やや粗さが残るものの、独特な世界観と個性的な登場人物が魅力の作品。
特にメインヒロインである『白子』ちゃんに勢いがあり、ほっこりとした萌えを感じられる。
また、あらすじには『チェス』というボードゲームがメイン題材のように書かれており、ルールを知らない者に取っ付きにくさを与えているが、本作はチェスのルールを知らなくても楽しめる内容となっている。
というか、チェスはあくまで舞台装置なので本格的なチェスの話を読みたい人には全く向かない。
アニメ化もした大人気漫画『咲-saki-』のような作品といえばわかりやすいだろうか。