第5話

映画を観ることが好きだ。

集中力が乏しい私は続き物が苦手で、

スターウォーズもハリーポッターも観ることができない。

短いストーリーで描かれる人間の根本をさぐるような物語が好きだ。

もっぱら幸せな恋愛ものも苦手で

不幸であればあるほど好き。

難しいことは考えたくないのだが映画になるとそれはまた別の話で。


観た後のあのすっきりしない心境が、「あたしだけじゃないんだ。」って思える。

共感しすぎるのも怖く、理解できないときのほうがほっとしたりする。


大画面で観る映画は、

その世界が全てなのではと錯覚する。


第三者であることが今の私にはとても大切なことで、

常にそうありたいと思う。

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