燃費を向上させるコツ(ガソリンエンジン編)フューエルカット
先ほど、アクセルを踏まなければ燃料をあまり使用せずに済むと言う話をさせていただきました。1つの例として、信号待ちを例えとして上げさせていただきましたが、他にもアクセルを踏んでいない時があると思います。それは、坂道を下っている時です。アクセルを踏まなくても勝手に車の速度が上がっていきます。そのためアクセルを踏む必要がないのです。
そして、この坂道を下っている時は信号待ちと違い、ガソリンを全く使わない状態にすることができます。
では、なぜガソリンを使わなくてもエンジンが回るのでしょうか? 正解はタイヤが坂道で転がされることで、エンジンを回してくれるからなのです。
そして、エンジンを回すには大きな力が必要です。坂を下っているはずなのに、スピードがなかなか上がらない経験はないでしょうか? それはタイヤがエンジンを頑張って回しているからなのです。このスピードがなかなか上がらない現象をエンジンブレーキと呼びます。
このエンジンブレーキの状態ではタイヤがエンジンを回すため、ガソリンを使わなくても大丈夫だとエンジンのコンピュータが判断します。そして、ガソリンの使用を止めてくれます。このガソリンを止める機能をフューエルカットと言います。燃料カットの意味です。
フューエルカットについては、いくつか条件が満たされると、エンジンのコンピュータが自動で判断し、ガソリンを止めるのです。車種によって多少異なるため大まかな説明になりますが、一読いただければ幸いです。
1、アクセルが踏まれていない状態(アクセルOFF)
2、ある一定以上のエンジン回転数である。
この2つの項目によってフューエルカットをするか、しないのかを判断する場合が多いようです。詳しくはお乗りの車の販売店にお聞き頂くのがいいかと思います。そして、ある一定以上の回転数を書かせていただきましたが、こちらも車ごとによりまちまちであり、車の販売店に相談するのがいいかと思います。筆者もいろいろと調べさせて頂いた結果、大体の車がエンジンの回転計が2000回転から2500回転を越えるとフューエルカットを行うように出来ているようです。
次回はフューエルカットの使い方を説明します。
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