非リアの僕がリア充になるまで
@hiria-01
第1話
俺と彼女との出逢いは衝撃だった―
今日から人生で一番リア充のチャンスがある高校生活が始まる。中学のときは親にホモと間違えられるほど、恋愛に奥手で何も出来なかったから今度こそはやるしかない。
期待に胸を膨らませて、俺は早い時間に家から出た。
「おーい、一寸木待ってくれよー」
「おう、利根川か。お前も早いな」
こいつの名前は利根川進俺の中学の頃からの友達で、中学はこいつと二人でずっと一緒に居たと言っても過言ではない。
「一寸木はこの学校の女子どうだと思うよ?俺は結構アリだと思うぜ?」
(そういえば...。見渡して見てもそれなりに可愛い人が沢山ではないがいるな)
「まぁ、それは俺も思っていたところだ。リア充になるには相手がまずいないと話にならないしな」
「お前がリア充になるって言ったときは、クラスの女子がAV女優だったときくらいの衝撃を受けだぜ」
「そんなに、俺は非リアを極めてたのか…」
自分でも呆れてきてしまってそんなことしか言えない...。
「当たり前だわ!お前はホモで俺のこと好きだと思っていたぞ!!!」
「おい、みんな見てるからやめてくれ」
「ああ、悪い(笑)」
「全く...まぁ、早く行こうぜ。お前とクラス一緒だったしな。腐れ縁もここまで来ると運命を感じるな」
「え?運命!?照れるからやめろよ...///」
俺は利根川を思い切りぶっ叩いて、先にクラスへと向った。
高校生活が始まるということもあり、自分でも気分が高揚しているのか、クラスに向かう足取りはとても軽く空が飛べそうだ。そして、自分のクラス1年2組へと着いた。
(よし、まずは1年。頑張ろう...)ガラッ
「え?は?」
驚くことにクラスのドアを開くと、そこには―
裸の女子が居た。
非リアの僕がリア充になるまで @hiria-01
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。非リアの僕がリア充になるまでの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます