まだ君を

今もまだずっとある 君の名残が

   僕を苦しめる



見ず知らずの他人を 君と重ね合わせ

それでも所詮は 他人で


  君とは似ても似つかなくて



「会いたい」と呟いても

    君には会えない



忘れようと もがけばもがくほど

君の記憶が鮮明に溢れてゆくばかり



どうして駄目なんだろう 君を忘れられないんだろう

もう一度だけいい「好きだよ」って聞かせて



君の笑顔が見たい 君に触れたい





遠くの空の向こうで 君は今

何をしているのだろう


少しでも 僕の事を

思い出す瞬間はあるのだろうか


僕はあるよ 君を忘れた事なんてない位に

無理に忘れる必要はないよ 誰かが言った


そうなのかな 

まだこのまま君を想い続けててもいいのかな



ねぇ










まだ君を────────────好きでいてもいいですか

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