fight
@maa
第1話 考え方の不一致
世の中は間違ってる。
大抵こんなことを言うとあいつは下の人の気持ちがわからないと言われる。
だって分からないよ。
意見をいつもぶつけてきたから。
例えば教育なんか絶対そうだ。
親には大きいものにはまかれろっていうけどさ、Yes manで過ごすんなら機械を導入すればいい。21世紀、よりハイテクになってる世の中だからこそ発言はするべきだ。
先生、こういうところが間違ってます。
きっと問題になりたくないから言わない。
思っていることがあっても言わない。
ーあれ、おかしくね?
そう思うから発言するけど、変わり者だとか先生に歯向かったとかで毛嫌いされる。
人生って難しいな。
本当に思っている。
学校では、先生の話(家族のこととか)の自慢話とか嫌いだった。
てか、むしろ授業中なのに生徒には私語を喋ると怒る癖に自分の話は堂々とする。
意味が分からなかった。
みんなは先生の話を面白がって聞く。
授業に関係ないものほど面白がってる。
はぁ?ったく、早く授業してくれよ。
授業が聞きたいわけ。
結果、長話が多すぎてプリントで補う先生もいる。
だから話すんだったらそれを考慮して話せよ、心底思う。
先生は金をちゃんと貰えるからさ、いいよ。 でも、生徒は違うんじゃねぇの?
進路にかかってんだぞ!
塾が誰しも行けるわけでもねぇよ。
とりあえず塾に放り込もうとするひとの理由もわかるし、受験で家にこもる人の理由がよくわかる。
さてプロローグはこれぐらいにしてこう思った少年の話をしていこうじゃないか。
fight @maa
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