フェイスキラー ～顔を失った美女達…～

第1話６人の仲良し美女達

Ｋ地方の北に位置するＴ県。Ｔ県の南西部に位置するＡ市に、18歳～19歳の、６人の仲良し美女達が暮らしていた。

県中心部の教育系の大学に通っている香取早苗。腰にまで伸びる超ロングヘアーに、両サイドを胸の辺りまで伸ばし、中央をパッツンにしている前髪が印象的である。

県南東部の保育系の短大に通っている神崎由香里。Ｓ県の美容系の専門学校に通っている藤井香織。地元の医療系の専門学校に通っている、吉沢恵梨香。それぞれ肩から背中にかけてのロングヘアーで、前髪を両サイドに分けているのが由香里、額をすっきり出しているのが香織、前髪パッツンにしているのが恵梨香である。

Ｇ県の情報処理系の専門学校に通っている森崎真由美。地元の工業系の大学に通っている田中杏理。肩に掛かるか掛からないかのセミロングで、前髪パッツンにしているのが真由美、両サイドに分けているのが杏理である。

彼女達は小・中学は同じ学校に通っていた幼なじみで、高校以降は違う学校に通っているものの、家が近隣にある事もあって、現在も仲良く交友していた。

彼女達のもうひとつの特徴は、体型と過激なファッションで、６人全員、Ｅ～Ｇカップの巨乳で、Ｔシャツ等を着ると胸が豊かに膨らんでいる上に、キャミやタンクトップ姿の場合は常にノーブラで、前屈みになる度に乳首が見えるほど胸が見えてしまうほどである。

トップスだけでも過激だというのに、下は常にミニスカート姿で、時にはパンティ見えそうになるほどの超ミニスカート姿も珍しくない。

しかし、こんな過激なファッションしている彼女達だが、正義感は人一倍溢れていて、外出先で困っている人がいれば助けたり、落とし物を見付けては交番に届けたり、更には、人にもよるが、マナー違反をしている人がいれば、集団で注意したりもする。人は見掛けに寄らない物である。

こんな彼女達が６月のある日、ある大手柄をたてる行動を起こす。しかし、当然の事ながら、彼女達はまだ、この行動が後に彼女達が悲惨な目に会遭う序兆になる事は知る由もなかった。