第129話 布団の中
夜わたしがベッドに横になり掛け布団を掛けている時に猫がわたしの枕元へやって来た。珍しく掛け布団の中を気にしているようなのでわたしは掛け布団を持ち上げてみた。すると、猫は掛け布団の中へ入って行った。しかもわたしの体の上を歩いて。そして、わたしの腰あたりでわたしの体から降りて、わたしの体に寄り添うようにしている。
そんなに今日は寒いだろうか。
いつもは掛け布団の中に入っても直ぐに出てくるが、今日は出て来ない。窒息しないだろうか。それが心配だ。
しかし朝、猫は掛け布団の上にいた。いつの間にか移動したようだ。
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