてしまう程の相手、この戦争中だと初めてじゃない?」
彼女は勝利を収めているにも関わらず『……災禍は敵方の諜者のひとりでは来ない、大挙して寄するが常』と、取り逃がした事から嫌な未来を想像していた。
「……あぁ、味な真似をする手練だった。笛を使った幻術使いに爪の前衛は殺せたが……」
「逃げたエルフ。側に赤髪の長剣使いがいなきゃ殺せたのに」
「どうせ王国の特殊部隊か傭兵集団だろう。オセベリアはこの戦争の他に遠い東でも小競り合いがあったと聞く。裕福な国の一つだからな」
「確かに一人一人が妙に強かった」
「だが、戦乱のフロルセイルで戦った同じ転移者たちが所属するタータイム国やレドレイン国の方が洗練されていた」
「……」
竹林の言葉を聞いた女性は眉をひそめて黙る。
彼女の左目は白く濁り魔力が渦を巻いていた。
「どうした?」
「転移者の話は思い出したくない」
「仲間の裏切りを思い出したのか……嘗ての黒き戦神を含めて、戦乱は無常だからな。気持ちは分かる」
「帝国に来ても戦争ばかり」
左目が濁る彼女は溜め息を吐く。
「あそこよりは、今の帝国の方が楽だろう?」
「そうだけどさ、このままずっと戦うだけの人生なのかなって……」
黒髪の女性は珍しく弱音を吐いた。
「……いまさらだな。フロルセイルから逃げた
「もう、たまには弱音を吐いたっていいじゃない。皮肉なタケ! それにあんな屑の話を思い出させないでよ」
「ははは、魂喰いのキリエが、感傷とはなァ、タマキの癖がうつっちまったか」
「うるさい! ほら、もう砦が見えたわよ、タマキも黙ってないで何かいったら?」
「わたしは別に」
タマキと呼ばれた小柄の女性は朴訥の雰囲気を持つ。
しかし、そんな雰囲気に似合わない大きな魔道具を背負っていた。
先端部位が大きな環。その縁に歪な形の爪刃が幾つも付いている遠距離専用の武器。
その三人が先頭に立つ黒髪隊が動きを止めた。
先にオセベリアの砦が見える。
屋根に連なる防御塔が一つ。バリケードだけの簡素な砦だ。
「……ついたな、あそこがオセベリアの工作部隊が逃げた砦。あの砦を落とせば、ルルザック、ペルネーテの足掛かりになるとシラン将軍は語っていた」
「でも、グリフォン丘とドラゴン崖の間に重要な城もあるから特陸戦旅団の本隊が行う戦の結果によって、あの砦を手に入れても捨て石になるかもしれない」
「捨て石になる気配が出たら逃げればいい。だが、今回は違う結果になるさ。俺たち転移者と召喚者たちのグループが大戦果を帝国に齎したことは確実だ。この勢いは止まらんと思うぜ。そして、帝都に戻ったら貴族と領地は確実だ。ふは、楽しみだぜぇ……俺たちが貴族だぞ? ふははは」
「……」
欲望を露わにして竹林を見つめる切絵は内心複雑な思いだったが、黙っていた。
そんな武器を持った黒髪隊の同志が交わしている言語は日本語なので、他の者たちに理解は出来ない。兵士からは不気味な言語だと思われていた。
しかし、そんな黒髪隊は竹林の中隊も含めて、常勝無敗。
青鉄騎士団は言うに及ばず、オセベリアの王太子が乗る
そんな勢いある軍勢がオセベリア王国の前線にある砦を飲み込むため襲いかかろうとしていた。
◇◆◇◆
「その石だ! シュウヤが持っていた石! いや、わたしが見た時より石は小さいのか? しかし、石の形は似ている……」
レムロナは棚の上に飾ってある石を指差して叫ぶ。
「俺が? この石を持って?」
「そうだ。<ラースゥンの宿命眼>から派生した<残魔視>のスキルを使った瞬間に何度も何度も見る……」
彼女のスキルは、その場で起きた出来事の一部を少ない時間限定で、灰色の視界で視られる能力。何らかの作用が重なり、俺の姿を見ていたらしい……。
「……背景がボヤケテいたので場所は分からなかったが、シュウヤは必死な顔だった」
俺が必死な顔……? この綺麗な双子石を持ってか?
試しに、棚の上に飾ってある双子石を掴んで見るが、特に何にも起こらない。
レムロナに渡してみよう。
「レムロナ、持ってみて――」
「うむ」
二つの石を手渡したが、変わったことは起きない。特に変化はないようだ。
アケミさんは『ソジュ曰く、時空属性に関係するアイテムらしいです。双子石。もう一つある石があれば真価を発揮するとか。珍しいらしいです』
と、語っていたが。
「この綺麗な石たちへ魔力を込めてもいいか? シュウヤが必死な顔でこの石に何かを入れろ。という感じで変な顔を浮かべていたんだ」
俺がそんなことを?
「どうぞ」
頷いたレムロナ。彼女が掌の石へ魔力を込めた瞬間――。
その魔力で反応した石は一つに重なる。
本当の双子石となった。
「おお、これだ。この石を持ったシュウヤだった!」
石の内部で煌く星々の明かりが、強くなっている?
「レムロナが見ていた、もう一人の俺は、これを望んでいたと……」
レムロナは人差し指と親指で挟んで、双子石を見せてくる。
その双子石を凝視していった。
石の内部は宇宙めいた星々が光っているのは変わらない。アクセサリーに加工したら人気が出そうな石だ。
「返しておこう」
双子石を返されたので、頷いてから、試しにその石に魔力を送ってみた。
魔力が込められた双子石は光を帯びる。
だが、あまり変化はない。光が強くなっただけだ。
とりあえず飾らずにアイテムボックスの中に仕舞う。
「……その石の変化が望みだったのなら、シュウヤの幻影もきっと満足しただろう」
彼女は目の下に小さい隈があった。もしかして、気苦労を?
「……何か、幻影の俺が迷惑を掛けたようで、済まなかった」
「い、いや、いいんだ……」
いつの間にか、近い距離に居たことに気付いたレムロナ。
恥ずかしいのか、マスクの上半分を見せている顔色が紅い。
「……レムロナ様、テンテンをどうぞ」
その間を潰すように、ヴィーネがさり気無く準備していたテンテンが入ったゴブレットを差し出していた。
「済まない、頂こう」
レムロナは顔の下半分を覆う布を下ろし唇を晒す。
そのまま手に持ったゴブレットを傾けて唇に当てると、テンテンを飲んでいく。
可愛い女性の表情へ変化させながらの、いい飲みっぷり。
この反応からして、テンテンは女子にも人気がありそう。
タイチの所属する商会はぼろ儲けだろうな。
「美味い――」
満足気な表情のレムロナ。青汁風の美味いじゃないから、本当に美味いのだろう。
レムロナはテンテンの感想を述べてから、飲み終わったゴブレットをヴィーネに返し、
「ところで、もう一つ話がある。どちらかといえば、今から話す事の方が重要だ」
レムロナは大騎士らしい表情を取り戻す。睨みを利かせながら話してきた。
「……なんですか?」
「フランが
「なんでフランが戦場に出ているんだ?」
「ファルス殿下と血長耳の付き合いからだ。ガルキエフはサーザリオン領に出兵している。その支援の面もある……」
レムロナの言は歯切れが悪い。
「ガルキエフの兵はどうなってる?」
「ドラゴン崖の手前で特陸戦旅団の軍勢と衝突したと報告があった。城から伯爵の軍も迎撃に動いているので、南のフランが居る砦にいける状況ではない」
フランの危機……助けにいくか。
「勿論、リノを使って連絡が出来る状況なので、まだ挽回は可能だと思うが……」
「レムロナ、砦の位置の詳細をくれ」
「おぉ、助けに行ってくれるのか!」
「当たり前だろう。いいから早く情報を寄越せ。ヴィーネ、皆、聞いていたな? 戦闘準備だ」
「はい――このガドリセスと、女神から頂いた弓もありますし、すぐに行けます」
ヴィーネは、コートの内側を捲る。くびれた腰に似合うガーターベルトの剣帯に赤鱗の鞘が差してあった。ヴィーネはガドリセスの魔剣の扱いに自信がある顔付き。
青白い肌の太股が露となって……美しいモデルのような足と、足首には魅了された。
ついつい、剣ではなく足を見てしまう。
「……相変わらず、美しい足だ」
「ふふ、嬉しいぞ」
嬉しそうに素の感情を表に出すヴィーネ。
バニラの香りを漂わせてきた。
気持ちに応えたいが、そりゃ今度だな。
「にゃあ」
「ニャオ」
「ニャア」
猫軍団も反応を示す。
黒豹、大虎コンビとなると庭に走っていった。
「シュウヤ、準備は出来ている」
ユイは魔刀を持ちながらくるっと身軽に一回転。その際に、特別なガーターベルトを装着しているのが見えた。宝箱から手に入れた柔軟性がアップするというアイテム。
カルードが欲しがっていたものだ。いつでも戦える準備はしていたらしい。
そして、カルードが手にしないで本当に良かった。悩ましいユイを見ていると、
「閣下、左目に行きますか?」
「こい」
「はい!」
液体に変化したヘルメは宙空からスパイラルしながら左目に入った。もう慣れたが、気持ちいい目薬だ。
「戦場なら、それなりに質が高い防具を着た方がいいわよね? だから着替えてくる」
「ん、わたしも着替える」
レベッカは廊下に向かう。エヴァも魔導車椅子を金属足に変化させてから板の間の廊下を滑るように走っていった。そこで、レムロナに、
「……レムロナ、今回はあくまでもフラン救出が目的だ。国に手を貸す訳ではないからな、王子にも伝えておけ」
「分かっている。本当に何度も……恩に着る……」
一滴の涙が、彼女の頬から流れていた。
「泣くのは早い」
「……そ、そうだな。これが西の地図。手前がグリフォン丘だ。ここの印が砦となる」
涙を拭いたレムロナは机の上に地図を広げてくれた。
「平面図か」
高低差がある地形の詳細を確認していると、皆が装備を整えてリビングに集合していた。
「雑木林の間にある砦の場所は覚えた。このまま俺たちはすぐにフランの救出に向かう。レムロナはどうする?」
「……わたしも行きたい。だが、王子付きの大騎士。このペルネーテから今は離れられない……この後も王子の屋敷で会合がある」
レムロナは悔しそうな顔を浮かべる。
本当はサージェスに乗ってすぐに砦に向かいたいんだろうな。
「分かった。まぁやるだけやってみるから」
「宜しく頼む」
俺は頷いてから、アイテムボックスに仕舞っておいたフランの血瓶を取り出した。
ついでに回復ポーションと魔力回復ポーションを取り出して、胸ベルトに納める。
それから、血瓶の蓋を開けて<
左手の鎖の因子マークから血塗れた鎖が出た。
朱色の血が滴る鎖……先端は相変わらず船の錨だ。
コブラ、死神の鎌、怪しく揺れる振り子時計にも見えた。
そんな鎌、船の錨、重石の碇のような先端に、フランの血を一滴垂らす。
フランの血を鎖の先端は、むくっと自動的に起き上がり、クイクイッと獲物を探すように方向を示す。コブラの頭のような動きに見えてしまう。
「皆、行くぞ」
フランの血が入った瓶の蓋を閉めてからアイテムボックスに仕舞う。
「行きましょう」
「ん、鋼球を使って金属は保存予定」
「了解、わたしは多人数用の剣術を試す」
「武術の訓練の成果をみせてあげるんだから」
選ばれし眷族たちを率いて、リビングから続く出入り口から外に出た。
レムロナの背中が見える。庭から大門へ向けて走っていた。
サージェスを使っての移動は規制でもされているのだろうか?
と思ったら、彼女が門を潜ったところで、上空にサージェスが飛んでいるのが見えた。
レムロナの事を見守っていたようだ。中庭で巨大な神獣の姿になっているロロディーヌも見上げている。飛んでいる竜のサージェスも今のロロディーヌだと、ただの餌だろうな……。
「ロロちゃんの後頭部は頂き〜」
「――ん、ロロちゃん、横が広くなった?」
「――ずっと前に皆で一緒に空を飛んだ時よりも姿が大きいから、圧倒されちゃう」
レベッカは毛がもふもふしている場所にダイブしていた。
それを笑いながら見ていたエヴァ、ユイが神獣の感想を語り合いながら背中の上に乗っていく。エヴァとユイもレベッカに釣られるように背中の黒毛の感触を楽しんでいた。
「……ご主人様、ロロ様が巨大な神獣の姿になっていますが、何か事件ですか?」
ママニたちも中庭に集結。
「戦場に出る。邪界ヘルローネからの連戦となるが、血獣隊もついてくるか?」
「承知、戦ならば我の魔盾が必要だろう! 敵の攻撃を一手に引き受けようぞ」
「お任せを! わたしたちは<従者長>の血獣隊。ルシヴァルの尖兵として存分にお使いください!」
「うん、ボクも頑張るよ! 血を吸って強くなるんだ。お姉様たちを守りたい」
「わたしもご主人様に貢献したいです。綺麗なお姉様方にも貢献したい」
彼女たちから沸騎士並みのぼあぼあを感じられた。
よし、血獣隊も連れていくか。
ルシヴァルならいくら矢が刺さろうと死にはしない。
その時、大虎のアーレイとヒュレミも側に寄ってくる。
「ニャアァ」
「ニャオォ」
左右の位置に来たアーレイとヒュレミの大虎は強く鳴く。
そして、俺の腰を挟むように、左右から頭を衝突させてきた、瞬間。
アーレイたちは小さい陶器の人形に戻っていた。
床に転がる猫の陶器人形。わたしたちを運べという事か。
「アーレイたちも、シュウヤと一緒に行きたいらしいわね」
「そうみたいだ」
「シュウヤが居ない時、淋しげに鳴いていたと使用人から話を聞いたし、門番はさせずに普段から持ち歩いたら?」
ユイがそんな提案をしてきた。確かにいいかもしれない。
「今度からそうしようかな」
「うん、わたしもそれは賛成。でも、ポポブムが寂しく鳴くかもしれないけど」
バルも居なくなったからなぁ。忘れていなければポポブムと似た魔獣でも今度買ってあげるか。お見合いをさせて、繁殖をさせて、ポポブムのジャパンカップや凱旋門賞的なレースに勝つために、ポポブムの調教師に牧場を経営……と妄想はここまでにして……。
さて、この猫の陶器人形を仕舞う。ハルホンクのポケットもあるけど、お望みとあらば、
「……今まで魔竜王の蒼眼がお世話になっていた胸ベルトのポケット、空いてるし、ここにいれておくかな……」
アーレイとヒュレミの猫の陶器人形を懐に仕舞う。
「ンン、にゃお、にゃ」
仕舞っていたのを見ていた神獣のロロディーヌも何か意味を込めて鳴く。
『子分たちを使うニャ?』
と、思っているのかもしれない。
「……皆、集結しているけど、何事?」
ミスティだ。騒がしい庭の様子を聞いて、工房から出てきた。
仕事の邪魔をしてしまったかな。
「これから戦場に向かう。フランの救出をしてくる」
「戦場? 驚きね。でも、皆が行くなら、明日仕事なんだけど、わたしも行こうかしら」
「来るなら神獣に乗れ。ただし、何度も言うが、向かう場所は地上の戦場。魔石もない人の命を奪う戦争だ。痛い思いをする覚悟は必要だぞ」
「ふふ、マスター。ルシヴァルのわたしにそれを言う?」
「それもそうだな」
「うん――」
眼鏡が似合う彼女は身軽な格好。
絹製のカーディガン系の上着とズボンを履いた状態で、神獣ロロディーヌに乗ってきた。
「装備はそれでいいのか?」
「大丈夫でしょ? 今回は大所帯みたいだし本当は魔導人形を持って行きたいけど、まだまだ完成は遠い。だから、携帯している簡易ゴーレムで貢献させてもらう」
彼女は細い指先を腰に伸ばす。ベルトに巻き付いている無数の袋を示していた。
袋の中に砂のような金属、小型インゴットが入っているようだ。
「そっか」
「ん、わたしが側に居るからゴーレム操作に集中していればいい」
「エヴァ、いつもありがと、わたしのゴーレムで守るから」
「ん」
「ガドリセスの剣で妹たちを守る!」
「珍しい、シュウヤ以外にそんな事を言うなんて」
「と、当然ながら、ご主人様を守りたいですが、いつも守られてしまうので……」
ヴィーネはそんな事をいいながら俺の顔を見た。
「今回は皆に働いて貰うさ」
んじゃ、さくっと血鎖が示す方向へ進むとするか。
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