燃費を向上させるコツ(ガソリンエンジン編)ターボチャージャーの使い方
では、実際にターボチャージャの搭載されて車をお使いの方がどうすれば燃費の向上に繋がるのかを説明させていただきます。
まずは、ターボチャージャがエンジンに送る空気の数値の説明から入ります。
ターボチャージャーがエンジンに送る際の空気の数値は、空気の流れではなく圧力で呼びます。空気の圧力が多ければそれだけエンジンに押し込めるという意味です。そして、その圧力のことをブースト圧を呼びます。ちなみにブースト圧はゲージ圧での表記になります。
ブースト圧は旧単位ではmmHg(ミリメートルエイチジー)で表示され、現在では、kPa(キロパスカル)で表記されます。
ターボ車であってもブースト圧を測るブーストメーターが取り付いていないことが多く、実際にどれだけ圧力が掛かっているかを知らない方が多くみえます。しかし、この数値を見ることで燃費の向上に繋がるため、ブーストメーターの取り付けをおすすめします。
もし、ブーストメーターが付いているようであれば、アクセルを踏めばメーターの数値は増え、アクセルを離せばマイナスに行くと思います。本来エンジンというものは、空気を一生懸命吸うように出来ているので、メーターはマイナス、すなわち負圧側に振れるのです。
数値をみて頂き、100kPaならおおよそ1気圧を表します。(正確には101、3kPa)1気圧の圧力がエンジンにかかれば、エンジンは2倍の空気を吸うのと同等になります。例えば、2000ccのエンジンの車なら4000ccと同等の空気をエンジンに送り込んでいるという意味です。そのため力がたくさん出せるのです。
ということは4000ccと同等の燃料を使うということになりますので、当然のように燃費が悪くなります。
簡単に言えば、不必要にブースト圧を上げない運転をすればいいのです。
運転中にブーストメーターを見るのは危険ですのでおすすめは出来ませんが、アクセルを多く踏めばブースト圧が上がるということが感覚的に分かるようになるかと思います。ブースト圧を上げないように走ることで、燃費向上に貢献出来ます。
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