人生は楽しんだ者勝ちだ!

四ノ宮麗華

第1話 人が引退を決意する時

ある日突然仕事を引退したいと思った。

天啓か・・?

プロのアスリート達が清清しい顔で、引退宣言するような。

それは突然訪れる感情。

今までだって、苦しいとき止めたいなぁ・・なんて思うことはあった。

でも、自分に負けたくなかったし無責任な事はできないと思ったから・・

それに何より止めてどうする・・と言う現実にぶち当たったしね。

今回は人生の区切りなのだろうか?

燃え尽き症候群と言うか・・

一区切り付いたような気がしている。


前を向いて進もうとする時、路は必ず二股に分かれる。

右か左か・・

人生の岐路というやつだろう。

そんな時、どちらを選ぼうと後悔しないよう己の心に忠実にと・・自分は選択してきたつもりだ。

どちらがより楽しそうかで選ぶ。

若いうちは苦労したほうが良いし、やり直しもしやすい。

気力・体力が満ち溢れているからね。


しかし、どんなに若いと思っていても、確実に年をとる。

疲れが取れ難くなる。

若い頃なら徹夜しても寝れば回復できたし、無理が効いた。

それが1日徹夜すると、1週間位調子が悪くなる。

朝と夜で顔が変身してしまう。(怖すぎて鏡が見れない)

無理が出来ない身体を嫌でも自覚してしまう。

失敗しても、やり直すだけの気力が持てないから気弱になる。


人間の頑張れる限界は80歳ではないかと思う。

もちろん個人差はあるけれど、80歳を境に体力がグッと落ちている人が多い。

今まで元気に頑張ってきた人が急に老け込んだり・・

80歳以降はおまけの人生なのかもな。


人間の人生を区切りで考えるなら・・

産まれて20歳までが子供時代。

20歳から60(65)歳までが働いて貯金する時代(青年期)

60(65)歳から80歳までが自由謳歌時代

80歳以降がおまけ時代。

どうでしょう?


区切りで考えると、どう生きるか、生きていけば良いのか・・分かりやすい。

貯蓄時代にしっかり蓄えておかなければ(お金だけでなく体力も)・・

自由謳歌時代に苦しむ事となる。


誰かが助けてくれる・・

そんな幻想は早く捨てること!

国も家族も自分の事で精一杯。

自分の身は自分で守る!

なんとかなるさ・・と言う言葉は精一杯生きてきてこそ。

遊び呆けていて、なんとかなるはずがない。

奇跡は起こす努力して、己が掴むもの。

分かっているくせに、何もしようとしないのは罪だ!


子供がいるから・・老後は大丈夫なんて幻想だ!

知っているよね?

子育てはちゃんとしたの?

人に優しい子を育てたの?

子供に自立心はあるの?

痛みを感じる事ができるの?

善悪の区別はつくの?

あのおじちゃんが怒るからだめ・・とか。

あのお姉ちゃんがにらんでるから・・とか。

そんな曖昧な怒り方しませんでしたか?


誰かが・・学校がちゃんとしてないから・・

自分の教育の不味さを人のせいにして逃げませんでしたか?


3歳までに人間として最低限の教育をする。

親を敬う(親は偉いと認識させる・・虐待はだめです・・当然だけど)

目上を敬う・・

物事の善悪はすでに意識できるレベルにあるのです。

子供って素晴らしい可能性を秘めた宝物ですよ。


今のだめな、若い世代はすでに教育の失敗例でしょう。

だめな親がだめな子供を作っているから、社会は崩壊していく。

親になるなら心して子育てして下さいね!

よろしくお願いします。


いつまでも子供離れできないのもだめ!

親をいつまで頼りにしているのだ・・親離れしろよ!

だいたい・・老後の世話をする気があるのか?

お互いが自立できてこそ、良い関係が保てる気がするのですよ。


人それぞれの生き方があるのだから・・

どう生きようと自由だけど・・

後悔しないで済むように皆が幸せになって欲しい。


子供に迷惑をかけないよう、己の老後の計画を立てておく事は大切。

人間は何も持たずに産まれて、何も持てずに死後の旅にでる。

人生はいろいろ理不尽な事があろうとも、これだけは皆平等なのだから。


































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