第116話 待って~

 わたしはうたた寝をしていた。そして次に目が覚めたときかばんがごそごそと動いた。

 なんだろうとかばんを開けると、そこには可愛らしい仔猫と仔犬がいた!

 友達が寄ってきて口々に言う。


「えー、どうしたの、これ」

「やっぱり仔猫は可愛いね!」


 うんうん、本当に可愛い。


 とその時視線を感じた。ウチの子(猫)である。怒っているようだ。


 じーっ、ぷいっ、スタスタスタ


 ああ、待って~。わたしにとってあなた(猫)が一番なの~。200%愛してるの~。


 という夢を見た。

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