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2018年7月15日 22:13
30話と言ってましたが章区切りが良いので、ここで終えさせて貰います。 まずはちょっと独特なレイアウトで書かれるな? とは思いますがカクヨムで書かれる人に良く見られる詰め詰め、改行なし、改行後の空白などの問題をクリアされたネット小説の基本は出来ておられたので読みやすかったです。 戦闘描写も良く書かれており、参考にさせて頂きたいと思える箇所があったので見させて貰って良かったと思っております。 しかし、戦闘描写が細かいのは良いのですが、主人公のイリーナの考えが挟まれる事でスピード感が死んでしまい、戦闘中の考えの描写はもっと短くして戦闘描写に力を入れられた方が良かったように思います。 一人称であるから地の文に考えが山積するのは分かりますが、特に最初の方はワーキャー的に騒ぎまくってるだけで話が文字数の割に進まず、イリーナが騒ぐ割に何もしてないのに周りのキャラクターの描写が適当だったように思います。 なので、最初の方は極端に言うと主人公が人形相手に喋っているように感じました。 それもある程度、話が進んで主人公のイリーナが落ち着きを見せた辺りで周りのキャラクターの描写が出始めましたが、最初があんな感じで話が進まなさ過ぎでは、正直、今回、読むと宣言してなければそこに到達する前に読むのを止めていました。出だしの重さと主人公の強調の尺の取り過ぎが惜しいと言わずにいれません。 ここまでは褒める所と問題点を洗い出しをしましたが、ここからは私の主観になりますが駄目だしをさせて頂きたいと思います。 まず本丸の主人公の駄目だしをさせて貰います。 お気付きかもしれませんがイリーナの設定を殺しておられますよね? わざわざ、ボクっ娘にしてるのにボクっ娘である必要に駆られた部分って何かあったでしょうか? しいて言うならティアンと一緒に寝泊まりする流れが滞りなく出来るぐらいしか使い道がなかったように思います。 主人公が自分は男だと思っている訳で現状、女と分かれば例えばありきたりではありますが女を使った戦法を使いまくって良かったように思います。 これがドキュメントや誰かの自叙伝のように逸話をモチーフに書かれているならその人はしなかったんだな? と思うだけですが物語として書いて楽しくしようとするなら使えるモノは使うのが普通ではないでしょうか? ここまで読ませて貰ってボクっ娘である必要がまったくなかったように私は思うのですがどうですか? そして、自分の事には無頓着と強く言い切ればそれまでになるのですが、自分が女になっていると分かれば、普通、今の自分の姿がどうなってるかを最初に確認しようとしませんか? 桶にある水を鏡の代わりにするなど色々と方法があったように思います。勿論、命の方が先というのは分かりますがその後でもすぐにでも確認するはずです。 結局、確認したのはティアンの部屋にある姿見までしてません。 読み逃しであれば申し訳ありません。 確認しない事でティアンと会うまでイリーナの姿を読んでいてもまったくイメージ出来ない弊害が付き纏って読み辛さを感じました。 そういうところが作者さんが無頓着なせいか姿の描写が1度しただけで終わるので名前だけで話が進んでしまいます。 時折、身体的特徴などを地の文に入れてキャラの強調、イメージの定着を狙った描写があっても良かったかと。 部屋に戻ると駆け寄り抱き着いてくるティアンからなんていう花の香りか分からないが鼻孔をくすぐる。 押し付けられる豊満なオッパイが…… 大丈夫、ボクは女の子、決して変な気持になったりしない……しないよ? などと話に噛ませるとティアンが胸の大きい女の子で主人公の中身が男と知らず無自覚に惑わす娘なんだな? などと読む側に伝わります。初回に似たような事を書かれてたと思いますが、時折、挟まないとイメージがあやふやになるように思います。 書いてる作者はその登場人物の姿や性格は頭にありますが読む読者はそれを維持するのが難しいので地の文などやセリフで書くのが良いと私は思います。 勿論、これは例えなので細部、登場人物の差異がある事はご了承ください。 後、地の文が箇条書きで短い文を連投するされる傾向があり、つんのめるような感覚に襲われる事が多々ありました。 全体的に言うと大変面白い作品に思えますが世界が狭いのにも関わらず話がサクサク進まないので継続して読んでくれる方が思ったより伸びない原因なのかな? と邪推してしまいました。 長文になりましたが、今回の企画参加有難うございました。 そして、これからの執筆作業が楽しいものになる事をお祈りしております。
作者からの返信
御指摘ありがとうございます。大変労力を割いていただいたことと存じます。特に序盤が重くてなかなか展開していかない、という部分が頷けます。ご指摘されているようなシーンは、すべて描写がありますし。主人公が女性であることは今後、存分に生かされていくのですが。興味を失う前に登場しない。という点は反省しかありません。念頭に置くようにしたいと思います。貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。
30話と言ってましたが章区切りが良いので、ここで終えさせて貰います。
まずはちょっと独特なレイアウトで書かれるな? とは思いますがカクヨムで書かれる人に良く見られる詰め詰め、改行なし、改行後の空白などの問題をクリアされたネット小説の基本は出来ておられたので読みやすかったです。
戦闘描写も良く書かれており、参考にさせて頂きたいと思える箇所があったので見させて貰って良かったと思っております。
しかし、戦闘描写が細かいのは良いのですが、主人公のイリーナの考えが挟まれる事でスピード感が死んでしまい、戦闘中の考えの描写はもっと短くして戦闘描写に力を入れられた方が良かったように思います。
一人称であるから地の文に考えが山積するのは分かりますが、特に最初の方はワーキャー的に騒ぎまくってるだけで話が文字数の割に進まず、イリーナが騒ぐ割に何もしてないのに周りのキャラクターの描写が適当だったように思います。
なので、最初の方は極端に言うと主人公が人形相手に喋っているように感じました。
それもある程度、話が進んで主人公のイリーナが落ち着きを見せた辺りで周りのキャラクターの描写が出始めましたが、最初があんな感じで話が進まなさ過ぎでは、正直、今回、読むと宣言してなければそこに到達する前に読むのを止めていました。出だしの重さと主人公の強調の尺の取り過ぎが惜しいと言わずにいれません。
ここまでは褒める所と問題点を洗い出しをしましたが、ここからは私の主観になりますが駄目だしをさせて頂きたいと思います。
まず本丸の主人公の駄目だしをさせて貰います。
お気付きかもしれませんがイリーナの設定を殺しておられますよね?
わざわざ、ボクっ娘にしてるのにボクっ娘である必要に駆られた部分って何かあったでしょうか?
しいて言うならティアンと一緒に寝泊まりする流れが滞りなく出来るぐらいしか使い道がなかったように思います。
主人公が自分は男だと思っている訳で現状、女と分かれば例えばありきたりではありますが女を使った戦法を使いまくって良かったように思います。
これがドキュメントや誰かの自叙伝のように逸話をモチーフに書かれているならその人はしなかったんだな? と思うだけですが物語として書いて楽しくしようとするなら使えるモノは使うのが普通ではないでしょうか?
ここまで読ませて貰ってボクっ娘である必要がまったくなかったように私は思うのですがどうですか?
そして、自分の事には無頓着と強く言い切ればそれまでになるのですが、自分が女になっていると分かれば、普通、今の自分の姿がどうなってるかを最初に確認しようとしませんか? 桶にある水を鏡の代わりにするなど色々と方法があったように思います。勿論、命の方が先というのは分かりますがその後でもすぐにでも確認するはずです。
結局、確認したのはティアンの部屋にある姿見までしてません。
読み逃しであれば申し訳ありません。
確認しない事でティアンと会うまでイリーナの姿を読んでいてもまったくイメージ出来ない弊害が付き纏って読み辛さを感じました。
そういうところが作者さんが無頓着なせいか姿の描写が1度しただけで終わるので名前だけで話が進んでしまいます。
時折、身体的特徴などを地の文に入れてキャラの強調、イメージの定着を狙った描写があっても良かったかと。
部屋に戻ると駆け寄り抱き着いてくるティアンからなんていう花の香りか分からないが鼻孔をくすぐる。
押し付けられる豊満なオッパイが……
大丈夫、ボクは女の子、決して変な気持になったりしない……しないよ?
などと話に噛ませるとティアンが胸の大きい女の子で主人公の中身が男と知らず無自覚に惑わす娘なんだな? などと読む側に伝わります。初回に似たような事を書かれてたと思いますが、時折、挟まないとイメージがあやふやになるように思います。
書いてる作者はその登場人物の姿や性格は頭にありますが読む読者はそれを維持するのが難しいので地の文などやセリフで書くのが良いと私は思います。
勿論、これは例えなので細部、登場人物の差異がある事はご了承ください。
後、地の文が箇条書きで短い文を連投するされる傾向があり、つんのめるような感覚に襲われる事が多々ありました。
全体的に言うと大変面白い作品に思えますが世界が狭いのにも関わらず話がサクサク進まないので継続して読んでくれる方が思ったより伸びない原因なのかな? と邪推してしまいました。
長文になりましたが、今回の企画参加有難うございました。
そして、これからの執筆作業が楽しいものになる事をお祈りしております。
作者からの返信
御指摘ありがとうございます。大変労力を割いていただいたことと存じます。
特に序盤が重くてなかなか展開していかない、という部分が頷けます。
ご指摘されているようなシーンは、すべて描写がありますし。
主人公が女性であることは今後、存分に生かされていくのですが。
興味を失う前に登場しない。という点は反省しかありません。
念頭に置くようにしたいと思います。
貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。