第5話大家~お金をもらう側の人間~
大家という存在はあまり知られていなく、通常はあまり関わりのあることはありません。
私は、この「大家」という存在の前にかなり精神を病んでいます。
通常部屋を借りる際は、「大家」の所有する物件を借りることになるわけですが、たいていは、不動産や管理会社が入ってきて、通常あまりやりとりをすることがありませんが、私が現在契約している物件は、ネットを通して、仲介手数料なしで、かなり安く借りられたのですが、そのシステムのせいか、かなり、大家の力が大きかったのです。
最初にその存在を感じたのは、隣にカップルが住んでいて、通常は、しっかりしている大家でしたら、単身用のアパートに、2人住んだらどうなるか分かっているとは思いますが、入居を認めていて、そのせいか、しょっちゅう特に男がしゃべっていて、その声が壁が薄いせいか、気味の悪い重低音となって壁越しに伝わってくるのです。
不快。
ここに住むまでは、シェアハウスにいて、その時も住民の騒音問題に悩んだのですが
念願の一人暮らしができると思ったら、その問題が起きてきて、たまらず、不動産に相談しました。
そうしたら、「大家」はそれが気に入らなかったらしく、「俺色」を前面にだしてきて、これからは俺を通せと。
しょうがないので、直接大家に苦情を言ったら、一応、隣人に話をしたみたいですが、解決されず、そうしたら、私(大家)を含めて、3人で話し合いをみたいな持ちかけをしてきたのです。
私は、こちらが迷惑をこうむっているのに、改善されない隣人に、これはちょっと会うのをためらうような感じを受け、そのことも話したのですが、「私は人事もやっている」と、自分の経験をふりかざしてきて、こちらの意向は全く無視。
挙句の果てに、隣の音を録音する等で、私が聞いて、問題だったら、対処すると。
そんなことできますでしょうか?
要するに、夜中に近所迷惑となるような騒音を出すくらいのことでないと、対処されないのです。
せっかく、やっとの思いで手にした一人暮らしが、、、静かに暮らしたいという思いがもろくも崩れ去ったのでした。
今も隣人が、しゃべっています。
大家というのはお金をもらう側の人間です。
富裕層といってもいいかもしれません。
弱者の苦しみは決してわからないでしょうね。
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