第2話ステータスらしい
ステータスと念じると目の前に ブンッ という音と共にゲーム画面のようなものが出てきた
へーこんな感じなのか
─────────ステータス───────
名前 片桐 桜
HP200000/200000 Lv1
МP30000/30000 種族 人間族(ホムンクルス)
攻撃6000
防御5000
敏捷5000
器用4500
運3000
ボーナスポイント100000
ユニークスキル
[転移][学習][創造][隠蔽・極][鑑定・極][心声][???][???][???][???]
スキル unknown
称号
[異世界人][召喚された者][二度目の召喚者][3度目の召喚者][記憶喪失][超越者][国落とし][堕ちた者][魔物殺し][巨人殺し][鬼殺し][竜殺し][龍殺し][龍王殺し][龍神殺し][邪竜殺し][邪神殺し][創造神と杯を交わした者][創造神の友人][世界を救った英雄][世界を滅ぼした魔王][英雄][魔王][勇者][剣神][闘神][刀神]
─────────────────────
へ?なにこれ
おかしいよな。おかしいよな?
(ねぇ神様。普通の人のステータスと戦いに身を置いてる人のステータス教えてもらえる?)
(ん?何故だ?まあ、いいだろう。まずは普通の人からだな)
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LV1 種族 人間族
HP10/10
MP5/5
攻撃10
防御10
敏捷10
器用10
運10
スキル[農耕][開墾][計算]
称号[平民][農民][商人][行商]
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(こんな感じだな)
(・・・・・・うん。大丈夫。だってこれは戦わない人のステータスだ。大丈夫大丈夫・・・・・・)
(どうかしたか?次は冒険者の平均ステータスだ)
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LV30 種族 人間族
HP1000/1000
MP500/500
攻撃150
防御150
敏捷150
器用150
運150
ユニークスキル[身体強化]
スキル[剣術][棒術][拳闘術][弓術][槍術][魔法]火・水・風・土・光・闇 unknown
称号unknown
─────────────────────
(こんな感じだな)
(・・・・・・そっそうですか。)
不味いでしょこれ
LV1の時点で冒険者のステータスの何倍だよ!
隠さなきゃ
これ使えるよね
名前からして
ものは試し
スキル[隠蔽・極]発動!
────────────
ステータス画面を隠蔽
偽ステータス画面生成
定着完了
────────────
出来た
これで良し
疑われてもバレることは無いだろう・・・多分
平均より少ししただけどまあ、大丈夫でしょう
────────ステータス────────
HP1000/1000 Lv. 1
MP500/500 種族 人間族
攻撃100
防御100
敏捷100
器用100
運100
ユニークスキル [身体強化]
スキル [剣術][拳闘術][魔法]《火・水》
称号 [勇者]
─────────────────────
それで、まず[鑑定・極]を使って新しく出たスキルや称号の効果を見て行いこうか。まずは[転移]から
─────────────────────
[転移]
ユニークスキルである
自分が今まで1度行ったことがある場所に転移する事が出来る
自分の視界に入っている場所なら今まで行ったことが無くてもその場所に転移できる
そして[転移]を使う者に触れていれば他のものも一緒に転移できる
─────────────────────
へー凄いな。随分と便利なユニークスキルをゲットしたもんだ。
一度行ったことのある場所か、ならここから日本に行ったりも出来るんだろうか?
それなら楽で良いな。
学校から帰って来てから異世界で冒険、寝る時
間になったら家にもどって寝る。
みたいな事が出来たらいいんだけど、そう簡単には楽させてくれないみたい。
転移の説明書きをもっと詳しく見てみると、異世界には2日1度しか転移できないって書いてある。
少し残念だ。でも日本に帰れるんだからいいか。
じゃあ次のスキルは、[学習]か
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[学習]
1度見たもののことは忘れることは出来無い
学んだ事を自分の中で消化し、新たなものを作ることが出来る
発動中は[学習]がAIとなり並列思考が出来るようになる
─────────────────────
なんか微妙なスキルだな
でもこれってもしかしたら・・・・・例えば火の魔法と雷の魔法この二つを学んだら某ドラゴンスレイヤーさんみたいに火の攻撃の後に雷の追撃効果、みたいな不思議な事ができるかもしれない。
たのしみだね。
並列思考・・・AI・・・よく分かんないから発動しちゃうか
ユニークスキル[学習]発動
(マスター初めまして)
おーこれがAIか。頭の中に声が聞こえてくる
(君がAI?)
(yesマスター)
(君の名前は?)
(私には名前がありません)
(なら、僕がつけてあげようか?)
(そんな!マスターに名前を付けてもらえるなんて・・・光栄です。が、本当によろしいのですか?)
(うん。それくらい別にいいよ。それで、君の性別はどっち?男?それとも女?)
(私には性別はありません。それでも無理矢理分けるとするならば、男になるでしょうか)
(男か・・・・・・うーん、少し安直だけど、学習から取ってシュウって言うのはどうかな?)
(シュウ・・・・・yesマスター。素敵な名前をありがとうございます。気に入りました。)
(そう?それは良かった。それで君は何が出来るのかな?)
(そうですね。簡単なものと言ったら魔法の補助などでしょうか)
(補助?)
(はい。例えばマスターが2人係で発動する魔法を使いたい場合、私が2人目になる事で魔法を使うことが出来ます。)
(へー他には?)
( 他ですか?そうですね。例えばマスターが100の100乗の計算と200の100乗の計算を同時にしたい時私が片方を計算して答えを出すことができます。)
(つまり僕が1のことをやっている時に2の事をやってくれるって事であってる?)
(yesマスター。その解釈で間違いありません)
それならそんなにややこしく言う必要無かったんじゃないかな?
(そっか。ありがとうもういいよ)
そう言って僕はスキル[学習]を解除した
さて次は[鑑定・極]か。
このスキルの効果はなにか分かっているんだけどね。
今の今まで使ってたしね
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