少し古いかもしれない言葉に、「アニメの見過ぎ」「漫画の見過ぎ」と言うものがあるそうです。アニメや漫画に限らず、様々なコンテンツに嵌りすぎるとやがて楽しむという事を通り越して大変な事態を招いてしまう、それを戒めるための言葉なのかもしれません。
今回の物語で描かれているのはまさにその戒めが現実となってしまったもの。乱暴に言ってしまえば、小説と言うのは単に頭の中で描き切り、それを文字として表現しただけのコンテンツに過ぎないものなのですが、もしその世界に嵌りきった人が、現実世界に様々な影響を及ぼすとしたら…。
この小説を見ている自分たちにも、万に一つの確率かもしれないですが起こりうるかもしれない、リアリティ溢れたホラー作品です。
ひえ〜〜〜面白かったです!ピックアップでこの物語を見つけて、宣伝文に惹かれて来ました!
怖かった〜!のに、わくわくする怖さで、もう「ああ早く続きが読みたい!」「どうなるんだこれー!」と目が離せない状態でした(笑)
特に「〜なのですもの。」というあの文体…めちゃくちゃ怖くて、ぞっとしました…
書いてある悪口の内容も、読者のことまで言ったり本当に作者にとって嫌なもので、読者にとっても虫唾が走るような内容…。なんだか、本当にすごーくリアルで、もう…。 ( ‘ᾥ’ )
あと、マオちゃんの特性?というか、まあ玄関で対峙した時に明かされる彼女の◯◯……。
あそこは本当にぞっとしましたよ〜〜〜!!!
そもそも、ネットって悪意を発信する正体が分からないから、それだけでも不安が増幅されますよね!相手は一人なのか複数なのかも分からない…。
ええい卑怯者!名のれ!!みたいな…笑
何はともあれ、面白かったです!わくわくゾクゾクしながら読ませていただきました!