side,2
ボクは至って平凡などこにでもいるタイプの人間。所謂モブ。だから非日常に憧れていた。
そんなボクに届いた一通の謎の手紙。差出人は不明。
こんなの、如何して開けずにいられようか?
勿論速攻開封した。軽い気持ちで。後のことなんて一切気にせず軽率に。
この事で、後でとんでもない目に合うなんて想像もしていなかった。
そう、其れは―――その呪いは、その時始まって仕舞って居たんだ。誰にも止められないその呪は――――。
二人目の贄が、正式に決定した。
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