Intermission

ここから読み始められる方へ

基本、そのままお読みになって大丈夫です。

足りない分は、各話末にナビ、入ってます。


でもまあ、せっかくですから、以下にざっと、ここまでの流れを。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


【おおもとのコンセプト】


大財閥の令嬢、一乗寺典子はピンクの好きな、ゆるふわ女子。だが、その正体は、恐るべきヒモノだった。そして、どうしようもなく腐っていた。

彼女の野望は、BL本を文学の棚に置くこと。その為に出版社を立ち上げた。

家令の古海龍は、日夜、監視の目を光らせていた。典子の暴走を喰いとめ、名門、一乗寺家を守る為に。

ある日、編集実務担当として典子に雇われた本谷直緒は、絶世の美人……但し男……だった。



【主な登場人物 ほか】


一乗寺典子

 一乗寺財閥令嬢。ピンクの好きなゆるふわ女子。

 その正体は、腐女子でひもの。


古海龍

 一乗寺家 家令。

 短髪・銀縁眼鏡。黒のお仕着せを着用。

 女性に興味がありません。


本谷直緒

 新しく典子が採用した、BL編集者。

 小柄で華奢な体格。

 猫っ毛で色白の美人。

 ほんと、彼が女子だったらねえ。



モーリス出版社

 5年前、17歳の典子がたちあげたBL専門の電子書籍出版社。

 資本金は、誕生日プレゼントに、父親の一乗寺社長からもらった100万円。

 趣味に走った会社なので、赤字になりがち。

 運転資金の多くは、典子がデイトレ―ドで荒稼ぎしている。

 社員は必ず、腐る。社会復帰は不可能。でもそれは、典子のせいではなく……。



【ここまでのお話】


空前の出版不況。

勤めていた編集プロダクションの口減らしの為、モーリス出版社の就職試験を受けた直緒。

めでたく(めでたかったのだろうか?)モーリス出版社に採用される。

(第1章「腐ってしまった前任者」)


まずは、萌えイラストの依頼。

典子が白羽の矢を立てたのは、ほのぼのした作風の絵本画家。

絵本専門の出版社から猛烈な横槍が入る。

絵師(男です)を挟んで、直緒と絵本編集者(もちろん男です)との三角関係が!?

(第2章「攻め×攻め+当て馬」)


次は、小説家を取り込みます。

失恋した直緒の心を癒してくれた優しい小説、それは、典子の勧めてくれた(わりとソフトな)BL小説だった。

同人誌専門のこの作家に原稿を依頼しようと決意した直緒。

だが、彼女は、BLを捨て、嫁ぐ前日だった。

(第3章「腐女子が嫁ぐとき」)


一乗寺家で舞踏会が催された。

令嬢の典子がダンスを踊るのは、彼女に求婚することを許された御曹司たちのみ。

踊(らされ)たのは、女性用のドレスを着用し(させられ)た、美人の直緒。

彼(女?)にダンスを申し込んだのは……、仮面をつけてはいたが……?

(第4章「一乗寺家の舞踏会」)



☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*



どうです? BL色薄いでしょ? 

お仕事小説、少女漫画風ロマンチック小説と続いて、もうほとんど、普通小説です。

BLカラーはニオイだけ。

ですから、BL入門書、初めの一歩として……。


いえいえいえいえ、

「ヒモノ女子は優雅に腐る」は、ジャンルミックスのエンタメ小説です。

安心安全!


続く第5章は、なんと、時代小説にチャレンジです!

どうか、お楽しみください!!

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