二百五十二話 テンテンデューティと絵画教室

 

 ザガの口の動きを追った。


「冒険者以外も無数にいるさ。ここは迷宮都市である前に巨大な都市。ついこの間も、銀髪の女で、目が五つある種族の女に注目したぞ。そいつはエヴィンと名乗り、賞金稼ぎと語っていた」


 賞金稼ぎか。悪人を捕まえるとか? 


「冒険者ではなく、賞金稼ぎか」

「しらぬか?」

「知らない。エヴィンって名は覚えとこう。目が五つとは珍しい。身近にいないし――」


 ヴィーネを見ると、


「はい、冒険者を兼ねている者が大半ですが、専門の賞金稼ぎもいます。【追奴】、【砂鷹】を含めて、宗教国家で認可された奴隷を追うイメージが強いですが、南マハハイムでは、個人で活動する者が多いです。冒険者ギルドと繋がる組織も多い。犯罪者は無数にいますから、逃走した犯人を追いかける技術、スキルは多種多様にあるようです。あ、ご主人様も賞金稼ぎができますね。その際は是非お供に……」


 血のことか。確かに……<血鎖探訪ブラッドダウジング>を用いれば可能だ。

 犯人、被害者が血を残せば……血から追える。


 そんな賞金稼ぎのルートより……。

 異世界スケバン刑事で、『おまんら、許さんぜよ』とか、は女性の転生者に任せるか。

 ならば異世界探偵物語。アフロで帽子が……。

 いや、異世界殺人課の創設ルートか。


 血を追えるスキルを使い、俺が宇宙刑事となって活躍!

 そして、巧妙な犯人を追う展開とか。

 巧妙な犯人は、他人の血をわざと現場に残して、捜査する俺を混乱させてくるかも。


 といった妄想をしても仕方がない。

 

 ザガを見て、


「……ザガ、続きを頼む」

「ふむ。その五つ目のエヴィンから、巨大な亀が引っ張る木製の馬車の修理と補強を頼まれてな。馬車は専門外だが、その馬車の一部を補強して、できる範囲のみ修理してやったんだ」


 専門外とは言うが、職人ザガのことだから……。

 ちゃんと仕事はやってのけただろう。


「ザガなら馬車も作ろうと思えば作れちゃう?」

「作れるだろうな。あ、シュウヤがくれた魔柔黒鋼ソフトブラックスチールを用いて修理を行った」


 おぉ、友のザガの役に立てた……嬉しいな。


「それでな、その五つ目の賞金稼ぎエヴィンは、犯罪者のエルフを連れていたんだ。初めは首輪をつけていたんで、奴隷に見えたんだが……違った。その犯罪者のエルフを統治機構に出さずに首輪に繋がった鎖を引っ張り乱暴していた。そんな状態をわざわざ楽しんでいるような……性格の悪そうな銀髪女だった。ボンも珍しく近寄らなんだ……御者のドワーフも無口で不気味だった。とにかく、普通じゃない雰囲気だったぞ」

「へぇ、そりゃ気になるな、そいつは何処に?」

「砂漠のことを話していたから、北かもしれん」


 砂漠地方に旅立った賞金稼ぎか。


「そっか、他には?」

「あるぞ。ホワイトブラザーフットの知り合いたちが、宝箱で一山当てたらしい。緑魔髄液という粘土金属のレア素材を売りにきた。あとは……綺麗な黒髪のお嬢ちゃんもきたな……名前はアイラだったかな……」

「アイラ? それより、ほら、例の……双子の背が低い、子供の冒険者たちのことを見ていないか?」


 邪神の使徒か、或いは魔界関連か、もしくは未知の……。


「……あぁ、あの不思議な子供の魔術師、冒険者たちか。ここ最近は見ていない」

「エンチャントッ」


 ボンもくりくりの目で同意している。見ていないようだ。

 では、迷宮の内部か?

 または魔竜王のような巨大怪物退治を行うために、他の地域へ旅立ったのかな。

 或いは、五階層の邪像が置かれている転送エリアを利用して、十五階層、二十階層へ向かった可能性もある。

 ま、分からない。


 絡んでこない限りは放置か。

 あとは、ザガが目をつけたアイラという女性が気になった。


「……そっか。それで、そのアイラとは?」

「そうそう、アイラ。シュウヤが前俺にくれた魔柔黒鋼ソフトブラックスチールを使い、迷宮鉱山で採れた錬魔鉱を元に精錬を続けながら、彼女の魔杖を直してあげたんだ」

「エンチャント!」

「うむ。ボンのエンチャントのお陰でもある、ボンの魔力のお陰だ」


 プレゼントした金属がここでも役に立つとは。


「……アイラは喜んでいたなぁ。『これで使い魔グウが使いこなせますっ。わたしの力になる! あの方に会いにいけるかもしれない!』と叫んで気合いが入っていたが、不思議な感覚を受けた」

「エンチャント!」


 そのアイラという女性は知らないが。

 ザガが喜ぶ黒髪の女性だから、美人さんなのかな。


「ザガさんが、珍しく鼻息を荒くしてましたからねー。黒髪の美人女性?」

「ふんっ、わしだって、いい女を見たら興奮はするわいっ」


 ルビアの言葉に動揺を示すザガ。

 しかし、ドワーフなだけに、てっきり鍛冶ハンマーと結婚していると思っていたが、違ったようだ。


「――ということで、今日はもう店じまいだっ、シュウヤの家へ向かうぞ」


 照れたザガは、鼻息を荒くしながら、いきなり宣言。

 顎鬚が胸板に跳ね返りながらも、俺を指差していた。


「いいけどさ、随分といきなりだな」

「エンチャントッ」

「やったぁ、シュウヤ様のお屋敷、行きたかったんです!」


 ルビアとボンも嬉しいのか、はしゃぐ。

 二人でサムズアップを繰り返しながら、指を使い、全身を使う不思議なダンスを披露。


 黒猫ロロも混ざっているから面白かった。


「……了解、なら案内しようか」


 皆で、工房部屋を出て通りに出る。

 さすがに黒馬か黒獅子に近い姿にロロディーヌは変身しなかった。

 相棒の黒猫ロロが先頭をトコトコと歩く。

 

 ポポッポポッと擬音が聞こえてきそうな、後ろ脚の毛の戯れが、可愛い。


 皆でその黒猫ロロの後ろ姿を見ながら、大通りを進む。


 ザガ&ボン&ルビアが暮らす大通り沿いは、武術街と闘技場に近い。

 大通りの商店街を行き交う商人は多種多様な種族たち。

 エルフ、耳長族とも呼ぶようだが、まぁ、エルフとドワーフと人族が一番多いか。

 鼬獣人グリリって獣人は少ない。


 さっきザガが話をしていた五つ目の種族の方は……いない。

 四つ目の種族の方ならいた。


 モヒカンで肩に巨大な鉄柱を抱え持つ。

 ラジカセ的な音を鉄柱から響かせていた。


 世紀末の戦いに登場しそうなヒャッハー系の人種だ。

 

 小屋がはちきれるほど大勢の人で埋まっている店もある。

 クジでもやっているようだ。ロト6とかロト7はあるんだろうか。

 屋台も沢山ある。

 そこの中の錬金術を扱う屋台の店で、ボンが怪しい液体が入った瓶を二つ買っていた。


 瓶は硝子製……少し高い値段だったが……。

 ザガは怒ることはしなかった。


 ルビアもごく自然のこと、という顔付きをしている。


 ボンは片手に持った硝子瓶の木製の蓋を口に咥えて外す。

 そのまま、先が細い硝子瓶を口に運ぶ。


 牛乳瓶に入った牛乳を一気呵成に飲むように、怪しい液体を、ごくごくと飲んでいった。


 飲み終わったボンは、


「エンチャ、ント……」


 『気持ちいい』、『美味しい……』

 と言うようにエンチャントを小声で呟く。

 その飲み終わったボンがトコトコと、近寄ってきた。


「エンチャント――」


 背伸びしたボン。

 目が可愛いからボン君と呼びたくなる。


 もう一つの硝子瓶を俺へ差し出してくれた。

 瓶ビール? 雷様の衣装を着たコントではないが、『あんちゃんも飲んで!』という感じだ。


「これを俺にくれるのか?」

「エンチャント!」


 くれるらしい。


「そか、ありがとう」


 と、怪しい液体が入った硝子瓶を、無難に受け取った。


「エンチャッ、エンチャッ」


 飲め、飲め、と催促してくる。


「ンン、にゃぁ?」

「エンチャントッ」


 先を歩いていた黒猫ロロが戻ってきた。

 ボンはその黒猫ロロへ話しかけている。


「にゃあ」

「エンチャ」

「にゃん、にゃお?」

「エンチャント!」


 黒猫ロロは、『わたしには、にゃいのか?』と催促しているのかもしれない。


 まぁ、いいや。

 とりあえず、この不思議な液体を飲むか……。


 少し不安に感じたので、ヴィーネに視線を移す。


「……ご主人様、その商品の名は、テンテンデューティー。別名、錬金ティー、テンテンジュースと呼ばれています」


 テンテン? デューティー? 『Call of Duty』? 

 銃の撃ち合いでも始まりそうなジュースだな。


「筋力と魔力を瞬間的に高めてくれる効果と疲労回復効果があるとか。テンテン草と中型魔石が主な材料のようですが、製法は当然、秘匿されております。プリミエル大商会が多数所有する錬金商会に所属する優秀な神の右腕を持つと言われる黒髪の職人が、その液体の開発に成功したようです」

「プリミエル大商会?」


 どこかで見たか、聞いたような気がする。


「錬金系で有名だな。俺もたまに飲む」


 ザガがヴィーネの言葉に頷きながら補足していた。


「そうですね。闘技場、武術街の近辺では、闘技場関係者に好んで飲まれているようですが、美味しいので、一般の方にも好まれている、ごくありふれた飲み物の一つですね」


 健康飲料のようなものか。


「教えてくれてありがと」

「はいっ、お役に立てて光栄です」


 ヴィーネは笑顔だ。

 銀髪を耳の裏に通す仕草が、まさに聡明な秘書。

 そんな優秀な秘書さんへと――『おう』と頷く。


 そして、手に持つ硝子容器を、目の前に持ち上げて覗いて見た。


 容器の中の液体の色は濃紫でオレンジ色の粒粒が、オタマジャクシのように浮いている。

 これを飲むのには、少し……勇気が必要かもしれない。


「……見た目は確かに不安を覚えますが、意外に美味しいですよ」


 粒粒越しにヴィーネが語る。


「美味しい……」

「ふふ、大丈夫ですよ。ボン君、いつもテンテンデューティーを買うんです。でも、他の人へ買ってあげているボン君の姿は、初めて見ました」

「帽子のお礼かな」


 とルビアへ話してから、硝子瓶の先端を口に含む。

 紫色とオレンジ色の粒が入っている液体を飲んでみた。

 ……美味い、ほんのり甘い粒が爽やかな朝を感じさせてくれる味わい……。

 喉ごしもいい、そのまま、ボンと同じく一気に飲み終わる。


 飲んだ直後から効果を発揮するようで、一瞬で胃に吸収されたのか……。

 体内で魔力が湧き上がるのを感じた。

 不思議なジュース。使命感に燃えてくるってか。


「……ご主人様、気に入りましたか?」

「うん、まぁまぁ」

「では、今度、テンテンデューティーをわたしが直接商会へ買い付けにいきます」


 ヴィーネは気が利く。


「エンチャント!」


 ボンもヴィーネの言葉に同意するように頷いている。

 ヴィーネの銀色の綺麗な髪を見つめていくボン。


「ボン君、ヴィーネさんの綺麗な髪が気になるのね?」

「エンチャ? エンチャント~」


 ボンは、ルビアの言葉に顔を傾げてから、帽子を脱いで自分の頭を見せる。

 ドワーフらしい天然パーマ系の髪をアピール。


 綺麗なヴィーネの髪と比べているようだ。

 しかし、ボンの髪には被っていた野球帽子の跡がくっくりと残っていた。


「あはは、ボン君の髪がぼよよーんって跳ねてる~、面白い~」

「エンチャンット!」


 ボン君はルビアへ向けて、あっかんべー。と舌を出すと、黒猫ロロを越えて先頭を走っていった。


「もう~、髪型がおかしかっただけなのに」


 そんな走っているボンへ、


「ボン~。このテンテンジュースありがとな」

「――エンチャ? エンチャント!」


 そうだろう? という顔付きで振り返るボン。

 サムズアップしてから、側に走り寄ってきた黒猫ロロと遊びながら先頭を走っていった。


 暫く通りを歩くと、ボンは足を停めていて、絵描きを見ていた。


 絵描きのドワーフ? ボンは興味を持ったらしい。

 他にも、遠巻きに眺めている客も含めれば、かなりの人数が、その絵描きドワーフのことを見ている。

 有名な絵師なのかもしれない。


 絵描きドワーフの髪型は見事なアフロで、髭を蓄えていた。

 額に太いバンダナが巻かれている。


 その額の内側から魔力が額から髪に伝わるように漏れていた。

 にこやかな顔でボンに少しだけ似ているが、その体格は絵描きドワーフのほうが大きい。

 

 衣服はワンピースの貫頭衣。


 雰囲気のある絵描きドワーフだ。

 紙包みに入った二インチのぐらいの光を帯びた筆をとっかえひっかえしつつ、三つのキャンバスに、それぞれ精巧なモデルの絵を描いている。


 あの光を帯びた筆、特殊な魔力が備わった筆なんだろう。

 しかも凄まじい速度で描いている。華麗な筆使い。

 宝玉を鏤められたパレットも目立つ。

 格好より、道具のほうが豪華か。


 いかにも絵師らしい姿。


 キャンバスの絵は精巧すぎる。

 背景から人物まで、その個人に合わせるように色彩豊かな風景画も加わった。

 瞬く間に、三つの絵を描き終えていた。


 しかし、あのアフロと髭……『ボブの絵画教室』を思い出す。

 ね? 簡単でしょ? というフレーズが印象深く、記憶に残っている。


 あの不思議なおっさんは好きだった。

 と、昔を思い出しながら風景の絵を凝視。


 朝靄の消え残っている海沿いの道が美しい。

 霧か霞か、フワフワな絵の具の表現がなんともいえない。


 その中の一つに着目した。


 ホルカーバム近郊、エルフの頭を象った巨石が転がっていた辺りの風景に似ているところがあった。

 柘榴石のように鋭く輝いて見える場所がある。


 やはりホルカーバムだ。

 ポポブムに乗って護衛の依頼をしていた頃だったかな。

 あの巨石の遺跡は、ベファリッツ大帝国の名残だと思う。


「……凄腕絵師か」


 ドワーフの絵師はその出来上がった絵を三人のモデルたちに渡して、金をもらっていた。

 絵にも魔力が備わっているから、絵には何かしらの効果があるのかもしれない。


「……綺麗な絵ですねぇ。お客さんが多いのも分かります」

「ん、にゃ」


 肩に戻っていた黒猫ロロ

 ルビアの言葉に同意を示すように、片足を持ち上げて、猫パンチを宙へ放つ。


 その黒猫ロロの頭を撫でながら、


「……<魔法絵師>とは違うのだろうか」


 と、俺は皆に質問していた。


「そうかも知れませんし、違うかも知れません。基本は、魔法の額縁を使いモンスターを使役する戦闘職業が<魔法絵師>。勿論、<魔法絵師>の名があるように絵師としての芸術性が求められるとは思います。しかし、戦闘職業も色々と個人の能力で微妙に変化しますからね」

「<絵魔筆師>やら、<絵芸術心流>と呼ばれる戦闘職業もあると聞く。筆の毛先を魔法で硬くした接近戦が得意な戦闘職業もある。昔の客に鉄劃の使い手もおった。<鉄画銀鉤>という戦闘職業を持つ武人であった。そやつは〝力強い用筆は合金に優る。勇壮な用筆は竜鬼神グレートイスパルとなって高峰から清々しい空気を創る〟と語っておったぞ」

「へぇ。その<鉄画銀鉤>は強者っぽい。そのような筆で武人がいるなら、あのドワーフももしかして、強者の隠れた武人で、有名な芸術家とか?」

「どうだろうか。あれほどの絵を描く腕を持ちながら、店を持たず、路上で商売しているところを見ると、ただの旅の絵師に見えるが、いや、だからこそ、隠れた武芸者でもあるのか?」


 ザガが絵師のドワーフを見ながら、そう答えてくれた。


 流浪の旅絵師で武芸者……カッコいいな。

 絵を描いて稼ぎ、それを元手に違う地域へ旅に出る。

 そして、旅の末に辿りついた都市で、また、絵を描いて売ると……。


『故郷は別にないさ、強いて言えば惑星セラかな』と考えているのかも知れない。


 そう勝手に想像しながら、感心していると、


「あの筆と額……」


 と、ヴィーネが呟いた。

 と、視線で『ご主人様』と語るヴィーネ。

 銀色の虹彩は魔力を宿している。

 銀仮面から覗く銀色の瞳も魔力を宿していた。

 ヴィーネは魔察眼で絵描きドワーフの額の位置から魔力が溢れていることを確認したようだ。


 そのヴィーネに向け、


「……そうだな」


 絵描きのドワーフはわざと額を隠しているのかもしれないし、言葉には出さないが。

 ヴィーネも同じ考えなのか、頷く。


 ザガ&ボンの二人は、その絵描きドワーフを見ている。

 ルビアは、絵描きドワーフの腕に関心を寄せていた。


「……ザガ、自分と同じドワーフだし、何か知っているのか?」

「知らん。そりゃ、知り合いのドワーフは沢山いるが、同族のすべてを知っているわけではないからな。ドワーフといっても古代から続く血脈もあれば、まったく関係のないドワーフもいる」


 そりゃそうか。


「そんなことより、見事な腕だ。金属をも扱える絵描きかもしれん」

「エンチャント」


 ザガ&ボンは職人魂に刺激を受けたらしい。


「気に入ったなら描いてもらうか?」

「いんや、シュウヤの家にいこう」

「そう? ボンは?」

「エンチャッ、エンチャントッ!」

「ん、にゃぁ」

「ボンもいくそうだ、ルビアもいいな?」


 ザガは、ボン語をあっさりと翻訳。


「はい」


 ルビアも同意。

 そうして、異世界らしい情緒溢れる市場を歩いていった。

 異世界、路地裏散歩道を皆で楽しむ。

 ボンの歩き方を真似したり、相棒の尻尾を掴んで悪戯したり、ザガから『あの店は危険だ。入ったら、明太子ズンドウってのを食わされる』とかなんとかと忠告されたり。ヴィーネが綺麗な下着を売る店で足を止めたから、そのパンティを買ってあげたりもした。

 ボンが「エンチャ、エンチャァァ? エンチャァァ」と、パンティを買うところで謎の興奮を起こしていたが、無視。都市で暮らす人々の様子を見て回った。


 買い物と見知らぬ文化の行脚を楽しんでから――。

 屋敷に向かう。

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