ログホライズン 戦いのしらべ

HIRA

第1話 大災害

 どうしてこうなった。

 僕は目の前に広がる光景に驚愕する。

 エルダーテイル僕が小学1年から6年までの6年間までにわたりやってきたMMORPGだ。

 並大抵の廃人よりはこのゲームをやりこんでるという自信がある。

 今目の前に広がっているのは、ゲームの世界なら見知った町アキバ。

 しかし、今目の前に広がっているのはパソコンでのポリゴンではなく奥行があり温度すら感じた。

 僕は召喚術士だ。召喚術士は何種類かいる。

 たとえば死霊使いネクロマンサー、動物使いテイマーといった感じだ。

 しかし僕はその二つではない。

 いや、僕以外にそんな戦闘方法をとっている人なんていないのかもしれない。

 僕は、王様いや司令塔といったものか。

 僕は自分では戦わない。いや戦えない。

 僕の戦闘スタイルはモンスターそれも人型・動物型・ゴーレム型・死霊型・天使型などといった。種類をそろえている。それも種族でタンク・アタッカー・ヒーラーなどと分けている。

 そう僕は一人で・・・パーティ、いやフルレイドのパーティが作れる。

 だがしかしそれにはかなりの難点がある。

 それは一人でほかのレイドパーティ全員のMPを使用しなければならない。

 これにはほかの人だと絶対にできない方法をとっている。

 まず単純に僕が持っている装備はすべてMP以外のステータスを最低ランクにし、MP最大量を上昇させるものだ。

 そのため僕自身の魔法はほかのどんな人よりも弱い。

 だが僕は弱くてもいい周りさえ強ければ・・・

 そう僕は、とっても臆病・・・学校でもだれにも話かけられない。話しかけたらなんていわれるかわからない。

 

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