企画に参加してくださり、ありがとうございました！
強者である魔王と弱者であるソーレディの間柄で生まれたそれぞれの望みが、最後まですれ違い続ける切なさが刺さりました。魔王が死にゆくソーレディに彼女の存在価値について語るとき、本心を十分に伝えることができなかったにも関わらず、ソーレディが望んだ幸福には達していたところで、 ソーレディ目線・読者目線からすればメリーバッドエンドが成立していて良かったです。
冒頭「沈まない太陽と名乗った少女」→最後「空には沈まない太陽が煌々と照っている」とリンクさせているところや、「魔王とは自然の均衡を維持する」→「魔王にはどうする事も出来なかった。なぜならこれが摂理だからだ」となっていて話がすんなりと飲み込めたところ、考え抜かれているなぁと感じました。

二人が初めて出会った時は、その状態に思わず目を背けたくなってしまいましたが、食べる側と食べられる側という残酷な間柄の中で、互いへの美しい思いやりが感じられ、とても心に響きました。素敵な作品に出会えて嬉しく思います。ありがとうございました。

遠藤さんの作品紹介で興味を持ち拝読に伺いました。
短い中に深い余韻を残す素晴らしい作品でした。

初めまして。

拝読致しました。
とても静かな作品ですね。
諦観故に人間であるソーレディの心はあまり動かず、達観した魔物であるミレナリオの方が心を波立たせていく。
人を離れていく彼女と人に近づいていく彼の対比が良かったです。

自らを「自然界の調整役に過ぎない」と評する魔王の見解がなぜかとても印象に残りました。

美しい作品をありがとうございました。

魔王が少女を美しいと、愛おしいと感じる理由がひしひしと伝わってきました。とても美しく綺麗で儚いです。
この短さで鳥肌立ちました。
会話も文章も無駄がなくて、表現したい雰囲気にぴったり合っていて
勉強になりますし、単純に読み手側としても気に入りました。

お綺麗で無駄がなく素晴らしいに尽きます。

もう後少しだけ、日々を見たかったです。

企画主の音葉です。
すごく、思ってたものと違いびっくりしました。
ですが、物語中の会話がとてもいあと思いました。
ありがとうございました。