三大古竜、聖都スマフラウ、マウ王国

【三大古竜】

世界には数体のエルダードラゴンが存在し、大陸では内三体が確認されている。

一体は火竜ロードエヌム、二体目は聖竜スマフラウ、三体目は幻竜トールキンと呼ばれている。


□火竜ロードエヌム

古の時代に三国を滅ぼした。幻竜トールキンに敗北し弱体化、力を蓄えている。


□聖竜スマフラウ

アシュハとマウの国境付近に位置する山脈地帯の渓谷に棲息し、神として崇められている。


□幻竜トールキン

竜が人間に過干渉する事を嫌う。ロードエヌムの暴走を止めた。


『竜の巫女』

伝承ではトールキンを説得し、ロードエヌム討伐に貢献した女性を指してそう呼ぶ。

古竜と契約を交わすことに成功した者は、竜の持つ古大魔法を操る事が出来ると言われる。


『イリーナの正体』

イーリス・マルルムは聖竜スマフラウに選ばれた竜の巫女である。

しかし、都による巫女の選抜から漏れてしまい、追放される。

正式に巫女になることを諦められず、「何でも叶える」というフォメルスの言葉を真に受けてコロシアムに参加していた。


□メディティテ

次元竜トールキンの巫女。数百年を生き続けるエルフの戦士。

トールキンとの契約により、強大な力を持つ竜が生態系のバランスを崩すことを抑制する役割を担う。



【聖都スマフラウ】

聖竜スマフラウを奉る断崖の都市。

次元竜トールキンの伝説を参考に、断崖の底にあるスマフラウの巣の上に造られた。


アシュハ帝国とマウ王国に面しているが、竜との対立を恐れ侵攻されない不可侵の土地となっている。

戦争を逃れて来た難民えお吸収し、一大都市へと発展している。

難民の集落ゆえに治安の悪化を想定した厳しい戒律と、警備体制が敷かれている。


竜の巫女を抱える教団によって統治され、巫女の選出、儀式の運営等が執り行われる。

治安維持部隊として、飛竜の生息地である事を利用した、竜騎士の軍団を擁している。


□ララーナ・マクナフィン

教団により選出された、聖竜スマフラウの巫女。


『竜騎兵』

竜騎士とも呼ばれる。飛竜を操縦することで、空を自在に出来る騎兵。

聖都の治安を維持する警備部隊として存在し、五人編成による複数の部隊で運用されえている。

一騎いれば戦略の幅が大きく広がり、地上への一方的な攻撃を可能とする。

特に聖都のある山岳地帯では移動手段としても無類の性能を発揮する。



【マウ王国】

アシュハ皇国の領土に隣接する大国。

フォメルス時代に奪われた領土の奪還に執念を燃やし、長い戦争状態が続いている。

アシュハの弱体化を最大の好機とみなし、苛烈な攻勢に転じている。


□アーロック・ルブレ・テオルム第三王子

本国では見習いから騎士隊長までを務め、現在は外交中心に活躍をしている。

放蕩な三男という印象のせいか民からの信任は薄いが、柔軟な価値観を発揮して、アシュハ攻めの為に戦力集めをしている。


オーヴィルに竜の巫女奪還依頼をした人物。

スマフラウを殺し、中立地帯の崩壊後に竜騎士隊を手に入れようと画策している。


『ハーフエルフ部隊』

人間とエルフの混血であるハーフエルフのみで編成される。

アーロック第三王子の私設部隊であり、主に諜報、斥候部隊として活躍する。

特に野外での隠密を得意とし、独自の精霊魔法を操る事が出来る。

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