第一部あとがき

第一部あとがき

 どうもこんにちは。初めての方は初めまして。澤田慎梧です。

 本作「そらにみつ」はカクヨムのオープンとほぼ同時期に連載を始め、お陰様で沢山の方々……にはあまり読まれておらず、隅っこの方でマイペースに続けている作品です(苦笑)。


 開始から二年近くを経て、ようやく第一部・完となりました。

 当初はコンテスト向けに書いていたのですが、あまりにも自分の趣味に偏った作風に傾いて来た事と、私事で色々ありまして十分な推敲をしてから公開、という執筆体制が維持できなくなってしまった為に、非常に大味な作品となってしまった感がございます。

 今の時代に刺さるようなファンタジーという訳でもなく、

 精密な筆致により描かれたチャンバラアクションという訳でもなく、

 更新が早い訳でもなく(何気にこれが一番問題な気がします)。


 それでも初期の頃から読み続けてくださっている方、最近読み始めてくださった方が少数ながらいらっしゃったお陰で、どうにか全体の三分の一にあたる第一部まで書き終える事が出来ました。

 直接お礼を言う機会はまず無いと思いますので、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。いつもありがとうございます!


 さて、物語は色々な事に決着を付けつつ、雑多な謎を残したまま一旦幕を閉じました。

 大和の出生の秘密。

 薫子の謎めいた過去。

 霊皇が大和達をもてあそぶかのように扱う理由。

 「天の龍脈に至る者」という言葉が指す意味。


 海の藻屑になりかけた大和と百合子が、謎のパワーで助かったりした件もありますね。唐突に登場した「謎の声」、一体誰なんでしょうね(棒読み)。


 実はまるまる一話「これ第一部でやる内容じゃないな」とカットしたエピソードがありますので、そちらの方で明らかになるかも?


 さて、肝心の第二部についてはプロットは出来上がっておりますが、第一部の中でも少々整合性が怪しくなっている部分がありますので、そちらを修正しつつ執筆を進める予定です。

 ただ、第一部のように書き上げた傍から公開、という形にはしないと思います。それは第一部で散々ミスをやらかして懲りました(苦笑)。

 恐らくは、第二部全体を書き上げた後、一定期間ごとに順次公開、という形になるかと思います。カクヨムは幸いにして新規エピソードや同作者の新作通知機能が充実していますので、そちらをチェックして頂ければと思います。

 第一部と第二部とでは、別作品扱いで公開予定です(追記:この点再考中です)


 最近プッシュ機能が実装されたアプリ版は特にオススメです! 作品フォローと作者フォロー、お願いします!(切実)


 第一部は「青春群像活劇」とか「鎌倉の御霊東高が舞台」とあおっておいて、あまり群像劇にも学園ドラマにもなっていませんでしたが、第二部は学校内での話が中心となる予定。

 今まで姿形の見えなかった上級生や他の教師陣、特別理事など新キャラクターも目白押し……の予定。


 では、第二部で再会できる事を祈りつつ、ここで一旦筆を置きたいと思います。

 他の作品ともども、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



2017年11月18日 澤田慎梧

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