縄文時代?と思って読み始めたのですが、独特の世界が作られた上質なファンタジーでした。少女三人から始まり、徐々に増えていく仲間たち。全員がそれぞれ事情を抱えているのですが、旅の中で成長したり向き合ったり、徐々に語られていくのが素敵でした。最初から最後まで、彼らの未来が気になりました。結末まで読みやすく、読後感もよい素敵な作品です。