第2話
ある日、私はパート先から帰る途中、昔の男友達と食事に行った。
良かったら、2件目行かない?
その甘い誘惑に、私は日頃の嫌な事を忘れさせてくれる期待を込めて、ついて行った。
こんなおばさんになってまで、私を誘ってくれるなんて嬉しい。私は素直にそう思った。
肌はシミだらけで、髪の毛の艶も無く、身体なんて人様に見せられないほどのこの私を、女として扱ってくれている気がして嬉しかった。
そしてその後、私は結婚して初めて不倫というものを経験した。
夫の加藤くんとはいつぶりだろう。
あそこが濡れる感覚を久しぶりに感じ、私はまだ女だったと身体がそう思わせてくれた。
深夜に家に着くと、加藤くんはまだ帰っていなかった。
子供は母に預かってもらっていたので、私はまた、一人になった。
シャワーを浴びた後、つい数時間前の事を思い出しながら、オナニーをした。
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