第25話 日払いの仕事
日払いの仕事というと、あまりなじみがないかもしれませんが、自分はけっこう経験しました。
今はなき「グ○ドウィル」というところで、よくやりました。
今でも、忘れられないのが、「パソコン」の仕事と聞いて、行ってみたら、ひたすら「パソコン」を入れる箱をつくる仕事だったことです。
おまけに一緒に働いていたその日限りの人にあやうく重い台車で足をふまれそうになったり・・・
別の仕事ですが、朝、駅で待ち合わせして、数台のトラックがやってきて、その日どこに行くのか、何の仕事か分からないということもありました。
また、仕事だと言われて、行ってみたら、キャンセルになってしまい、その仕事をあてにしていたので、帰りの交通費がなくなり、3時間かけて、歩いて帰宅したこともありました。
仕事につきたくても、つけなかったり、今思うと、よく生活ができていたなあと思います。
日払いといっても、日給が8000円くらいで、税金やら、データ通信費というわけのわからないお金やら引かれ、おまけに交通費が出なくて、そこから食費も出さなくてはいけなくて、実質6000円くらいでした。
また、名前は出せないですが、大手会社へ派遣?で出向いたら、そこの担当者が大柄な人で、あまりにも、態度がひどかったのに、我慢できず「あやまってください」と言ったことがありました。おそらくそれが気にいらなかったのでしょう。その後、体調が悪い時があり、早退をしたら、(了承済み)なぜか無断で帰ったということにされていて、給与が出ないと言われ、自分は何度も、了承はいただいている。
といったのに、信じてもらえず、派遣元に必死にあやまって、なんとか給与が出たということがありました。
大手はそういうことをするんだ・・・
人の気持ちとか、弱者の気持ちとか、おそらくだんだんわからなくなっていくのだろうなあ。
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