俺は能力者

@Mugiwaranoleo

第1話 入学

「レイ〜?遅刻するわよー」母さんがいつもどうり6:30に起こしに来た。「んー。あと5分…」俺は貝塚かいずか レイ。今日から高校1年生。昨日はワクワクしてよく寝れなかった。「…っっは‼︎」ベットから飛び起きた俺はすぐに時計を見た。時刻は7:00をまわっていた。「うーわ、遅刻じゃん!!えっと、えっと、あ、制服!」ワイシャツのボタンをとめながら階段を駆け下りる。「母さんなんで起こしてくれなかったの⁉︎初日から遅刻だよ!!」「ちゃんと起こしたわよ。ご飯は?」「いらない!ってきまーす」あーやばいやばい。初日から遅刻なんてありえないよ…。全力で走っていた俺は右側から来た男に気づかなかった。ドンッ。「痛っ。あ、すいません。大丈夫ですか?ごめんなさい。急いでるんで‼︎」男は「大丈夫ですよ。いってらっしゃい」と、笑顔で言ってくれた。


キーンコーンカーンコーン

はぁ。はぁ。はぁ。ギリギリ間に合った。あれ?隣の子汗かいてる。あの子も遅刻しそうだったのかなぁ。「おはよう!1-Aの担任になった、田中かえでです。1年間よろしく!じゃあまず、自己紹介をしてもらいます。じゃあ君から!」先生が適当にあてていく。「稲垣いながき ゆきです。よろしくお願いします」へー。さっきの汗かいてた子ゆきって言うんだ…。

「よし。これで全員終わったな!じゃあこれから体育館で入学式があるから、廊下に並んでください。」

入学式が終わり、みんな次々と家に帰っていく。俺も帰ろうとした時。「あ、あの…レイ君。私はゆき」さっきの子が話かけてきた。「あ、あの…その。LINEやってますか?」「うん。やってるよ。交換する?」「はい!」お互いLINEを交換した。以外に笑うとかわいいんだなぁなんて思いながら帰っていたら、朝の男が目の前に現れた。「あ、朝の…いきなりぶつかってごめんなさい」なにを話していいかわからず、とりあえず頭を下げた。「あ、いいですよ!頭をあげて下さい」頭をあげようとしたその時。何かすごい衝撃を頭にうけた…


気付いたら家のベットの上だった。「あれ?俺どうしたんだろう」軽く記憶が飛んでいた。「母さんただいま。ってか俺どうしたの?あんま覚えてな…」「レイ‼︎大丈夫?痛いところない?あんた家の前で倒れてたんだよ?」「え?そーなの?なんでだろう」



ってか倒れてたら普通救急車よぶだろ…

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