見えぬからこそ、暖かさを知る

「ただいまーっと」


 結局、ほぼ一日仕事になってしまった。もう夕方近い時間に事務所に戻ると、そこではイリスとアイが待ってた……んだけど。


「し~~っ! 駄目だよ~、今大きな声出しちゃ」


「どうやら良い感じに打ち解けてる様だね」


「む? にやにやしてるね? そんなにヘン?」


 帰ってみれば、アイはイリスの膝枕ですやすやと寝息を立てていた。少し微笑ましく感じて、自然と口元がゆるんでしまったらしい。


「変って訳でもないよ、ただ安心しただけさ。……それより、留守番中に何かあった

かい?」


 背中に背負った『粉砕する者』を壁に立てかけ、自分は事務所の棚に向かう。

背後からすぐにイリスの声が帰って来た。


「この子が一回苦しんだ、何かにうなされている様な感じで」


 心臓を突然掴まれた様に、痛みと共に高鳴った、手に取っていた整備用具入りの工具箱が音を立てて落ちる。


「もしかして、今のもその影響か何かなのかい? 原因は?」


 二人に近づく。イリスがもう一度口に手を当てた。


「しーっ! 大丈夫だから落ち付いて、今そっちの目に情報送るから」


 イリスが脇に置いていた情報端末に手をかける。『術式知覚アーナリー視界イー』で彼女が見た解析結果が僕の網膜に直接送られた。

 最初に最終解析結果の『身体機能に問題無し』の一文を確認して、安堵のため息が漏れた。


「原因は不明……術式は未完成で判断できない……か、どこかで見た様な結果だね。内容は身体変化系、回復系、それと……召喚?」


「みたいだよー。全く、意味が解らないよね、前者二つだけだったら普通なのにさー、三番目の召喚って何なんだろう?」


「解らない。ただ、僕と一緒に居た時と苦しみ方が同じだ」


 忘れもしない、再開したあの夜。危うく僕がイリスに愛想を着かされるところだったあの時と、苦しみ方が全く同じだ。


「召喚術式、変化する死人、アイ、殺人事件、バラバラの魔法円……か」


 落とした工具箱を拾いつつ呟く、バラバラな情報はまだ僕の中で明確な像を成さない。


 ……あ、今ので床に穴開いてる……いいや、ほっとこう。


「あ、そうだ、バラバラの魔法円と言えば何か解った? 今のも解った事なんでしょ?」


「うん、纏めといた方が解りやすいよね? 思い浮かべておくから『心理読解マィーリー文章ライ』使って勝手に読んで」


 二人のソファに座るのもどうかと思ったので、壁の『粉砕する者』を回収してから自分の業務用の机に座る。

 イリスが「ん」と軽い返事をしてから、こめかみに指をあてる。

 ややあって、イリスがおもむろに口を開き……


「ってわ! ノインちゃんの胸の谷間がっ!」


「こら! 誰が『心理読解マィーリー情景シー』を使えって言った! 文章! 文章で読んで!」


「ん? そういうネタかなぁって……おや? 今度は服が乱れて呼吸も絶え絶えなノインちゃんが……」


 ネタな訳ないだろうが! こっちだって男何だからあんなお宝……じゃなかった、すさまじい光景見せられたらそう簡単に心から離れてくれないっての!

 そんな訳で今日この日の記憶は永久保存するんだから、勝手に引っ掻き回さないでいただきたい。


「誤解される前に言っておくとそれやったのは司書のタカダさんだからね! というか早く文章で心を読んでくれないかなぁ! 心閉ざすよ!」


「はいはーい、っとぉ……なんだ、ほとんど何も解らなかったんだ」


 イリスが眉を顰める。彼女も今、自分なりに何か見つからないか情報を脳内で組み立てて吟味しているのだろう。


「ああ、でも気になるね、この中途半端な術式の意味……何か悪さをしようとしてる事は確実なんだけど」


 『粉砕する者』を分解整備する、機関銃部分と刀身部分の連結を外して刀身をテーブルに一旦置く。あらかじめ弾薬を抜いておいた重機関銃内部の埃や汚れを丁寧に取り除き、油を点す。


「一つ一つ確認しようか? 個人ではもう何度となくやってるだろうけど、意見交換はそれほどやって無いしね、何か盲点が見つかるかもしれない」


 作業だけやってても効率が悪いので提案してみる。このくらいの相談だったら手を動かしながらでも十分だ。


「うん」


 短い言葉を聞きながら、機関部分と銃身をチェックする、何処かに致命的な損傷が無いかを丹念に調べていく。

 ……とはいえ僕には基本的な整備しかできないので、そろそろ機関銃部分を本格的な整備に出す事を考えながら作業を進めていく。


「まず一つ目、最初はこの町を騒がせている連続殺人事件だ」


 僕の声にイリスが頷き、僕の代わりとでも言いたげに口を開く。


「で、それを追いかけたら不気味な女の子に出会った」


 作業の手を止めずに応える。


「そう、しかも悪魔の腕を背中に移植された……ね」


「そう言えばあの時サンプル回収してたよね、もしかして解ってた? こうなる事」


 横から掛ってくる声に、視線を『粉砕する者』からイリスに変えて肩をすくめる。


「まさか、もしそうだったら街から逃げてるよ」


 イリスの疑いの目が僕に突き刺さる。一度溜め息をついて、話を再開する。


「で、翌日。昨日しとめた筈の少女にわたしが襲われた……と、しかも悪魔を召喚するおまけ付き」


 次は刀身へ、刃を磨いて刀身に刻まれた『霊体切り』や『結界切り』、『再生疎外』といった魔方陣に異常が無いかを確認する。


「そうだね、だけど、そうするとこの子の目的は一体何だったんだろう?」


 沈黙。先に僕が口を開く。


「可能性としてはサンプルの回収かな? 僕が持ってった奴」


 可能性として大いにあるだろう。それどころか『アイが敵だった』と仮定すれば、ほぼ同時刻に僕とアイが接触した理由にも説明がついてしまう。

 しかし、イリスは首を横に振った。


「連続大量殺人犯って事を考えると、次の得物が偶然わたしだったって可能性も否定できないけどね」


 あ、駄目だ。相棒の目が全然笑ってない。


「……そうだね、何とも言えない」


 とりあえず誤魔化しておく。……が、悲しいかな、全然そんなもの誤魔化しになんかなっちゃいねぇのである。


「で、さっきから言及するのを避けていたみたいだけど……どうしても避けては通れない話題が一つあるって事、気が付いてるよね?」


 やっぱり言ってきたか……それでもできる限りシラを切ってみよう。


「何の事かな? 一応僕は自分にできる情報収集はやってるつもりだけど?」


「正直者だなぁ……や、わたしはケイのそんな所は大好きだけどさ」


 微笑みを浮かべてイリスが続ける。いつも通りの笑顔なんだけど、何処か嫌な物に見えるのは僕の心理状態のせいだろう。


「この子、アイちゃん。どう説明するの? ケイ。まさか『偶然再会した』なんて言わないよね? この状況下でさ」


 イリスが視線を下げ、自分の膝で眠るアイを見る。アイはこっちの事など知らず、安心して眠っているようだ。


「まずさ、わたしの予想から言って良い?」


 無言。僕が応えない、と言う答えをイエスと捕えたんだろう、イリスが勝手に口を開く。


「ケイには悪いけど……わたしは、この子は犯人一味だと思ってる。あの子がわたしを狙った様に、この子もケイを、同時に狙ったんだと思ってる、どういう理由で戦わなかったかは、わたしには解らないけど」


 まぁ、当然の帰結だよね。

 バカでも解る簡単な結論だから、僕だって当然首肯した。


「うん、わかってるし。それで良いと思うよ、イリス。でも、今のは『ケイには悪いけど』と謝るとこじゃ無くて『ケイは間違ってる』って糾弾する所だ、そう言う所が甘いよね?」


 まっすぐにイリスの瞳を見つめた、視線の先では僕の言葉にイリスが頬を膨らませているのが目に映る。

 何となくそこに続く筈だった『まぁそこがあるから僕は君が嫌いじゃない』と言う言葉は飲み込んでおいた。せいぜい不機嫌にさせておこう。


「むぅ……人がせっかく真剣に話してるってのにぃ」


 案の定。イリスが唇を尖らせてる。だけどその顔もすぐに引っ込んで、少しさみし気な顔を覗かせた。


「多分、アイは差し金なんだろうね……犯人一味の」


「解ってて、それでもわたしに預けて、何事もなかったみたいに振舞ったんだ?」


 イリスの半目の視線が突き刺さってくる。向こうがこっちを責めるのも当然の事だし、これは甘んじて受ける他ないだろう。


「すまない……と言いたい所だけど、そんな権利も無いね。怨んでくれるならそれで構わないし、しばらく離れたいならそうしよう」


 イリスが更に不機嫌そうな顔をする。僕は何か悪い事を言ったのだろうか?


「今の言葉……解って無いでしょ、わたしの言いたいこと」


 何なんだろう? 謝罪は一応行ったし、別れたいならその旨は伝えてあるし……


「他に何かあるかい? ああ、もしかして仕事? それだったらしばらく事務所を任せるから好きに痛っ!」


 テレビのリモコンが飛んできた。意味が解らない。


「そっちじゃないっての、全く!」


 イリスがぷいっとそっぽを向いた。……って手! 手! あのヒト次に投げる物が無いか物色してるんですが!


「わたしが言いたいのは『事情をしっかり話して!』ってことなの! 何だか知らないけどさ、ケイはこの子を守りたくて、その為に頑張ってるんでしょ? 相棒なんだからさ、協力くらいさせてくれたっていいじゃんか」


 へ?


 思考硬直。完全に真っ白。処理が追いついてない。

 フリーズし、マヌケ面を浮かべた僕の顔面に、今度は飲みかけのペットボトルがブチ当たった。


 この子何言ってるんだろう? 昨日の戦闘で魔法を発動した時に何処か頭の配線が焼き切れたのだろうか?

 見れば顔が本当に怒ってる、久しぶりに見た気がするなぁ……本気で怒った彼女。


「どうしたの……昨日の戦いで頭茹ってる?」


「キミねぇ……本当に怒るよ? わたしは一応キミの相棒で仕事仲間でしょ、キミの個人的な目標とか過去は知らないけどさ、言ってくれれば協力するって言ってんのっ! 何度も同じこと言わせんなこの人間不信イヤミネクラ剣振りマシーン!」


「……あのさ、もう怒ってるんじゃないの? 君」


「話の腰を折るなっ!」


 今度はコップが飛んできた。割れない様にプラスチック製を選んでいるあたり、僕にはちっとも優しくない癖に備品には優しい相棒である。


「へ……え? だって、良いのかい? そっちにメリットなんて何も無いんだけど?」


 強いて言えば懸賞金だけど、それにしたって通常の事務所報酬と変わらない。わざわざ僕のこだわりに踏み込む必要は無いと思うんだけど。


「メリットとかデメリットとか面倒くさいなぁ……もう。

良いじゃん! 『仕事仲間を助けたい』で! 何でそれじゃ駄目なのさ? ケイの頭の中には『親切』とか『善意』って言葉書いてないの?」


「あのね? 僕を未開の蛮人みたいに扱わないでくれるかい。いくら僕だってそれくらい分かるよ?」


 イリスが眉を釣り上げる。同時にエーテルの翼が広がり、少し攻撃的な光を宿す。


「えーそうでしょうねー! でも、お偉いケイさんは、それが自分にも向いてるって知らないんでしょ? 優しさも善意も、一方通行じゃないんだよ! それくらい分かれ、この自己否定系バカ!」


 イリスの言葉が胸に突き刺さる。

 確かに、僕は人の心配をしたり、世話を焼いたりすることは結構あるけど。他人からそれらが返ってくることを、考えないようにしていたのかもしれない。

 一方通行。与えるだけ。繋がっているようで途切れている、独りよがりで残酷な関係性。

 考えてみれば、この前のオドレイの表情や言葉もそうかもしれない。彼女なりに僕に何かを返そうとしてくれてるのを、僕は気づかないふりをしてしまっていたのだろうか? そして勝手に線を引いてしまったのだろうか?


「それにね……この子、キミの事を大好きだって言ってたんだ。覚えて無いのに、それでも大好きだって。そこまでキミを信じてる子をキミが助けようとしているんなら、私はそれを助けてあげたい……って思うんだ。そりゃ、迷惑だって思われるかもしれないけどさ」


 天使人の少女が肩を落とす。自分が他人の事情に首を突っ込んでいるという自覚があるのだろう。

 だけど、僕は……うん、ちょっと恥ずかしいけど、イリスの協力は素直に嬉しい。

 正直、アイについてを指摘された時点で、喧嘩別れも半分覚悟してたしね。

 言葉を無くした僕を尻目に、イリスはイリスでやっぱり気恥しかったのだろう。「あ~」とか「う~」とか唸った後、とにかく、ともう一度僕の方に向き直る。


「じゃ、そう言う事で決定! キミの勝手な行動はとりあえず不問ね。……で、そのアイちゃんを含めてどうするか、続きを考えよ、続き!


 どうせ懸賞金も掛ってるから仕事でこの事件には関わるんだもん! どうせならより綺麗な終り方を目指して行動するって事で行動しよう!」


 ……なんか、勝手に決まったみたいだ。まぁとりあえずイリスは僕がアイについて黙っていた事は許してくれると言う事だけは理解する。

 協力すると言ってくれて、それでも僕とアイについて結局問い詰めずに先に進む当たり、彼女は人が良いと言うか長生きしない人間だなぁと思う。


「そうだね、とりあえず今は事件をどうにかしよう。どういう理由でアイがここに居るかは解らないけれども、ここにアイがいるからには好きに手出しはさせたくない」


「そうだね、でもさ、その敵が何を狙ってるかって解るの? それがわかるだけで大分変ると思うけど」


「痛い所だね、そこが解らないんだ。僕の知ってる限りだとあんな手の込んだ真似はしないと思ったんだけどね……」


 そこだけはひっかかっている。何か目的があるのだろうが、それが見えてこない。

 もしかして、何か他にあるのだろうか? 


「そもそも、何で悪魔召喚なんだ? そんな所にこだわる必要が無い筈なんだ、奴らは」


 僕の言葉に、イリスが口を挟む。


「何で? 悪魔召喚するってそんなにおかしいの? 悪魔の研究してたんでしょ?」


「目的が違うんだよ、元々あんな施設が造られた目的が最も強い兵士を作る所なんだ。

 犯人が僕の予想通り、悪魔実験施設の人間なんだとすれば、悪魔なんか町中で呼んでも研究施設内で呼んでも変わりはしない。重要なのはその中でどこが研究の役に立ち、何がより強い兵士の材料になるか何だ。

 イリスを襲った奴はギリギリ理由を理解できるんだけど、殺人事件が解らない……むしろ目的と矛盾してるんだ」


「解らないよ? 連続殺人をしてるんだし、生贄が足りなくなったのかも……」


「残念だね、イリス。世の中の全てが君の脳内みたいなお花畑って訳じゃないんだよ、世の中にはこう言うクソに向けた『商売』を行っているクソ以下の連中が存在するって理解しようね」


「む? 嫌味が復活してるって事は大分調子が戻って来たね? ふふ、イラっとくるけど良い感じだね」


 余裕綽々でにんまりとイリスが笑う。ム、何か見透かされてるみたいで気に食わないな、今の。


「嫌味言われて喜ぶなんて、君はマゾかい?

 まぁいいや、とにかく彼らのは生贄にも困って無い筈。

 連中の目的を考えれば、町中での悪魔召喚何てデメリットでしかない……それは今犯人一味に懸賞金をかけられている事を考えても明らかだ、だとしたら奴らが行おうとしている事は何だ?」


 顎を押さえた僕に、声がかけられる。


「じゃあさ、逆に考えてみようよ、この大きな町で悪魔を召喚してできる事って何かを考えてみよう?」


 イリスの言葉に対して、思考を巡らせ見る。街で行えるであろうこと、若しくは街でしか行えない事……現状の殺人事件が奴らの行動である事を加味した上で……。


「一つは、大規模な門が開けられること? かな」


 街のバラバラな場所に置かれた魔法円の形跡、それらを考えればまず一つ目が街一つを飲み込む巨大な魔法陣の作成だろう……だが。


「大規模魔法陣は確かに質を確保できるけどそれ以上に量が多すぎる、どうでも良いザコを数万体も余分に呼び出す位ならピンポイントで大きいのを呼び出すだろうね」


 壁に突き当たる。イリスが一言。


「あ、もしかしたらだけどさ! 首がすげ変わった可能性は? ケイに追い出されてから結構立ってるんでしょ?」


「成程、その可能性もあるね……だとすると考え直しになるけどね」


 確かに、僕の聞いた研究所の壊滅から結構時間が経ってしまっている。僕の知っている通りの組織体系や行動指針で動いていない可能性もかなり高いだろう。


「とにかく、もう少し様子を見るしかなさそうだね、全く、アイも含めて大変なことばかりで嫌になるね」


 大きく伸びをする。

同時にイリスの膝からアイが顔を起こした。


「え……私、大変?」


「ああ違う違う、アイちゃんが大変なんじゃないよ?」


 近くに居たイリスがフォロー、アイが少しだけ悲しそうな顔を浮かべ、イリスの言葉を聞いて、僕の顔を見る。


「本当だよ、アイ」


「本当……でも、ケイ」


 アイが口ごもる。何か言いたいのだろうか?


「どうしたの、アイ」


「ううん、何でも無い……でもケイ、前にもこんな言葉を聞いた……だけど、思い出

すと、ほんの少し胸が、痛い」


「ん? 僕の事を思い出したのかい? アイ」


「ケイは、そう……私を助けてくれて、でも……でも」


 アイが頭を抱える。イリスがその背を優しくさすった。


「おとと、無茶しなくていいよ?」


「そうだね、ゆっくりと取り戻して行くか、新しい物を手に入れれば良いんだよ、アイ。そう言えば、コレも原因不明な困りごとの一つなのかな?」


 僕の言葉に、イリスが『さぁ』と首を傾げる。

 アイが顔をあげる、それと同時に、彼女のお腹が可愛らしく悲鳴を上げた。


「あはは、お腹すいちゃったかな?」


「みたいだね、確かに話しこんでたら大分時間がたっちゃったしね、すぐに支度をしよう」


食事をしながらでもこれからの事は考えられるし、今はとりあえず、それぞれ食事の準備に取り掛かった。

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