燃費を向上させるコツ(ガソリンエンジン編)アイドリングストップ車燃費向上の方法
先ほど長く書きましたアイドリングストップの作動しない条件。そちらを確認しながら燃費の向上の方法をお伝えします。
まずは電気の使用についてです。
アイドリングストップ中にバッテリーが少なくなってくるとエンジンが勝手にかかってしまうとお伝えしました。では、具体的にはどのようにすると良いでしょう。電気の使用についてお伝えします。
特に電気の使用が多いものをいくつか紹介します。
1、エアコン
2、ライトの点灯
3、曇り止めの使用(デフォッガー)
4、ワイパー
5、パワーウインドウ
この辺りの装備が特に電気を使います。アイドリング中にはなるべくOFFをすると燃費には良いでしょう。
しかし、安全が優先です。安全面には注意しましょう。
夜間ヘッドライトを消しての信号待ちは危険です。自車の位置を他の車に知らせることが出来なくなるからです。ですので、例えば信号待ちではフォグランプを消したり、ヘッドライトを消し、スモールランプにするものひとつの案です。
また、雨であれば、ワイパーの作動も電気を多く使います。雨でガラスが濡れ信号が確認出来ないようでは問題がありますが、例えば、信号待ちの際はワイパーを間欠に切り替えたりなるべく電気を使わないように注意しましょう。
次にデフォッガーです。曇り止めのこととなります。こちらはガラスを暖めるために多くの電気を消費します。普段良く使われる方は使用頻度を落とすことで電気の節約を行えます。
パワーウインドウも電気の消費が大きい電装品のひとつです。意識して使うと良いでしょう。
エアコンに関しては、電気とは別の理由でアイドリングストップを妨げる要因になります。後に説明します。
最後になりましたが、皆さんはカーナビの画面を消しているでしょうか? カーナビは遠くに行く時や知らない土地では便利で使っていると思いますが、普段は見ないかと思います。画面を消す機能がありますので、そういったところから電気の節約を行うと良いでしょう。
次にエアコン使用時にアイドリングストップしない状況についてです。
エアコンの使用は快適に運転するためにも欠かせない物となっています。快適に運転できない車では最悪事故に繋がる可能性すらあります。ですので、エアコンを使うなとは申しません。使うタイミングを図るだけで燃費が上がるのです。そのことを認識して頂きたいと思います。
エアコンは基本的にはエンジンの動力で回されます。そのため、アイドリングストップ中にエアコンのスイッチがON状態ではアイドリングストップよりエアコンを重視するためアイドリングストップを行わないと話をしました。走行中のみエアコンをONして、信号待ちではエアコンをOFFするだけでも燃費の向上に貢献できます。
ヒーターも同様です。エンジンを暖めるためだけエンジンを掛けていてはもったいないです。どうせなら走っているときについでに暖めると効率がいいのではないでしょうか? 信号待ちではヒーターも同様にOFFすることをお勧めします。走っていれば、勝手に車は温まるのですから。
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