第11話 キャットタワー
わたしは猫を迎えるにあたって、キャットタワーを準備した。もちろん猫がキャットタワーで、きゃっきゃうふふ(?)と遊ぶ姿を想像したのだ。しかし実際にウチにやってきた猫は、わたしの想像とは違った。
猫にとってはキャットタワーは遊ぶ場所でも寛ぐ場所でもなく、ただの通過地点だった。テレビに登るための。
キャットタワーは結構値段も高かったし、組み立てるのも大変だったのだ。それなのに、ただの通過地点としての利用とは!
うぅ、仕方がない。猫に強制はできない。全くキャットタワーの利用がないわけではない。通過地点としてでも、利用してもらえるだけ良しとしよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます