【日常】名賀かがし【人蛇の話 壱】


                    ◇


 ――熱を感じる。

 風の吹き荒ぶグラウンド。口の中で感じる砂の味。

 私は一人、石灰のラインを前にする。

 深呼吸をして軽く背伸び。

 靴の調子を確かめて、爪先で地面を軽く叩く。

 名賀ながかがし、これからレッツ、短距離走に挑戦である。


 走るということを、私は挑戦だと定義している。

 記録に世界にそして何より自分自身に。どこまでも一人きりでのチャレンジバトル。

 青色の空と赤茶けた大地が果てしなく、延々広がっている心象風景。

 私はそこの地面を踏みしめ、遠くを見つめて立ちつくす。


「――っ、ふぅ」


 軽く吐息を吐き出して、準備を整えクラウチングスタート。

 何時もの慣れた体勢だ。何度だって何十度だって繰り返してきた臨戦態勢。

 狙うはもちろん新記録。自分の限界を超えること。それが常にの目標だ。

 一人きりの世界だから、号令をかける相手もどこにもいない。

 だから当然カウントも自分。位置についてを心で呟き、幻聴の空砲を合図に走り出す。

 地面を足が蹴る感覚。

 押した大地がきっちりと反動を返してくることが、なぜだかとても心地よい。

 フットステップのリズムに合わせ、上下する体、跳ねる心臓。

 苦しくなる呼吸は慣れ親しんだ快感で、乗り越えようと意気をあげる。

 そう、走るのは自分との戦いだ。自分の意思以外の何者も、この辛さ苦しさを抑えられない。諦めてしまうかゴールに着くか。過去の自分との記録比べの意味だけじゃない、今の自分と未来の自分の根比べ。

 さあ、ゴールはもうすぐそこに。

 ラストスパートを決めに行こうと、再び足に力を込めたその瞬間、


「あ――」


 前触れもなく、突然消失する足の感覚。

 支えを一度に失って、崩れ落ちる私の上半身。

 地面にぶつかるその瞬間、目の前が暗転するその瞬間、


 ――私はそこで目を覚ました。


                    ◇


「――はぁ」


 目を開けず、煎餅布団にこもったままで、私は自分の腰を触った。

 手探りの食感が伝えてくるのは何時もの通り、素肌の柔らかさではなく鱗の硬さ。

 知ってた答えにため息を吐いて、そのまま腕でまぶたを抑える。

 今日も私は、人蛇のままだ。


「何回同じ夢見ちゃってるんだろうなぁ……」


 クウェンディ症候群、という病気がある。

 思春期の少年少女にだけ発症して、その姿を幻想の異種族に変化させる謎の病気。

 私がそれに罹ったのは今年度春先頃の話。陸上部に後輩が入ってきて、新しいメンバーでの生活にも慣れ始めた矢先の出来事だった。その頃は色々あったけども外で起きた問題も自分の中での折り合いも一応はしっかりつけ終わり、今ではこの体にも慣れている。

 慣れてはいるのだけども、こうやって頻繁に思い出してしまうこともあるわけで。

 ああ、なんかめっちゃ未練がましいなあ、私。


「ん――、と」


 布団を跳ね飛ばして背伸び。むき出しになった肌と尻尾に、冬の寒い空気が沁みてくる。

 完全に蛇ってワケじゃないから冬眠とかはしないんだけども、それでも寒さは天敵だ。

 体を起こす。目を開ける。

 慣れ親しんだ和室の障子の隙間から、日光が筋になって差し込んでくる。

 視線を少し上に向けると、障子戸の桟にくっつけられた壁掛け時計は午前十時を指している。

一瞬遅刻かと慌てかけるが大丈夫、そういや今日は土曜だったと思い出す。

 土曜日。お休み。昔だったらこのまま自主練に走りだすよな時間帯。

 こんな時間まで普通に寝ちゃうようになったあたり、人間じゃなくなってからの私、めちゃくちゃだらしないなと苦笑する。

 さて、今日も一日頑張ろうか。


「おはよー」

「んむ、お早う」


 昼服に着替えて居間に出ると、いつも通りにおじーちゃんが新聞読みつつ一服していた。

 うちのおじーちゃん。名賀道三なが・どうさん。うちの神社の神主さん。八〇歳は超えていたはずだけどボケる気配は一切なく、毎年正月は参拝客からお賽銭とおみくじ代を威圧感と熱視線でもぎ取ってきている剛の者。


「ご飯はー?」

「冷蔵庫の中」


 簡単な一言一言で以心伝心。

 言われた通りに冷蔵庫の扉を開けて、中に入ってた朝ご飯を回収。白米、味噌汁、焼いた鮭。

お盆に乗ったワンセットを流れるように電子レンジに送り込む。


「私どっちかというとパンが食べたい気分なんだけどなー」

「知らん、儂は昔から朝は白米と決めている」


 うーん、今日もやっぱり抵抗失敗。家族ではあるが、ここの趣味だけはどうも合わない。

 まあ今日に限ったことならば、起きるのが遅かった私が全部悪いのか。パンが食べたきゃ自分で焼けと。


 加熱はすぐに終了し、軽快な音がチンとなる。

 花柄模様のミトンをとって、机の上へと持っていく。

 ふと付けっぱなしのテレビの方へと視線を向けると、流れてくるのは最近話題の連続殺人事件のニュース。

ここ一ヶ月ぐらいの間ひっきりなしに流れてて、そんなにメディアはげんなりするような話が好きかとうんざりする。食事の最中に見たいものではあんまりないから、尻尾で器用にリモコンをつかみ、そのまま通販にチャンネル変更。健康サプリは胡散臭いけど、それでも食欲の邪魔はしない。


「そういえば最近宮雨の所の小倅とはどうだ」

「ぶっふう!?」


 鮭の骨を取ろうと悪戦苦闘していた時、不意におじーちゃんがそういった。

 思わず口から色々吹きかける私。何か噛んだりしてる時じゃなくて本当に良かった。


「どどどどうって言われても一体なんでそんないいいきなり」

「いやな先程玄関で呼び鈴押しとったし」

「なんで言ってくれなかったの!?」

「いやだってお前熟睡しとったし」


 ぐうの音も出ません、うん。

 宮雨才史みやさめ・さいし。種族は猫耳。関係は俗に言う幼馴染。家が近かったせいかテレビの趣味が合うせいか昔から自然とコンビになることが多く、周囲からの扱いもなんかそんな感じ。流石に部活までは一緒じゃなかったけども。どうも向こうはスポーツとしての運動にはあんま興味ないらしい。性格の割に結構運動神経あるタイプなのでもったいないなぁと思ったりする。


「んで、宮雨が一体何の用事って?」

「知らん」

「知らんって……」


 見知った相手だというのにずいぶんとぞんざいな扱いされてるなぁ、宮雨。なまじ見知っているからこそ色々と評価下げるエピソードばっかり覚えられてるのかもしれないけど。


「お前は寝ていると返したらあの小倅そのまま話を切りおったわ。全く、お前が起きてくるまでの間に聞き出したいこともあったというのに」

「いや多分それに付き合わせられたくないから帰ったんじゃないかな……」


 おじーちゃん普段寡黙なくせに話し出すと長いからなぁ。どうして老人って話が長いんだろうね。校長先生の話が長いのも全国同じだと聞くし、歳はとりたくないものだ!


 さて。待たせた相手がいるとわかったら、とっとと食べて外に出ないと。

 骨を抜き終わった鮭を急いで食べきって、お茶碗の中身を一気にかきこむ。

 早食いはスポーツ少女の基本スキルだ。ついでに私は蛇でもあるから丸呑みで速度はさらに早い。

瞬く間にお皿の上はすっきりとして、両手を合わせてごちそうさまと。


「んじゃおじいちゃん私はちょっと外出るから!」

「待った」

「なに?」

「顔。洗ってけ。米粒がついておる」


                    ◇


 私の家のすぐそばには、古くから神社が存在している。

 というか、神社のすぐそばに私の家があるというのが順番的には正しいのか。

 名前は白虹橋神社。色を表す文字が被っていることで突っ込まれるのは日常茶飯事。

 代々うちの家が神主さんをやってて、私も時々巫女さんをバイトがてらに手伝っている。

 と言ってもまともに人がやってくるのは初詣と夏・秋のお祭りぐらいなもので、普段は開けた場所ってことで子供達の遊び場になっていたりするのだけども閑話休題。

 とりあえず、玄関口から出たところで境内の様子が眺められるようなところに私の家は建っている。

 だから今日も家を出た直後に境内の方を一瞥して、そして人影があるのに気がついた。


「ありゃ、」


 頭を隠すフード付きパーカー。百六十ちょっとの男性にしては小柄な体躯。ズボンからはみ出た猫の尻尾。幼馴染、宮雨才史がそこにいた。

 見えると言っても見えるだけで、玄関からだと具体的になにしてるかまではわからない。 


 神社の中まで歩いて這って行って、幼馴染に声をかける。


「へーい」

「……なんだ、もう起きたのか」


 後ろから挨拶をかけてみると、振り向いた幼馴染は不満げな顔で、


「もう、ってなにさ。もう、って。牛の鳴き真似でもしてるのかな宮雨?」

「いや、かがしって蛇だから冬の朝は弱そうだなー、と。むしろ冬眠でもしてそうだなと」


 無垢な顔してそんなことを言いやがるから、ちょっとだけ額に青筋が走って、


「んじゃ蛇らしい行動を取ってやるわおらー!」

「あじゃじゃじゃ急に巻きつくな痛い痛い痛い痛い!」

「猫はこたつで温まってろー! むしろ私の体温で暖まれー!」

「むしろ冬の冷気で冷えた鱗がちべったくてぎにゃああああああ!」


 宮雨に密着アタック絡みつき。

 あー、哺乳類の体温が暖かいー。


「で、宮雨ここで何してたの?」


 締め付けを軽く緩めながら、肩に顎を乗っけてクエスチョン。

 問いに相手は親指で離れたところを指差して、


「あれやってたんだよ、あれ」


 向けられた指を伸ばす先、白黒模様のサッカーボールが冬の風に流されてころころと。


「そのボールは?」

「その辺に落ちてた」

「んー……ここで遊んでた子供の忘れ物かねえ」


 人が出入りする場所では時々あるのだ。こういった誰かの忘れ物。

 落し物置き場は一応ちゃんと用意してるのだけど、取りに来た人は今まで見たことない。

 締め付けを解くと、宮雨は軽いステップでボールの方まで近寄って、


「へい、とう、ほいっ」


 膝を使って器用にボールを操って、一気に跳ね上げそのままヘディング。

 結構上手だったので、両手を合わせて拍手を送る。


「……すまん」


 だけど返ってきたのは唐突な謝罪。その意味を一瞬遅れて理解して、


「そんな考え込まなくていいって」


 本当に、この幼馴染はこういうとこだけ繊細に考えるんだから。

 気まずくなった空気をどうにかしようとするように、違う話題をひねり出す。


「だけどそんだけ運動神経いい癖になんで部活とか入ってないかなぁ、宮雨は」

「上下関係とか俺にはちょっと向いてねえし。かがしも運動部ならなんとなくわかるだろ、

ああいう場所の先輩からの理不尽さ」

「あー……いたなぁうちにもだいぶ性格面がアレな先輩が……」


 陸上部は自分との戦いの部活だと私は思ってるのだけども、そういう場所でも先輩特権を

振りかざして偉い顔したいと言い出す奴はいたりするもので。

 この体になってからしばらく近寄ってなかったから、今どうなってるか知らないけど。


「昔のことは置いといて、今のことよ今のこと。今日呼び鈴押してきた理由はなんなのさ」


 尋ねると、宮雨は軒下に変な虫でも見つけたような目になって、


「……はぁ?」

「な、何かなその目は! お姉ちゃん怒るぞ!」

「いや呼んだのお前だろかがしさん?」

「はーぁ!?」

「昨日の帰りにそろそろ服とか買い替えに行きたいなーと言ってたじゃねえか。ついでに

一緒についてきてよとも」


 言ったっけ、と疑問を脳裏に抱きながら、額を押さえて思い出し。

 んー、あー、うー、と三秒ぐらい唸ったところで昨日の記憶が浮かび上がる。


「……あはー、ごめんね?」

「かがしは忘れっぽすぎるんだっつーの」


 ちろりと舌出し適当に謝る。

 宮雨はそんなことを言うけれど、話した翌朝にいきなり押しかけてくるとか想像しろってほうが難しいと思うのだ。覚えてる忘れてるの問題じゃないような。

 この幼馴染は普段ふざけた態度のくせに、時々めっちゃド真面目だ。何気ない軽口を真に受けて本気で悩んだり、ちょっとした雑談からこうやって押しかけてきたり。

 相手が私だからいいものの、将来誰かに勘違いからストーキングとか始めたりしたら目が当てられないことになっちゃうだろう。しっかり縛り上げておかないとダメかな、こいつ。


「買い出し。行くならさっさとバス停行こう。話すんだったら歩きながらでも出来るしさ」


 一声かけて、私は神社の外へと動き出した。


                    ◇


 私たちの市、中津国市なかつくにしは特定症候群対策都市だなんて堅苦しい別名がついている。

 よーするにクウェンディ症候群患者が暮らすことを前提として各種施設が作られた街ということで、街中を歩いているとあちこちにそう言った用途のものが見つかったりする。

 車椅子対応のトイレだとか、段差のそばにスロープだとか、まあそんな感じで色々と、気を使ってるようなものが視界にちらちら映るのだ。

 そしてそれは市内バスでも適応されているわけで、入り口の段差がないノンステップが基本だったり、入り口にスロープ付いてたりと、色々と考えられてるバリアフリー。


「おっ」


 バス停に着いたところでちょうど、お目当てのバスに遭遇する。

 幻燈町げんとうちょうは都会じゃないけど、市内中心部から直通便が来ているから、バスの間隔は結構短い。

長年この町で暮らしてきた私にはこれが当然なんだけど、世の中には一時間に一本二本ぐらいしか来ないところもあると聞く。そういうとこって大変だろうなあと思いつつ、文明のありがたさに預かるのだ。


「よっ」


 やってきたバスにスロープを登りながら乗車する。乗っていた人たちの視線がちらちら

こっちに向けられるけど、よくあることだと苦笑いをして全力で無視。

 蛇の下半身だと普通の席には座れない。さくっとイメージしてみればわかるだろうけど、スペースがないのだ仕舞えるだけの。

 そういう乗客のために、中津国市のバスは一番後ろの座席のところにちょっとした工夫がされている。座席の下に隙間を作って尻尾とかを収納できるようにしてるのだ。

 だから迷う事なく最後列まで直行前進。その席が空いてるのはいつもの習慣で確認済み。

 スパゲッティに挿したフォークのように、ぐるぐる回って長い体を巻いていく。


「宮雨こっちこっちー」

「バスの中で騒ぐなってかがしさん」


 テンションをたしなめられながら、私と宮雨は隣に並んで着席する。


                    ◇


 中津国市は川の街だと人は言う。

 市内の中央を縦断するように流れる玻璃衣川沿いの道路を、私たちを乗せたバスは走る。

 喋って周りに迷惑をかけるわけにもいかないので、私はぼうっと窓の外を眺めることに。

 時間は気だるい休日の昼間。道行く人は数少なく、ペットの散歩をするお姉さんだとか、バス停までダッシュする少年たちだとか、自転車で並走するカップルだとか、そういった影が走るのをちらほら見かけるだけである。つまり普通の光景だ。


「はぁ」


 何とは無しに、ため息が口を突いて出る。

 何故そんなものが出てきたのかという自問自答は封殺し、少しだけ目を細くした。


「かがし、」

「……?」


 呼ばれた声に振り向くと、宮雨はやべしまったと言いそうな顔をして、


「……あー、んー、なんでもない」

「……は?」


 思わず真顔を取ってしまった。

 なにやってんの、と思うのに一瞬遅れ、気遣われてるんだということを自覚する。

 ちょっとばかしむしゃくしゃする。気遣われないといけない自分にだ。

 恥ずかしさを隠すように携帯電話を取り出して、そっちの画面に目を向ける。

 チャットサイトのページを開き、今の状況を一行レス。


                    ◇

・――夜歩きたちの共同体・チャットルーム――・


人蛇声援じんじゃーえーる】服買いにいくためバス外出なう

【翼の魔女@管理人】やあこんにちは人蛇声援。君はファッションは気にする方だったりするのかい? ボクのような高等遊民にはかなり遠い世界だが、世間の少女たちの並々ならぬ努力は大変だなぁと遠いところから思わせてもらっているよ。

人蛇声援じんじゃーえーる】……相変わらず一文が長いね、魔女さんは

【翼の魔女@管理人】くっくっく、それがボクのキャラクターだよ。そんな気負わず答えられるところだけ答えてくれればそれでいいさチャットルームの会話なんて。

【翼の魔女@管理人】ところで買いに行くということは誰か隣にいたりするわけかな。

着替えた姿を早速見せたいお相手が側に。

【まおりさん】幼馴染と一緒なのよねっ

人蛇声援じんじゃーえーる】カ、カマかけようったってそうはいかないからね? なんでそう思ったのさ

【まおりさん】だって、さっき一緒にバス停にいたの見かけたもの

【翼の魔女@管理人】へぇ。そういえばまおりと人蛇声援はリアルでも知り合いだったか。

くっくっく。リアル割れしているとこういうところが大変だね。同情するよ。

【まおりさん】しっかりデート楽しんで来てちょうだいね

人蛇声援じんじゃーえーる】え、ちょ、そういう訳じゃ

【翼の魔女@管理人】ははは、あれだけ頻繁に惚気ておいてまだ認めないんだね?

【まおりさん】異性と二人きりでお買い物。素敵ねっ

【翼の魔女@管理人】そもそも一緒に出歩ける関係という時点で十分以上に特別だ。

それは得難い間柄だよ。せいぜい大事にするといい。ただし避妊は忘れるな。

人蛇声援じんじゃーえーる】だから違うんだってばー!


                    ◇


 怒涛の誤解が押し寄せてきて、恥ずかしくなってページを閉じる。

 外出の行きの途中だというのに、数行の会話でなぜかどっと疲れが来た気がする……。

 女三人寄れば姦しいと昔の諺では言うけども、この時代では寄り集まらなくてもかしましだ。

人を茶化すのは私も嫌いじゃないんだけど、自分が勘違いの対象になるのはちょっと。

 どうでもいいけど剣月さん、本名でチャット参加するのはどうかと思う。


「どうかしたか?」

「なんでもない」


 宮雨の向けてくる視線から、必死で携帯を隠し通す。

 向こうにこれを気付かれたら、まともに顔あわせられなくなりそうで。


                    ◇

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