SILENT GARDEN

@mochinokado

第0話 重なる姿

桜の舞う中に彼女はいた。

彼女はヴァイオリンを片手に演奏をし始めるやいなや通行人たちは足を止めて彼女の演奏に耳を傾けていた。

私もその通行人の一人だった。

彼女の演奏は綺麗な音色ではなかったが、周りの人を惹き付けるなにかがあった。

その演奏している姿はある人物を思い出させる。

忘れもしない、私が13歳の時の話である。


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