第二十五話:交戦、そして。

 銃弾を避けるというのは、とんでもなく難しい。

 というより、不可能と言っても過言じゃない。


 ……突然何を当たり前のことを、と思うかもしれないが、まあまずは聞いてくれ。


 ハンドガンの銃弾の速さは、初速だけでも大体毎秒数百メートル。音速と同じくらいか、種類によってはそれ以上なのだという話を聞いたことがある。

 つまり、銃声が鳴った瞬間とほぼ同時、弾は目標に命中しているということで相違ない。撃たれた瞬間に避けようとするのは、人間の最大限の可動速度では無理だろう。

 相手の指をよく見て、撃鉄が起きる瞬間と射線上の軌道を予測、なんてよく言われるが、俺にはそんな芸当絶対無理だ。

 離れていて引き金を引く指が事細かに見えるわけもないし、実際そんなことが理論上は出来たとしても、銃を突きつけられてそんなことが出来る程の平常心を保つことは難しい。


 当たれば死ぬという極限の重圧が入り込んだ状態で、そんな集中力を研ぎ澄ませるなんてことが出来る人間は、世界中でも恐ろしく限られているだろう。


『――――来いよ、そのハゲ面に重いの一発ぶち込んでやる!』


 無論、俺でもそんな人外レベルの達人芸が出来るはずがない。

 ムゲンループで何十年と過ごしてきたと言えど、出来ることの限界というものがある。


 カポエイラが得意でも、柔道その他格闘技が形だけでも出来ても、所詮はそれだけだ。オリンピックに出られるわけでもないし、ギネスに乗るわけでもない。ただ普通の人間よりちょっとだけ、出来る事の可能性が広いということに過ぎない。


『……良い目だ。少し、貴様という人間が分かった気がする』


 撃たれてからでは遅い。本来なら、銃を持った者相手には、撃たれる前に無力化する必要がある。

 

 だが、俺とジェウロの距離は二十一フィート(約六・五メートル)――――拳銃側が銃を抜かず臨戦体制を取っていない場合、ナイフを持った暴漢を一連の動作をこなした上で確実に仕留めることが出来る距離――――以上も離れており、しかも銃は既に引き抜かれているときた。 

 何時銃弾が放たれるか分からない。コマ送りのような一瞬一瞬にも、神経が張り詰めている。刹那的に、まだ死んでない、まだ撃たれていないという実感がある。


 口から静かに息をし、気持ちを落ち着かせる。

 黒く鈍く光るその脅威を目の前にして、恐怖もはやる気持ちも当然ある。心臓がやかましいくらいに跳ねている。

 だが、今ここで闇雲に近づけば、あっけなく撃ち殺されてしまう。

 今だからこそ、落ち着くことが肝要だ。


『だが悲しいかな――――貴様は、ここで死んでゆけ』


 ならば、近付く前に敵に撃たれた場合、どう打破すればいいのか。



 話は簡単だ。〝普段祈りもしない神に、弾が外れるよう祈るしかない〟。



「っ――――お、おおおおおおっ!」


 運と勘に身を任せ――――


 その前の会話から引き金を絞るタイミングに山を張り、その直前ぎりぎりにタイミングが合うことを信じ、目をつむった。

 いくら銃でも、動いている物を命中させるのはそう簡単ではない。的と人間は違う。それぞれと相対した時の命中率は極端に差が出る。照準が合わないのだ。


 響く発砲音。

 

 ――――だがしかし、来るべき衝撃は訪れない。


 当たったか? やられたか?

 いや、多分大丈夫だ。

 どちらにせよ、まだ俺は動ける。

 動くなら――――今しかない。最初で最後、絶好のチャンスだ。


「――――つあっ!!」


 受け身をとり、転がりながら履いていた靴をむしり取るように脱ぎ、右手に持つ。


『チッ!』


 相手が、再び俺に向けて拳銃を構える。


 その僅かな隙が、最後のチャンスだった。


 姿勢は崩したまま、筋肉が突っ張っても無理やり身体を捻り上げる。

 視線は、俺に向けて構える銃の持ち手に注ぐ。


「お――――らァッ!」


 そして、俺はそれ目掛け、


 放たれたその一瞬だけ、靴がスローモーションのように動き、ふわりと内臓が浮かび上がるような感覚を抱いた。

 

『ぐっ――――!?』


 靴は、我ながら綺麗な軌跡を描き、宙を滑るかのようにジェウロの手にクリーンヒットした。

 だが、流石と言うべきか、かなり強くぶつかったはずなのに、銃を手放さない。僅かに拳銃の向く先がぶれたに過ぎなかった。


 直後、もう一度発砲。

 だが、おかげでこれも当たらなかった。弾が風を切る音が、耳のすぐ横を通り抜けた。


 ――――既に、ジェウロに向かって足を駆けている俺を掠めるような形で。


「っうおおおおお!」


 駆ける。ひたすら駆ける。

 愚直なまでに、真っ直ぐ飛び出していく。

 今にも俺の命を奪うかもしれない存在に、突っ込んでいく。火事場の馬鹿力といったところなのか、今までにないくらいに、回るように足が動いた。


『な、めるなあああ!』


 俺達の距離は、ジェウロ(銃側)の人間には安全圏内である二十一フィート。それも銃は引き抜いた状態であるため、逆に俺が先を取るには十フィート(約三メートル)でも届かない。


 ――――不味い、遠すぎる。


 そして再び、しっかりと構え直すジェウロ。

 しかも用心深いことに、奴は間合いを取るため後ろに身体を逃がしている。そんなことをわざわざしなくても十分な距離はあるのに。

 分かっているのだ。俺が今最も嫌がることが、お互いの距離を離されることだと。障害物のほぼ無いこの場で、相手である俺の攻め所が今しかないことを見抜いている。

 もう一度間を離されれば、俺は確実に負けだ。もう靴を投げての意表を突く方法も通用しないだろう。近付けなければ、なすすべもなく殺されるだけだ。


 銃口が、俺を睨む。その真っ暗な穴が、ぽっかりと俺を包むように大きく見えた。


「――――ふっ!」


 そこで俺は、


 膂力を存分に使い、前へ前へと身体を押し出すようにジャンプした。

 吹っ飛んだ、と言ってもいい。

 そして、あたかも地面にキスするかのように――――いやさそれ以上の勢いで、身体の下へもぐりこませ自分の腹を見るような感覚で頭をぐるんと回す。


 そして、床に手を付き、代わりに足を持ち上げた。


『――――っな!?』

「お、おおおおおおおっ!!」

 

 唐突だが――――走り幅跳び、という種目がある。

 かつてそれには、踏み切った後空中で身体を一回転させる、宙返り飛びという今では信じられないような飛び方が認められていた。

 無駄に身体を回転させて、果たして前に飛ぶのかという疑問ももっともだが、事実、それで飛距離が伸びたというデータもある。

 

 その理由は、主に二つ。

 一つは踏み切り前および踏み切り中のブレーキが小さく、助走のスピードを効率よく生かすことができること。もう一つは、着地で脚を前に放り出しても尻もちをつかないこと。


 ――――つまりこれなら、二十一フィートの絶対的な距離を一気に詰めることが出来る。



「――――と、ど、けええええええええええっ!!」


 万感の思いを込めて、俺は叫んだ。

 上から下へ、まるでギロチンの様に踵を振り下ろす。もちろん、靴を履いている右の足で。


 おそらく、俺が今出せる渾身の力がジェウロに突き抜けた。


『がっ――――!』


 そしてその蹴りは、確かな手ごたえとともにジェウロを唸らせた。

 

 カシャ、カシャンと銃がアスファルトの地面を滑る。

 今度こそ、奴の手から叩き落とすことに成功したようだった。


『ぐっ……!』

「どわっ!!」


 もんどりうって、俺達は二人で勢い余ったまま倒れ込む。 

 その距離は既に無いに等しい。俺達は折り重なるようにして地べたに倒れ伏した。


『――――っ!』

「――――んのやろおっ!」


 しかしすぐさま身を起こして向き直り、獣のように歯を剥く。


 そして、俺の右拳がジェウロの左手に。

 ジェウロの右拳が俺の左手にそれぞれ掴まれ合い、均衡が生まれた。


『くっおおお……』

「ふんっ、ぐぐぐ……」


 ぎりぎり、ぎりぎりと万力のような力で手首を締め上げて来る。

 こんなことが、前もあったな。たった三日前、飛行機の中で。


 だが今回だけはそれは俺も同じで、今にも襲いかからんとするジェウロの拳を必死で食い止めていた。


『クッ……こんなことをして……何に、なる? アイカワ』

『あ、ああ? ぐっ、ぬおお!』


 すると、ジェウロが何を思ったか、突然語り出し掛けてきた。


『もうまもなく、こちらにも人手が集う。この駐車場では……逃げ場もない。貴様は、ここで終わりだ』

『……んだよ? 俺の心配でもしてんのか? 似合わねえよ。馬鹿丁寧にそんなこと教えてくれまでして……』

『今しがた、合図があった。――――バレッドの死を確認したようだ』

『…………』

 

  嘘を吐いているブラフの可能性もある。が、それは見立ての甘い希望的観測と考えた方がいいだろう。今の状況では、あまり好ましくない考え方だ。


『……これはいわば、死んだ者への敬意だ。餞別に、貴様に伝えてやろうと思ってな』

『はっ、敬意だ? ふざけんじゃねえよ』


 強気にそう言い返すも、気落ちしているのか、気勢が失せてしまっているのが自分でも分かる。


 悲しい、と言うとその通りだが、一番しっくりくるのは『残念』という表現だろう。強引に例えるなら、顔見知り程度の、近所に住んでいた子供が死んだかのような喪失感とやるせなさが胸の内に去来していた。

 理想主義ながらも、誇り高い男だった。長い人生の中で、不器用ながら、それでも自身の座右に準じた人間はそうはいない。あれだけ見ていて好ましいと思えた人間は、いなかったろうと思う。

 だから、残念だった。

  

『ふっ、これでお前を助ける者はもういない。仮にここから出てフリーク共の元へ戻ったとして、みすみすバレッドを死なせたお前に居場所は無い。ここでどう抗おうが無駄なことよ。これだけ貴様にとって絶望的な状況下で、どうすると言うのだ』

『……絶望的、か』


 確かに、そうかもな。

 今の俺は、まんまと罠に掛けられた獲物だ。絶体絶命、まな板の鯉。後はじわじわと消耗させ、確実に仕留めるだけ。

 

『でも、ご生憎様。そういう修羅場は、何度も潜り抜けてきた』

『……クッ、クク。? 面白くねえ冗談はよせよ、|乳飲み《おこさま》が。そういう利いた風な口は私くらい歳を食ってからきけ』

『へぇへぇ、たいした年の功だな。ボスの娘エレンの子守は、大の子供嫌いってか』


 エレンの名前を出した直後、ジェウロがかすかに身じろぎした。俺をなじるように、眉が吊り上がる。ボルドマンが言った通り、ちょっとつつくとすぐに表に出る奴だ。


『……お嬢の事は関係ない。お望みなら、その口縫い合わしてケツ穴の上に代わりのを作ってやろうか』

『おーおー、怖い怖い……』


 唇を、意識的に歪ませ笑う。

 だが、歯を食いしばり、親の仇と言わんばかりに目の前の男を睨み付けている俺を、笑っていると評す人間はまずいないだろう。


『……だけど。お言葉を返すようですがねえ、ジェウロさん?』


 ジェウロが、怪訝な表情を見せる。


『あ? まだ何か?』

『いやなに、アンタに一つ、言っておきたいことがあってさあ……』


 そう、たった一つだけ。



 ――――馬鹿な男だったよ。


 ――――あんなくだらん男のために何をそう感情的になるのか理解できんが――――



 それは、俺のためでもある以上に――――レッジへの餞のためでもあった。





 そう告げて、

 

 吐き捨てたのではない。

 ジェウロの目めがけて吐いたのだ。


『うっ!?』


 ――――それは、確かに目元に命中した。


 霧吹きならぬ唾吹きも、なかなか侮れない。

 汚い話だが、それでも確かな一瞬の目くらましには成功したようだった。


 目が眩んだジェウロに、思い切り頭突きをかました。鈍重な音が頭蓋を通して脳へ伝わる。

 だが向こうも小さく呻き声を上げていた。ジェウロの身体がよろめく。

 その時、それまで俺の右の手首をきつく締め上げていた指が、ほんの少し緩んだ。


「――――――――」


 言葉はいらない。決め台詞なんざ空想上の産物だ。


 ただ一言、こう思うだけでいい。


 ――――俺の勝ちだ、と。


 最後まで意地とばかりに絡み付いていた指を振りほどき、ついに握り拳をがっしりと固めた。


 そして、構えも腰のひねりも何も考えずに、力にのみ任せただけの喧嘩のような一撃が、その横っ面に弾けた。


『っ……お……』


 ぐるん、と瞳孔が回り、白目を向いたのが分かった。

 ゴッ、という地面を叩く鈍い音が、やけに鮮明に聞こえた。


『……ほらな、言ったろ』


 息を整え、ゆっくりと立ち上がる。

 地に伏して動かないジェウロを見下ろし、告げた。


『重いの一発ぶちこんでやるってな。ちっとは伝わったか?』


 今ののぼせきった頭では、こんな捨て台詞しか思いつかなかった。



◆◆◆



 気付けば、時刻は夜中の十時半を回っていた。



 俺は日の落ちたロンドンの道を、ジェウロから奪っ――――もとい、借りたバイクで走っていた。不用心なことに、ポケットをまさぐるとすぐにキーがあったのだ。

 守衛室からシャッターを開き、俺は早々にあのビルから脱出した。おそらく、もう五分もあの場にとどまり続けていれば、俺は蜂の巣にされていただろう。

 幸いなことに、追っ手のようなものは道中一度も見当たらなかった。

 

 とにかく、急いで戻らないといけない。例えレッジの部下達から糾弾されても、俺は事の全てを伝える義務がある。

 レッジの死、そして――――トップファイブと銀行との共謀について。


 レッジが自ら証明してくれた、四人の富豪達の疑惑。彼らは一つになって何かをしようとしている。

 俺は最初、トップファイブの人間の内の誰かが単独で世界恐慌を引き起こそうとしているのかと思っていた。あるいは、無関係な人間がいると思っていた。

 だが、現実はそれ以上に厳しいものだった。それを痛感させられた。


 。犯人は、マクシミリアンを除く四人全員だったとしか考えられない。

 

 でなけば、こうも誘い込むようにレッジを殺したりなんて真似はしない。わざわざ総会だと呼び寄せるには、少なくとも彼ら全員がこのことを承知している必要がある。

 考えれば考えるほどに、その方が筋が通る。

 マクシミリアンはまだ死んでいない。同じように、公道で殺しにかかる方法は不確かだと考えての事だろう。


 もし、これで俺が同行していなければ。レッジの死の真相は、誰にも知られることなく闇に葬られていたはずだ。死人に口無しとはよく言ったもんで、確実に始末すれば、

 その確実に始末する方法こそが、自分達の元へ誘き寄せた意味だったのだろう。逆に言えば、ネブリナ家の総意が彼ら自身への疑心であり、自分達にとって害あるものであるとして認識しているということでもある。


 ……レッジは、本当に多くのものを俺にくれた。見知って間もない俺に、全てを託してくれた。

 これに応えないわけにはいかない。


「……あ」


 そんな折、昼にエレンとメリーの二人と見た時計塔、ビッグベンが遠目に認識できた。夜に見るビッグベンは、時計盤そのものが発光しているように白く明るみ、その上部をほのかな緑色の光が立ち昇っている。隣のヴィクトリア・タワーの照明が明るく、対照的にビッグベンがその陰となって昼間より印象が薄まっている気がする。


「ここまで来れば俺でもなんとか……」


 道にも覚えがある。ちょうどクレープでメリーともめていた時に通ったところだ。やっとここまで戻ってこれた。

 ロンドンの公道は、日本の物とはまた違って、複雑に過ぎる。

 行きの時はまだ明るくて道筋もよく見えたのに、今となっては行き慣れない道であるせいで何度か迷ってしまったのだ。追手を気にしておっかなびっくり通行人に道を聞いている内に、十時前に着くはずが、こんな時間にまでなってしまった。

 

「ぐっ……い、いてぇ」


 じくじくと痛む横っ腹を、そっと手で押さえつける。

 手のひらに感じる湿った感触に、思わず眉をしかめた。

 

 シャツが、血に染まっている。無論、俺自身の血だ。


「いてぇなあ、くそっ……」


 一発目の銃弾だ。

 あの時かわしたはずだったが、どうやら掠っていたらしい。外に出てすぐに気付いた。

 正直、あれ以上ないタイミングだったと思っていた。もう一度やれと言われても難しい。傍から見たらハリウッドのアクションスターも形無しの動きだったんじゃないか。当たったなんて思ってもみなかった。

 だが、それをジェウロは、あんなハンドガン一つで当てにきた。


 危ないところだった。一歩間違っていたら、倒れていたのは俺の方だった……なんて、こんな漫画にありがちなこと、本当にあるんだな。

 まあ痛み分け、と言ったところか。この傷を見たら、かすかに抱いていた勝利の余韻もさっさと立ち消えてしまった。

 テンションが下がったというか、我に返ったと言うか。|殺り合い(タイマン)で、傷の無い完全な勝利なんて、元よりこの世に存在しない。勝利とはもっと、泥臭く生き残ることだと思い知らされた。


 ――――そう、結局俺は、ジェウロを殺さなかった。


 何故かと問われれば、はっきりとした理由はない。そんな暇がなかったのもあるが、自分で言った通り、俺自身がそんな立場にいないことにある。ムカついたのだって、あいつがレッジを愚弄するようなことを言ったからだ。

 一発ぶん殴って生きて帰ってこられた以上、その先の処理はネブリナ家の人間に任せたい。

 

「んぐっ……」


 痛みに耐えかねて、一瞬前から目を離した。


 その拍子だった。


「え――――?」


 見間違い――――いや、そんなまさか。

 ――――


「っ!!」


 慌てて、車線を切り替えて元来た方向に引き返す。大音量のクラクションに包まれて身の浮くようだったが、そんなものどうでもいい。


 俺は見た。俺の視界の端にちらりとよぎった、美しく眠る『少女』の姿を。


 あれは――――



……!!」  



 まだ何も、終わってはいない。


 夜はこれから、粛々と更けていく。


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