ぼくら、陽のあたる場所で、きっとまた。

渡瀬八重

プロローグ

無限の可能性を持つ「彼ら」を、ワタクシは知りたいだけなのです。

それを行うことが、善なのか、悪なのか、ワタクシには関係のないことです。

それぞれの人生があり、それぞれの答えがある。怒りがあり、悲しみがある。

そして最後は感動に涙するのです。

これって面白いでしょう?

もちろん、ワタクシも一緒に涙することでしょう。


ワタクシは知りたいだけなのです。

それ以上でもそれ以下でもないのです。


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