キャラクター補足

【生存キャラクターのその後】


■劇作家イリーナ

劇団を率いて諸国漫遊の旅を開始。

始めは観劇習慣のない人々を相手に、五分劇などパフォーマンス中心の活動を行ったが。

大所帯の食い扶持は主に傭兵活動によるものだった。

次第に人気を博し、各都市に簡素な劇場を作ると数カ月ペースで巡業を行えるようになる。

本人が恥ずかしがるので、愛犬のアルフォンスを座長と呼んで看板にしていた。



■劇団制作ティアン

政策で培ったやりくり能力が劇団制作として開花。

作劇作業に忙しいイリーナに代わって劇団運営を一手に引き受ける優秀なパートナーとして活躍。

多種多様な人材の集まるトラブルの多い劇団において、皆に好かれ頼られた。

類希な美貌が度々噂されるが、演技が大根すぎた為、舞台には上がらなかった。



■客席係オーヴィル

本人が強く演奏係を希望したが、イリーナが即座に天才演奏家をスカウトしてしまい。

長らく客席係という不本意ではあるが、重要な役割を担う。

巡業の危険な道中も護衛として、傭兵としても稼ぎ頭として大活躍。

演奏家として活躍するより先に二枚目半の役者として人気が出てしまい重宝される。

人材の集まる劇団の旗揚げメンバーとして、ある事件で解散するまで在籍した。



■アシュハ王ヴィレオン

アシュハ国王として、マウ王国との本格的な全面戦争に突入。多忙の日々を送る。



■引退騎士メジェフ

公開処刑後、ティアンが去ったのきっかけに退役。

開戦が迫っていたが、体力気力共に尽きてしまった様子。



■チンコミル将軍

ヴィレオンの右腕として活躍。

フォメルスの妻が失踪した後、その三男を引き取って養った。

活発すぎる娘が無謀にも英雄を志し、奔放に飛び回っているのが気掛かり。



■鍛冶師アルカカ

ヴィレオンに頼まれ、騎士や兵士の剣の指導を行う。

それによって個人単位の戦力強化がされた。

趣味で作っていた武器の類も提供。軍の強化に大きく貢献した。



■上級騎士ニケ

最後まで最前線で戦い続けた。

敵から奪った飛竜を乗りこなすなどの離れ業も披露した。



■マウ第三王子アーロック

着実に準備していた最強の軍隊をお披露目。

最大の脅威としてアシュハに攻勢を掛けた。



■エルフ部隊部隊長テオ

彼の率いるエルフ部隊は、その圧倒的な潜伏能力でアシュハを多いに翻弄した。



■インガ族大戦士マハルトー

インガ族はアシュハ、マウの本格的な衝突に介入。大半を失うことになる。

部族は弱体化するが。死線を幾度も潜り抜け、完成したマハルトーが族長になった。



■アシュハ諜報部筆頭スタークス

アシュハの諜報部として活躍。テオ率いる隠密部隊をやり込める場面もあった。



■探検家イバン

劇団に同行。舞台に上がることはなく、気が向けば宣伝など制作面の手伝いをしていた。

ふらっといなくなっては、いつの間にか帰ってきている。メンバーと言うよりは常連といった位置づけだった。



■エンディミオ

コロシアムでのイリーナ初戦の相手。消息不明。



■竜の巫女メディニティーテ

幻竜の巫女。頂上的な力を持つ高位エルフでもある彼女はその後も竜を監視する旅を続けた。

炎竜ロードエヌマの巫女になったイリーナと対立し、壮絶な戦いを繰り広げた。

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