魔法も科学もない世界を見てまわろうか

第1章 旅立ちに全俺が泣いた！！

第1話 新たな世界への旅立ち

今いる世界は銀河系のなかの太陽系その中の惑星『地球』

その世界では魔法という力がないかわりに、科学という技術が発展してきた。

この世界において、 いく年もの月日を旅してきた。

「科学が進んだ今、魔法が必要になる事はないようだな」

今、風の魔法を使用し、空から都市「東京」を見下ろしている。

「さぁ、新しい世界へと旅立とうか」

その呟きが消えたころ、すでにそこには人影は残っていなかった。

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目を開けるとそこにはすでに、光り輝くネオンは一切見ることはなかった。

自分は今、小高い丘のとある一本の木の上に立っている。

ここから見渡せるのは豊かな自然と、遠くに小さな集落がある。

さらに、光の魔法を用いることで、遠くを見れば、約50Km先には大きな街が見えた。

しかし、ここはあまり科学は発展していないのだろう。機械のようなものはほとんどなく、形状が簡単な器具しかないようだ。

実際遠くから見てるわけで、近くで見ているわけではないから断定はできないが、前の世界よりは、科学は発展していないのだろうと考えた。

　前の世界では、魔法という概念は一般的ではなく、ほとんどの者が御伽噺だと考えていた。しかし、実際には、濃度は薄いが、大気中に魔力は存在し、存在を確認することができれば扱えることができた。

自分自身も扱うことができたので、それは間違いなかった。