詩集

夏目瑠唯

第1編 ヒカリ

声を聞いたこともない、顔を見たこともない

ただ君の綴る言の葉を見て

泣いたり、笑ったり、怒ったり

力になりたいなんて思ったりして

私にはそんな力持ち合わせてなかったけれど

少しでも君の力になれたらいいなと

言葉だけを君のそばに預けた

暗闇に落ちる君の手を

引いてあげたいとどれだけ願っても

私は君のそばにはいれないから

この僕の言葉に振り向いてよ

その先の道を私がヒカリで照らすから

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