悪夢ゲームー呪われたマンションー
@akaripanda7430
第1夢 ー指差す少女ー
・・・何故、こうなったのか分からない。
いや、心当たりはある。
でも、私には理解できない。何故私達なのだろうか…
ーすべてはあの時からだー
女友達A「ねえ、色梨ー。ここ不気味じゃない?笑」
私「うん。不気味…だよね…」
女友達B「ここ怖っ❗」
男友達A「怖かねーだろ(^∇^)こんな「団地」」
男友達B「早く帰るぞ。」
男友達C「…………」
男友達D「ぶ、不気味だよ…」
女友達Aは中村 伽凛(なかむら かりん)中学2年。気が強い。趣味はカラオケ🎤
女友達Bは藤咲 愛結(ふじさき あゆ)中学2年。おとなしいが裏は明るい。
男友達Aは一ノ瀬 響八(いちのせ きょうや)中2。運動バカで、にぎやかで明るく、面白い。ゲームオタク
男友達Bは清谷 正徒。(きよたに まさと)中2。頭が良く、冷静。読書好き
男友達Cは岡野 天夜(おかの あまや)中2。無口で、霊感が強い。天体観測が趣味らしい…
男友達Dは野崎 隼人(のざき はやと)中2。卑怯で泣き虫で怖がり。優しい。趣味はーないと思う。
私は喜山 色梨(きやま いろり)中2。自分はおとなしいと思う。趣味はゲームやマンガや本を読むこと。
今紹介したのは、仲良し7人組。私達はいつも一緒。その内、きょうやとあまやは幼なじみ。あまやとは家も近所。
あまや「………!!」
私「…?ねえ、あまやどうしたの?」
かりん「あまや?いろりそれよりも…」
私「あ、うん。で、それでどうしたの?笑」
この時、私はかりんと話すので精一杯だったけど、あまやの驚き方が気になって仕方なかった。そしてー……ー見てしまったんだ。ー
私「(どこ見てるんだろ…)」じっ。「(何もないじゃん❗)ー………❗❗❗❗」
あゆ「いろり、どうしたん?」
私「あ、あああれー…」ブルブル
あゆ「あれ?…………うそ…」ズルっ。
あゆがカバンを落としたのに反応して私とあまやとあゆ以外の皆がこちらを見て、私達の目線の先を見る。
そうすると、一人の女の子がマンションの前でこちらを見て笑いながら指差している。女の子の服はボロボロで女の子はケガをたくさんしていて、血がついている。
呆然と私達が見ていると女の子は消えた。何か口パクで言っていた。歌でも歌っているかのようにー……
はやと「ひぃっ❗」
きょうや「んだよ、あれ…」
かりん「こっち見てたよね…」
私「え…」
まさと「ありえない…この世にあんなもの。」
皆はしばらくザワついていた。でも、あまやだけは違った。
あまや「……」
私「あまや、どうしたの?」
あまや「いや、いままでの奴と全然違ったから。」
私「あまやは怖くないの?」
あまや「ああいうの見慣れてるから。…」
私「あ……そっか。」
私は質問しようとした。見慣れているという言葉が気になって…
でも、あまやだって見慣れていても見るのは嫌なはずだ。
私「(ああいうの、いつも見てるんだ…)」
あまや「ー………」
あまやはひどく何か考えこんでいた。
それより、私達にも見えたのが不思議だ。寒気がする…
そして、私達は帰宅した。
私は自分のベッドに倒れこんだ。
ポスッ。
私「はぁー…」何を考えればいいんだろうか…
バンバンバンバン❗❗
私「きゃ!!」ビクビク
あまや「俺。」
私「あ、あまや…」
そして、安心した私は窓を開けた。
トッ。
あまや「あ、のさ…」
私「何?」
あまや「さっきのさ。ヤバい」
私「え?」
あまや「普通は幽霊の魂の色は青なんだけど、さっきの奴は真っ赤でずっと見ているとボヤけた。」
私「え…うそ…それじゃ…」
あまや「………」ポス。
私「え!?ちょっとあまや!?」
あまや「…寝る……」
私「え!?ー………ふふ。」相変わらずだな。あまやはいつも言葉に出さないけど、優しい。心配で落ち着かない私を心配して、そばにいてくれるんだ。暖かい。
ーーーーーいつの間にか私達は寝ていたーーーーー
あのまま、あまやと二人で一緒に寝て、ずっと目を開けなければ良かったー…
でも、悲劇は起こったのだー…
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