辺境落ちこぼれドクターぴんくちゃん一四歳が銀河帝国の超エリート軍人チームに放り込まれてなんだかんだ活躍してしまう

惑星ヘカテ編

■人物紹介

■マナ・ファラウ　（ぴんくちゃん）

　主人公。辺境小惑星に暮らしていた『だめ』医者（ドクター）。

　なぜかマザーコンピュータのお告げにより、リーヴァン少佐のチームメンバとして選出される。

■レナ・リーヴァン少佐　（レッド）

　銀河帝国屈指のネットランナー。標的のプログラムを完膚なきまでに破壊する能力を持つ。

　無感情、無表情なことから、ネットランナー仲間からは『ドール』と呼ばれている。

■ラウル・ルーディス中尉　（グリーン）

　チームのメカニック。大きな物は宇宙船から、小さな物はナノマシンまで何でも引き受ける。

　ややお坊ちゃんで温厚。自身の設計した宇宙船シュレディンガーをこよなく愛している。

■ジン・グラント軍曹　（ブルー）

　凄腕のコマンダー。リーヴァン少佐の護衛を担当している。

　身体の七三％を機械化しており、帝国法上は『ぎりぎり』人間。目つきと口が悪い。

■アイディス中佐

　エスト遺伝子精査プロジェクトのために軍から派遣された監視役。

　任務に忠実で冷徹。

■エナ・リーヴァン将軍

　赤将軍（レッドクリムゾン）の異名を持ち、『エスト』の呼び名で賞賛される銀河帝国最高のネットランナー。

　情報省最高実践能力者であり、エスト遺伝子精査プロジェクトの責任者。